« クロカル超人が行く 249 2020年(令和2年)千鳥ヶ淵の桜 | トップページ | 公文書問題考 »

2020/03/31

コメディアン・タレントの志村けんの突然の死

元ドリフターズのメンバーでコメディアン・タレントの志村けん氏が新コロナウィルスに感染し死去した。享年70歳。主にテレビから茶の間に笑いを届けてくれた。筆者的には人気番組「8時だヨ全員集合」のヒゲダンスコーナーやその後の志村けんの大丈夫だあやバカ殿シリーズが印象的。“バカ殿”死す、はあまりにもショッキングな出来事で、芸能界ではまた一人偉大な芸人を失ったことへの失望感は計り知れないはず。ご冥福を祈りたい。ありがとう、たくさんの笑いを提供してくれて、志村けん !! (2020.3.30  16:50 記)

コメディアン志村けんの笑いを誘うもとは、実は場末の食堂だった。そこで人間観察を勉強したとは身内の証言。ネタバレ的な川越のラーメン屋の話をテレビで視聴したが(NHKの番組「ファミリー ヒストリー」の再放送)、ラーメン屋の母子の仕草を志村流マジックで笑いに変えていたとは流石である。また、ビートルズ来日公演のエピソードはあちこちで聞かされているが、志村けんもその類いの人だったとはオドロキだった。高校の女友達にたまたま当たったチケットを譲り受けてコンサートを聴きに行ったとか。
古川ロッパ、花菱アチャコ、横山エンタツ、柳家金語楼、榎本健一、堺駿二、三木のり平、藤山寛美、クレージキャッツ、てんぷくトリオ、藤田まこと、白木みのる、渥美清、萩本欽一等々思いつくまま書いたが、笑いの歴史は、人間の歴史そのもの。大衆演芸が東京はじめ関西、名古屋などで隆盛を極めやがてテレビの登場で一気に人々の間に浸透していった。筆者的には10代の頃からテレビで漫談(牧紳二やケーシー高峰など)などをよく観ていたし、それこそドリフターズは、志村けんが入る前からTBS夜の番組「8時だヨ全員集合」で観ていた。新たに志村けんが参画してさらにかけ漫才、ドタドタ劇、瞬間芸に磨きがかかった。特にリーダーのいかりや長介や加藤茶とのスピーディーな舞台まわしは秀逸。観客は主に子どもで、加藤茶が会場向かって「~はあ、ビバノンノン、~歯を磨けよ」で終わる名セリフは今もって筆者でも耳に残っている。音楽バンド&コメディ―タッチの笑劇は笑いが半端なかった。「ファミリー ヒストリー」で身内の一人が語っていたが、はじめの3年くらいは泣かず飛ばすの笑いの取れない日々が続いて悩んでいたという。バカ殿にみられる志村けんの独創的な瞬間笑劇は、そんな苦労を肥やしにして出来上がっているのかも。人を笑わせる、楽しませるにはそれ相当のエネルギー、サービス精神がいる。彼はそれをやってのけたのである。人を笑わせることが本当に好きだったのだ。

« クロカル超人が行く 249 2020年(令和2年)千鳥ヶ淵の桜 | トップページ | 公文書問題考 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« クロカル超人が行く 249 2020年(令和2年)千鳥ヶ淵の桜 | トップページ | 公文書問題考 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31