俳句・詩

2020/08/04

クロカル超人が行く 133 横浜戸塚駅西口周辺 再開発商業施設『 トツカーナほか』

下記は10年前に書いたもの。

春の詩 トツカーナ考

その昔 歌人与謝野晶子が詠んだ 花の道 向ひて長く 白きかな 水の流れは 一筋にして 柏尾川の桜並木 そのまた昔は 東海道53次の宿場町 本陣跡の碑もある 異人さんも泊まった旅館もあった 歴史のある町 坂が多い町 そして企業城下町

花冷えのする夜
ぷらぷら過去をあるく

ここはアサヒストリ―ト
こちらはサンセットストリ―ト

まずはケーキヤとヨーフータベモノヤ パチンコヤとキッチャテン 角のカシヤ その左奥 テイショクヤ トコヤ モールはヨウフクヤ ごちゃごちゃ 角の交番の前のストリート フクヤ クスリヤ フロヤ サカナヤ スーパー ヤキトリ アゲモノヤ 戻ってアサヒストリート パーマヤの上が キッチャテン ギンコウヤ ホンヤ パンヤ オモチャヤ ニクヤ ツケモノヤ ケーキヤ カナモノヤ デンキヤ スーパー イシヤ その向かいが トケイヤ ヤオヤ ブンボウグヤ クスリヤ ちょっと手前の路地を右に シチヤ チュウカヤ ヤオヤ が見えるあたりを左折 ホンヤ ガクセイフクヤにハキモノヤ フトンヤ イトヤ ノミヤ チュウカヤ キッチャテン テイショクヤ タチグイソバヤ エイガカンにパチンコテン カイテンスシヤ

ほとんどアド街状態
メインストリートは
アサヒストリート

サブストリートは
サンセットストリート

ごちゃごちゃ
こちゃこちゃ

パチンコヤ ヤキトリヤ キッチャテン ハナヤ カメラヤ オニギリヤ キッチャテン クスリヤ ヤオヤ その先信号左にフロヤもあった

見るもの捜すもの
食べるもの遊ぶもの
みんな同居雑居状態

路地は一時期活性化した
ロジはマルかった
ヘビが昼寝していた 形

どこか垢抜けなかった
どこか置き去りにされた

鎌倉か
横浜

過去がほんのり透けて
見えた


2010年4月春 花満開に
風が舞う
苦節50年 踊る会議は
5000回以上とも

やっとこ
やっとこ
やっとこさ

サカス花はカシオリバー
ではなく
アタリヤはト―ス・カ―ナだそうな

君達 僕達
オバタリアン

ヨコがタテに
タテがテンまでノビソウ

ビルル ビルルッ
ビルル ビルルッ

ランドスケープ
カラーレイアウト
はタイジョウブ

タイシン
はダイジョウブ

食料品店のカジョウ
ブティックのハンラン

コンセプトは
ナンセンス

誰も今は言えない
誰も見たい

未来の 形

ここは誰が名付けたか
イタリア トスカーナ地方
否 TOTSUKANA SHOPLAND

あるぞ
あるぞ
そのかず80以上

さあさあ
泣き笑いの人生
まずは明るく笑顔で
はじまりだ

ここは新生地
TOTSUKANA
トツカーナ

スパゲッティヤ
が初登場
すでに人が一杯

A LA TOTSUKANA

複合施設には
TOKYU PLAZA
も入っている

メタモルフォーゼ

ジャズでもクラシックでもいい
カルチャーがほしい

2010.4.2 20:53

10年後のコロナ禍の夏、トツカーナは?

2020/07/24

【追悼詩】M・K君に捧ぐ一篇の詩

【追悼詩】 M・K君に捧ぐ一篇の詩


暑中お見舞い申し上げます

お元気ですか
体調はいかがですか

今書いている詩は
もうすぐ完成ですか

一篇の詩を送ります
読んでいただけますか

〈沈黙〉

また会える日まで
コロナには気をつけて

2020年 盛夏


君は何も語らずに
笑みを浮かべて
地球の台地に還った
沈黙は金と言いたげに
静かに

そうそう
君に告げるのを少し躊躇い
しまっておいた言葉

言葉の河へ
言葉の海へ


確かなことが一つ零れ
その波形がだんだんと
拡がって


いない
いる

柔らかく澄んだ
イメージと比喩のサーカスが
君のポエムの持ち味

深海に根を張って
楽しく踊っている

新年の手紙には
イメージの拡がりをみせた

おおらかな文字
書き改めた文字

全ては風になって
飛んでいった


いない
いる

君は一足先に
永遠を見に出かけた

ありがとう
さようなら

2020.7.24 0:50

関連記事❶を読むはこちら→https://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2019/10/post-9b0b6d.html
関連記事❷を読むはこちら→https://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2019/10/post-f2532d.html

2020/07/01

超人の面白ナンセンス詩 マスク

マスク

タイガーマスク
ライオンマスク

アベノマスク
フェイクマスク

ハウスマスク
ビルマスク
地球マスク





ピンク
グレイ

布マスク
市販マスク
手作りマスク
使い捨てマスク
洗えるマスク
子どもマスク

国産
外国製
医療用

ボロマスク
ポロマスク
黒マスク

ゆり子マスク
ポッチャリマスク
透明マスク
ナンセンスマスク

マスクよ
マスク

アメリカを見よ
ブラジルを見よ

Here in Japan
No mask no stay.
Peer pressure
On the train.

マスクよ
マスク

トヨタマスク
チャチナマスク
ユニグロマスク
キヨシマスク

マスクよ
マスク

作りすぎマスク
返品マスク
窃盗マスク
高額マスク
便乗マスク

マスクよ
マスク

この人を見よ
あの人を見よ

顔の見えるマスク
顔の見えないマスク

Let's wear a cool mask.
Save our species !

2020/05/11

コロナの季節

コロナの季節

春はあけぼの
夏は夜
秋は夕暮れ
冬はつとめて

清少納言は
平安の世に
見事に四季の魅力を
描いた

そして1000年後の今
日本の四季が
危機に晒されている

春の夜明けは蛙とコロナ
夏の夜は花火とコロナ
秋の夕暮れはこおろぎとコロナ
冬の早朝は氷とコロナ

コロナの季節の到来で
景色が色褪せモノトーンに

地球が泣いている

かつて『季節と運命』を謳った人も
心のリトマス紙に
プラスかマイナスか測れずさ迷い
吹くカゼに
すべてを託す

あなたノーマルですか

季節は巡り
コロナの季節が顔を出す
ニューフェイスはいつの間にか
季節の顔になっていた









2020/03/27

クロカル超人が行く 249 2020年(令和2年)千鳥ヶ淵の桜

数合わせ五輪延期の前と後

春なのにああ春なのに春コロナ

Dsc_0079

ボートがない彼女がいない淵さくら

Dsc_0077_20200326234401

黙ってよあなた桜が狂い咲き

Dsc_0073_20200326230001

デストピアテレスクリーンにアーチェリー


2020/03/07

超人のナンセンス詩・ライトバース 「コロナがころんだ」

コロナがころんだ


コロナがころんだ
パンダのくにからころんだ


てこんどーのくにへころんだ
ふじやまのくにへころんだ


ト―ム・クルーズ ころんだ
パスタのくに ころんだ


じゅうたんのくに ころんだ
コアラのくに ころんだ
せいじょうき ころんだ


みんなころんだ
どろんこ どんどん


コロナころころ
コロナころころ


さあ たいへん
はまってはまって


まるい ちきゅうを
ころんでころんで


ころころりーん
ころころりーん 第1連〈19行〉


コロナころんだ
コロナころんだ


トイレットペーパー ころんだ
マスク ころんだ
こめまでころんだ


きのうはなかった
きょうはめがでた


コロナがころんだ
コロナがころんだ


せいふもころんだ
やつらもころんだ


たいじできへんか
だいじなときに


コロナがころんだ
またころんだ


たいじできへんか
だいじはだいじ


あかん ぽかん
あかん ぽかん 第2連〈19行〉


コロナがころんだ
コロナがころんだ


ころんでころんで
ころんでころんで


ちきゅうのはてまで
いっちまえ


コロナがころんだ
いしゃもころんだ


ナロコ ナロコ
ナロコのナロコ


ちきゅうのなかへ
ふかくもぐって


コロナをやっつけよ
じんるいをすくえ  第3連〈14行〉


コロナがころんだ
コロナがころんだ


コロナがストレス
コロナがこわい


てすりあかん
せきあかん


がっこうあかん
かいしゃあかん


みんなころげている
コロナがころげている


ちきゅうじんはくちあけたまま


ポカン ボカン
ポカン ボカン


じんるいでらーめんくうてる 【註】第4連〈14行〉


コロナがころんだ
コロナがころんだ


ゆめのなかで
うちゅうじんがいった
ちきゅうでころびすぎて
コロナがしんだ  第5連〈6行〉


2020.3.7


【註】最後から7行目、「じんるいでらーめんくうてる」は、大阪は西中島南方にある人気のラーメン店『人類みな麺類』に肖った。出張の折りに何回か食べたことがある。淡麗系。特にチャーシューが柔らかくて美味。そのラーメン紀行文はこちらで読める→https://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2014/05/184-d6e8.html

2020/01/05

2020年 新年の詩 「2020ねん オリンピックいや」

2020ねん オリンピックいや


2020ねん オリンピックいや
トウキョウはオリンピック前から
外国人で溢れている

ゴールデン街
新橋の居酒屋
もちろんトウキョウ外の
富士山に
京都の祇園も

なぜか英語と中国語が
飛び交うジパング

おみやげはトウキョウ発の
カプセルホテル

ロシア
イギリス
シンガポール
そして中国

まだまだ増えそう
宇宙船カプセル号

2020ねんオリンピックいや
何やねんトウキョウ

ツキジを退かし
トヨスに移し
ついでにマラソンまで
北の大地サッポロに

オリンピックいや
暑い日に
タイフーが来るかも
みんな一つの資本に喰われ
クタクタになるまで戦うの

誰のため
誰のため

第一次大戦後のヨーロッパを
“荒地”と詠んだT.S.エリオット
そしていまチキュウは
温暖化・気候変動に苦しんでいる

すでに現実を
剥ぎ取りはじめた

北極・南極の氷河の溶けかたが半端ない
オーストラリアの山火事の大きさも半端ない
フィリピンや日本のスーパータイフー
西インド諸島やアメリカの大ハリケーン


チキュウが壊れているのに
チキュウが荒地化しているのに
お祭りしてていいの
あと10ねん もたんかも

争いはハケン主義のエゴのカタマリ
資本主義も社会主義も
右も左も
チキュウという泥船に乗っている

チキュウを救え
チキュウを救え


人間の側に寄り添うことが
できない為政者よ
シンジロウ
シンジオウ
なんてまっぴらおかしい

2020ねんオリンピックいや
やめとけばいいのに

年のはじめに
脱出劇とは大胆不敵
ビックリぽんや
浮かれたジパングに
鐘をひとつ鳴らして消えた

飛んでイスタンブール
ああ 異邦人

2020ねん オリンピックいや
ニーゼロ ニーゼロ

閉じた響き
いややねん


2020.1.5



2017/08/17

草野心平詩集(岩波文庫) 『乾 坤』抄から 噛む 少年思慕調

噛む

少年思慕調

阿武隈はなだらかだつた。

だのに自分は。
よく噛んだ。
鉛筆の軸も。
鉛色の芯も。

阿武隈の天は青く。
雲は悠悠流れてゐた。
けれども自分は。
よく噛んだ。
国語読本の欄外はくしやくしやになり。
活字の行まで噛みきると。
空白になつた分は暗誦した。


小学校は田ん圃の中にぽつんとあり。
春は陽炎につつまれてゐた。

だのに自分は女の子の胸にかみついて。
先生にひどくしかられた。

ゆつたりの薄の丘や。
昼はうぐひす。

だのに自分は。
カンシャクをおこすとひきつけた。
バケツの水をザンブリかけられ。
やうやく正気にもどつたりした。

指先の爪は切られなかつた。
鋏のかはりに。
歯で噛んだ。

なだらかな阿武隈の山脈のひとところに。
大花崗岩が屹ッ立つてゐた。
鉄の鎖につかまつてよぢ登るのだが。
その二箭山のガギガギザラザラが。
少年の頃の自分だつた。

阿武隈の天は青く。
雲は悠悠と流れてゐたのに。

この詩は少年時の回想だが、筆者も二箭山には従兄弟の案内で登った。鉄の鎖でよじ登ったあとの頂上から眺めた秋晴れの景色は絶景だった。その従兄弟は大分前に死んだ。

2017/01/05

超人の新年の詩 2017 ニュースピークの幻影

新年の詩 2017

ニュースピークの幻影

穏やかに流れてゆく
新年の陽光に
誰かの展示会のタイトル
陽光礼讚がかぶる

日はまた昇る
日はまた笑う

誰もが特別な朝に
願うのは平和

緩やかに流れてゆく
新年の陽光に
小さな庭の赤い薔薇
陽光礼讚が似合う

日はまた昇る
日はまた笑う

世界はことばの限界を
露呈し始めて
取り付く暇もなく漂流

ポスト トゥルース
ニュースピークの幻影

羅針盤が壊され
新たな航海が視界ゼロに

果てしなく続く局地戦

武器をさらば
武器をさらば

何時になったら
止められる 暴力

非戦の誓いは
本当に来るのか

それでも日は昇る
それでも日は笑う

2016/04/26

詩「日常」

日常

頑なに生きることは
日常を渡り歩くこと

誰にでもない
誰かのものでもない

認識をも押しやって
ひとつのものへ収斂してゆくこと

明日はと準備する
誰もが
一人生きることを
(おお それこそ黄金の搭)

望みながら
明日という日常をたずさえても
ぶらつけずに籠るのだ

頑なに生きることは
仔細な日常を歩行すること

おまえにでもない
おまえらのものでもない

みんな誰もが
言葉を
言と葉に分解しては
もとに戻らぬ不快さに

嘆き
或いは 悲しいという
或いは 淋しいという

何だか動物たちの声に響く

季節は春を告げるというのに
白々した日常の
大きな倦怠の欠伸
だが 動物たちの声は
不協和音などという
高尚なメロディーを轟かせはしない
太い低音の合唱で
始まり終わる

頑なに生きるとは
日常を
何でもない日常を
掘り起こす生の修羅場

ハンマーをふりあげ
血と汗に沁みながら
頭蓋骨と肉体とを活き活きと

そうして
全行程を日常に費やすことだ


この4月に起きた熊本大地震、かけがえのない日常がふっ飛び、一変して過酷な惨い日常が立ちはだかっている。私たちにはたくさんの覚悟がいる・・・。熊本出身の政治学者姜尚中氏や医師で日本医科大学特任教授海原純子氏の最近の記事に触発されて「日常」という詩を想い出した━。

より以前の記事一覧

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31