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2020/07/07

超人の面白読書 雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策 8

超人の読書 雑誌『ニューヨーカー』を読む アイスランドの新型コロナ感染拡大克服策
【その5】

一方、デコード社も陽性に戻ったアイスランド人すべてからウィルスを配列していた。ウィルスが人から人へ移ると突然変異を取り出した。これらを分析することで遺伝学者は、病気の拡大を地図化できる。発生の初期段階ではイタリアアルプスからアイスランドへ帰国した旅行者が最初の感染者だと思われていた。しかし、デコード社の研究者が発見したのはイタリアに注目している間に、ウィルスが静かにイギリスをはじめ他のヨーロッパ諸国へ紛れ込んだという事実だ。アメリカの西海岸の旅行者がある系統で、もうひとつの系統は東海岸から持たされをたものだった。東海岸のものはイタリアあるいはオーストリアからアメリカへ輸入されヨーロッパへ戻ってきたのだ。
感染した人のウィルスを順序よく配列することで、デコード社の研究者もまた、いかに感染拡大したかについて仮説を立てることができた。「最大の関心事はすべてのデータに子どもが両親を感染させた症例がたくさんあることだった」ステファンソンが私に語った。ステファンソンは度々アイスランド政府を批判している。彼は漁業会社の経営から病院の財政まで幅広い問題について新聞で頻繁に意見を述べ続けてきた。(数年前に彼はある嘆願書を閲覧した。それは政府が健康管理にお金を費やすことに成人人口の3分の1が署名したものだった)彼はいつ何時も必ずと言っていいほど大臣と次から次へと口論になった。3月にアイスランドデータ保護局が、デコード社の要求について即座にルール化はできないと言ってきた。ステファンソンはフェスブックで長い間非難してきた。しかし、私がステファンソンにアイスランド政府の新型コロナウィルスに対しての応えを訊ねると、彼は親切な言葉をかけてくれただけだった。

閑話休題。改めてアイスランドの地理的位置を地球儀で確認したら、今更ながらアメリカからはそう遠くない位置にあることが分かる。極東の日本からはやはり遠い―。そして、この小国は遺伝子研究では先進国なのだ。

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