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2015/03/08

クロカル超人が行く  171  国立 鰻店『うなぎ 押田』 4

青春時代パート2の話に夢中になっていて、鰻の肝2本がテーブルに供されていたのを忘れていた。鰻の肝なんぞ、そんなそこらじゃ食べられない逸品なのだ。これはぜひ召し上がりたいと思っていたもの。粋な計らいでありつけたことに感謝である。生ビールが3杯目?あたりで鰻の肝を食したが、美味いのなんの、手が付けられないほどの美味。肝は思ったより柔らかく、そんなに甘くもなく、タレのつけ具合も最高だ。口の中では香ばしさも手伝ってか、焼鳥を食べているときとは違って抜群に食感がいい。生ビールが進むわけである。話はこんなことにも及んだ。
「A君、貴君それに私の3人一緒に駅前でラーメンを食べたね。A君覚えている?家が薬局雑貨屋の」
Y君が昨日行ったかのような話振り。記憶が鮮明なのだ。
「当時ラーメン1杯、確か100円だったかな」
Y君が続けた。
「うーん、細面の人かな」
筆者は記憶を手探り始めた。A君は街中育ちのせいか少し気障っぽかったか。ラーメン店、where ?

そうこうしているうちに本日のメインディッシュの鰻の白焼きがお重に乗って供された。
「滅多に食べられないものかも」
店主が腕によりをかけた自慢の一品で、美味しく召し上がれとのサインを送ってくれた。その声は暖かい心の声だった。
「白くふわふわ感たっぷりで超柔らか、しかもシンプルな味わい。美味しい」
店主に言われるままワサビをつけて食した。こんな食べ方は初めてだ。疲労回復にもってこいの鰻は、食感もいいので思ったよりたくさんの鰻好きがいるはず。が、筆者も含めて大抵の人は安どんぶりチェーンの中国産などを食べているのだ。神田駅西口そばには四万十川清流の鰻を使用した比較的安い鰻店がある。昼飯によく通ったものだ。もう大分前である。変わったところでは、横浜の山下公園入口に鰻を使ったデンマーク料理を出す有名な『スカンディア』がある。このコラムの冒頭で言及した通り、今や鰻は高嶺の花なのである。〈続く〉

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