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2020/07/05

超人の面白読書 雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策 6

超人の面白読書  雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策
【その3】

数日後資格があるため否が諾になった。私はジャーナリスト用の調整された隔離部屋に入らなければならなかった。感染防止の規則のリストはシングルスペースで4ページに達し―本当は使わない―公衆トイレの使い方についての但し書きも含まれていた。シナリオ6つで構成されていた。それは「私企業設置の公人の面接」、「個人の屋外設置での面接」で、各人の扱い方を詳しく指示してあった。「仕事場での公務員の面接」が許されていたが、様々な条件が付いていた。(「公共団体の部長は、面接を受けないとしても、知らされ面接した人に告知しなければならない。ジャーナリストはサイトを見れない。案内人でさえ。しかし、面接用スペースだけは見ることができる」)
アイスランド航空はこの時点ではボストンからの散発的なフライトを除いて、アメリカからのサービスを中断していた。私が離陸した日の土曜日はローガン国際ターミナルは厳粛で霊廟のような静けさだった。航空券1枚でもカウンターは閉まっていた。機内で私は200席近くのうち満席の14席を数えた。私は前の列にいた1人の女性と少し話した。彼女はアイスランドのサッカー選手のフィアンセを訪ねるところだった。しかし不幸にも彼女は最初の2週間は別々のアパートで過ごさなければならないだろう。
明らかに数か月は設置されていなかった機内の雑誌は、雪の中で休暇を楽しむ人たちの写真で一杯だった。それは他の時代の遺物として輝く刷り物として読める。乗務員の一人が私に言ったのは、パイロットを含むすべての同僚のほとんどが3ヵ月の告知を告げられたことだ。彼らは臨時便だけ搭乗していた。一般的には憂鬱になるにもかかわらず、どこかへ飛んでいけるスリリングな面があった。前週の8週間、私が行った最も遠いところは酒屋だった。
アイスランド国際空港ケフラビークに着いたとき、私は良心の最初の危機に直面した。様々な活動が制限されるなか、知ってはいたがショッピイングはできた。しかし、アイスランド航空は夜の10時でフライトの食事サービスは中止していた。免税店には入れたか。実行したのだ。その夜の夕食はビールとリコリス(甘草)だけだった。
次の日ステファソンがホテルに私を迎えに行くことを申し出た。(危機2。「面接をした人は隔離したジャーナリストからできるだけ大きく2メートルの距離を開けなければならない」)わたしがポルシェに乗り込んですぐに、彼がどこの出身と質問した。私が西マサチューセッツと答えると、「恐らく世界一退屈なところだろう」と高らかに言った。
71才のステファンソンは背が高く、広い肩幅を持ち、白髪でヘミングウェイ張りの白い顎髭を生やしていた。80年代と90年代はほとんど彼はアメリカに住んでいた。シカゴ大学で教え、その後ハーバード大学で教えた。病気と遺伝的変化の関係を研究するため、国の小さな近交的集団を使うという考えを抱いて帰国した。これは以前人間のゲノムは規則正しく配列されていた。ステファンソンは海図のない海を航海していた。彼はデコード社を設立し大企業に育てたが、他と同じく2008年の金融危機で破産した。デコード社は現在「アムゲン」というアメリカのバイオテク会社が所有している。会社はレイキャビークの地方自治体の空港からほど遠くない、なめらかで金属加工が施されたビルに入っている。地下の冷凍貯蔵室には大雑把にいえば、国の2人に1人の18万人のアイスランド人の血液サンプルが貯蔵されている。

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