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2020/07/10

超人の面白読書 雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策 11

超人の面白読書 雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策
【その7】

ミュラーはパソコンにグラフと図表を描いた。これは一人あたり他の北欧諸国よりまた、イタリアやイギリスよりも多く症例があったことを示していた。アイスランドの北西のボルングアルヴィークの町やウェストマン諸島、南の海岸沖の列島では自宅治療で発生し、ハンドボール大会で始まったようだ。
「最初の数は恐ろしいほどだった」ミュラーは語った。国の成功は早い時期にスタートしたことで、取扱件数を低く抑えられたと考えている。アイスランド大学病院と伴走している“3人組”は、1月にミーティングを始めていた。「中国で何が起きているのか」彼女は思い出した。「私たちは緊急事態局や道路でさえ人が倒れて死んでいる写真を見たんです。だから何か恐ろしいことが起きたことは確かだった。他の国に拡大するかは知らなかったんですよ。チャンスがなかったから準備したのです」「例えば、国が医療従事者に対して充分な保護装備を用意していなかったから、病院関係者がすぐに防護衣をもつと多く買い始めたんですよ」
一方、ミュラーは“バックアップ”チームを立ち上げ始めた。「アイスランドでは皆が知り合いなんですね」と彼女が言った。「私はアイスランド医療学会長で看護学会長に電話を入れました」最近退任したばかりの他の仕事を続けた看護師で緊急事態に署名した人だ。新しい症例がすぐに診断されスタートすると、パンデミックで閉めていたオフィスの医師と共に、バックアップチームが電話で人びとをカウンセリングした。「もしあなたが70才で血圧が高ければ、毎日電話できますよ」ミュラーが私に語った。「もしあなたが若くて健康ならば、1週間に2度で良いかも知れません。これで数少ない病院入場許可や集中治療の許可が得られたことになるんです」

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