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2018/01/14

超人の面白北欧映画 ノルウェー映画『ヒットラーに屈しなかった国王』続々

藤原帰一氏は前述の毎日新聞のコラムで書いている。
「国王がドイツを拒む姿には感動があります。国民に責任を負う者が国民を見捨てることはあってはならない。ホーコン7世は、君主のエゴや国家の大義ではなく、ノルウェーの立憲君主制という制度と、国民への責任からドイツの要請を拒みました。
これが、ノルウェー国民が忘れてならない過去なのでしょう。ひねりや工夫のない、直球だけで投げたような映画ですが、それだけに印象が強い。小国の意地と誇りを感じました」
また、映画監督の井筒和幸氏は、自身のコラムで(『週刊現代』の井筒和幸の映画監督ムービーメーカー)次のような監督らしいユニークな映画評を書いている。
「ハリウッド製では味わえない深刻な緊迫感で見せていく作り手たちの手腕にも、そして、すべての俳優らの即興演技にも脱帽だよ。ガキのじゃれ会い映画しか作れなくなった邦画界。自然さがまったくない、セリフセリフした言い回ししか出来ない今の俳優モドキは、これを観て、一から勉強し直したらどうだと思ったよ。中略。『私はノルウェーで唯一、国民に選ばれた国王』とキングが自負してきた国。だから今も世界幸福度も民主主義も第1位なのか。戦前、キングではなく、エンペラー(皇帝)がいた某国の今の有り様も改めて考えさせられたよ。年の瀬に良い映画を観た」

「昭和天皇は国民と共に歩んだ。映像に映ったホーコン7世の決断は昭和天皇の言葉と重なった。生涯2度自分の意思で決めたことがある。2.26事件とポツダム宣言だ」(皇室ジャーナリスト・神田秀一 映画 『ヒトラーに屈しなかった国王』のチラシから)

雪のなか、老人が子どもとかくれんぼをして遊んでいる、一見のどかで静的な映画のスタートシーンと村人と共に雪の原野を命がけで逃げる国王の緊張感漂う動的なラストシーンの対比も見もの。

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【https://www.filmweb.no/film/からの画像】

この映画についてノルウェーのネットを見るはこちら→
https://www.filmweb.no/film/article953091.ece

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