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2015/04/13

クロカル超人が行く 173  町田市民文学館「常盤新平展」 余滴

常盤新平は作家小林信彦氏とは仇敵だった。

常盤新平の直木賞受賞作品『遠いアメリカ』の一篇「遠いアメリカ」を読み終えた。ネットで取り寄せた古本だが、ところどころに中高年の女性の書き込みがあって些か閉口気味。安価だったから致し方ないと思って読み始めたのだ。六本木などの都会を舞台にした自伝的色彩の濃い青春小説なのだが、この作品の直木賞受賞を巡って作家の小林信彦氏が噛みついた。実は、『遠いアメリカ』の一篇を読み終えた時点で、その時の選考委員と選考評に興味があって調べてみた。その前に、常盤新平について一応おさえておこうとネットで検索をかけてみたら、作家の小林信彦氏についての比較的長い記述があった。雑誌「ヒッチコック・マガジン」の編集委員の交代劇ー編集長の江戸川乱歩が本人に解雇理由を告げず、後任に常盤新平が着任した話ーについて、表では褒めちぎり裏では引きずりおろしを演出したとして、小林信彦氏が“ボクトツにてロウカツ”の言辞を引用しながら執拗な攻撃を加えた。それは直木賞受賞時にも現れていて、常盤新平の選考委員に対する根回しがあったから(執拗な持ち上げ)賞にありつけたというのだ。もう28年前の出来事だ。余談だが、この年は筆者が最初にニューヨークに行った年でもある。〈続く〉

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