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2013/11/28

超人の作家の文章披瀝 詩人西脇順三郎「ニューヨークと近代美術」 4

私はセザンヌ、ピカソ、ゴーガン、ゴッホ、マティスなどの作品は大体カラー•プリントや写真で知っているはいるが、大部分本物を見たことがなかった。40年前、私はロンドンでもマティスやセザンヌやゴッホなどは相当数多く見ることが出来たし、ピカソやマティスはパリの画商の店で見ることが出来たけれども、今日のロンドンやニューヨークなどでみられるような数多いものではなかった。
ぶらっとニューヨークの有名な「近代美術館」にはいってみた。ピカソの「ゲルニカ」があった。また「アビニョンの娘たち」があった。私にとっては全く発見のおどろきだ。この絵はキュービズムの絵としては初期のもので、私はこれより後のものはあまり好まない。これは1907年の作だ。1932年の作「鏡の前の少女」もあったが、それほど私には面白く思われなかった。ピカソの絵の前に立ってみると、私はいつも見世物をみる時のような感じがする。どこかで客よせの声がする。〈つづく〉

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