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2020/08/08

超人の面白読書 151 田村紀雄著『自前のメディアをもとめて―移動とコミュニケーションをめぐる思想史』2

面白かった。読みやすく書かれているので頭に入りやすい。聞き手の黒川創氏(『鶴見俊輔伝』の著者)の引き出し方も上手い。田村紀雄先生の生い立ちと業績が手に取るように理解できる。

「学問のエトスに対する追加メモ。学問とはもちろん、職業的か否か、を問わない。知的関心への生涯をかけた追求だろう。行き先にはレールはなく、ドグマ、イズムによらない。生活のなかから実る。仕事の倫理も、そのなかからだろう。学問を生活の手段にする気は、なかったとおもう。いきること、たたかうこと、のなかで知的関心は育つとおもう」(本文P.209)

ここに田村先生の営為が端的に表現されていて、民間学者、市井の人の生きざまがみえる。

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