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2020/05/06

超人のコロナ感・考 3

毎日新聞「時の在りか」の伊藤智永のコラムもコロナ考。ペスト大流行で大学が閉鎖され、田舎でニュートンがリンゴの実が木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したという話は、フランスの哲学者ボルテールの作り話だったらしく(講談社学術文庫 佐藤満彦『ガリレオの求職活動 ニュートンの家計簿』をおすすめと)、半分怪しいと書いているが、疫病の文明論的論調に少し苦言を呈しながら次のように書く。

今起きていることは新しいか。最大の感染国はなぜ米国か。自国優先主義、国境強化、交易制限、政治家のウソとごまかし、指導者が科学と真実と正義と公正と配慮と節度と自由と人権に背いていると知りながら支持してきた世論、市場と金融と情報通信技術の前に無力な国家、その情報産業と国家に監視してもらいたがる民衆。思えばコロナ危機下の異世界は、感染爆発の前からあった変化を濃密に増幅させたにすぎない。(中略)ニューヨークでは重傷者が人口呼吸を拒むという。装着されたら十中八九死に至る惨状を患者も知っているからだ。付けなくても多くはじき亡くなる。医療崩壊の現場から伝えられる報告に言葉をのむ。

コロナ禍には古くて新しい問題が横たわっているということか。コロナにかからないことに越したことはないのだ。新コロナに罹患した人の体験談をネットで読んだが、それは想像を絶する喉の痛みや呼吸困難が伴い、生きた心地がしなかったという。人に移さない、移されないことを皆が共通感覚として持つことかも知れない。

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