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2016/07/27

超人の面白ラーメン紀行 214 神田神保町『きたかた食堂』

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神保町の靖国通り沿いの『富士そば』があったところに、2016年7月19日にオープンした『きたかた食堂』。蔵出し醤油らーめん、清湯醤油、中太平打麺それに静岡県清水港の鮪が売りのニューウェブ系喜多方ラーメンだ。開店してまだ1週間、若いスタッフが明るく振る舞っていたが、まだ慣れていないせいか段取りが悪く、注文の品を間違えて客を不愉快にさせた場面も。そこは若者組、丁寧な客さばきで一件落着。
筆者が入った午後2時頃には蔵出し醤油らーめんは売り切れだったので、味噌らーめん(700円)を頼んだ。カウンター中央の左寄りに座り、注文の味噌らーめんを待った。厨房では鮪が中心の海鮮丼が盛り付けられていた。え、海鮮丼も扱ってるんだ、と多少不思議感が。うちは清水港の鮪をリーズナブルな値段で提供できるんです、と男性店員。鮪はラーメンと合うんですよとも。見れば壁に鮪とラーメンとの相性の良さをアピールした文字が一杯。それにつられた魚好きの筆者がサイドメニューの鮪の刺身(480円)を追加注文。初めは海苔で巻く鮪を出してきたが、お客さん、鮪の刺身でしたかと聞き返されたので、そうですと言ったら出してきたのが上の写真。柔らかくて新鮮な大トロと中トロ。美味。初めに出された巻きの鮪はサービスしますと女性の店員。ラッキーである。さて、肝心の味噌らーめんはスープがまろやか、太平打ち縮め麺に馴染む感じ。味噌味は近くの札幌ラーメン系の『うち田』と通じる味かも。生っぽいモヤシのシャキシャキ感はないものの、こちらの方がやや洗練された印象を受ける。トッピングのメンマ、刻みネギは定番のそれ、チャーシューは歯応えがあって噛み具合、味ともまあまあ。筆者的には海苔がほしかった。
それにしても思い出されるのは、もう25、6年前にJR代々木駅徒歩3分のところにあった喜多方ラーメンの店だ。当時勤めていた会社の同僚が、JR代々木駅に喜多方ラーメンの店が出来たのを知ってた?と訊かれて訪ねたのだった。味噌味、縮れ麺、メンマなど新しい感覚のラーメンで店内も蔵の街をイメージした造りになっていた。その駅前通りの左角にあったラーメン店が喜多方ラーメンとの初めての出会いだった。東京進出のさきがけとなった店かも。筆者が飽きたのか、しばらく喜多方ラーメンから遠ざかっていたのだ。そして久しぶりに入った喜多方ラーメン店は、若者組が運営するキタカタ ニューウェーブが担うコンテンポラリーな店として発信し始めたようだ。

『きたかた食堂』1.スープ★★2.麺★★3.トッピング★☆4.接客・雰囲気★☆5.価格★☆


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追記 醤油らーめんが食べたくてこのあと2度ほど訪ねたが、いずれも売れ切れと言われた。がっくり。実は醤油らーめんはすでに止めてるみたい。それならそれなりにメニューから外すなりきちっとした対応をしてもらいたい。タンタン麺を出すとか予告もいいけれど、要はブレないで営業してほしい・・・。

追記2 蔵出し醤油らーめんが間に合わなかったのか(どこまで本当なのかは分からないが)、今度は店に8月8日再開決定と貼紙が。偶然に店の前を歩いて気づいた。今日この店は閉まっていた!(2016年8月3日 記)

追記2 8月8日、生前退位の意向を示されている天皇陛下の異例のお言葉がメディアで流れる日の午後2時過ぎに再三チャレンジして「蔵出し醤油ラーメン」をゲット。値段はまあまあ(650円)だったが、味はチョット、ゴメンといったところ。ありきたり、またしても肩透かしだ。

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