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2013/07/29

超人の面白映画鑑賞 イングマール・ベルイマンの初期作品『野いちご』と『処女の泉』

渋谷の映画館「ユーロスペース」で始まったイングマール・ベルイマン映画のデジタルリマスター版での上映第二弾。今回は1956年の第10回カンヌ国際映画祭審査員特別賞作品の『第七の封印』、1957年の第8回ベルリン国際映画金熊賞受賞作品の『野いちご』それに1959年の第33回アカデミー賞外国語映画賞作品の『処女の泉』の初期3大傑作。20130731120937_00001
【写真は「ユーロスペース」のパンフレットより】

筆者は酷暑の中、ゲリラ豪雨が来ないことを祈りつつ、渋谷の道玄坂の映画館「ユーロスペース」に向かった。昨年12月に上映された『秋のソナタ』に続いてのベルイマン作品鑑賞のためである。渋谷の人混みの中を掻き分けて真っ直ぐに目的地へ。到着したのはなんと上映開始の1分前だった。ネットで書いてある案内で3本、1500円と思っていたら、当映画館は“名画座“ではありませんとチケット売り場の受付嬢に言われた。各作品、1500円ときちっと書いておかないと勘違いする人もいると筆者が指摘。『野いちご』と『処女の泉』を続けて鑑賞。
『野いちご』は人生の終焉にさしかかって小旅行する老医師が、短い一日を通して人間の老いや死や家族を、夢や追想を織り交ぜながら描いた映画。青春の叙情的な象徴としての野いちごがこの映画のタイトル名。人生の豊饒さと優しさに満ち溢れた作品。成功者として名誉博士号を授与される老医師にも、夢にまで出てくる青春の甘酸っぱさがあったこと、息子の妻が同伴する小旅行では青春を過ごした家の周りにあった野いちごを案内、それは青春時代を過ごした、男女間の懐かしい一コマ、車中で息子のことを語る息子の妻、老母見舞い、また、イタリア行きの若い男女に出会い世代間を超えた優しい交流を、たまには“交通事故”もー。旅は道ずれ世は情けを地でいく。やがてルンド大学での名誉博士号の授与式に出席、祝福のうちにそれも無事終える。息子夫婦も仲直り、家の外ではイタリア行きの若者が歓喜の歌を披露、家政婦に最高の日と祝福され、老医師は平和のうちに眠りにつく。
誰でもやがては味わう老後、大事な人生の充実感をいかに味わうかと問うた作品。何でもこの映画の着想はベルイマンの出身地ウップサラに行く途中に浮かんだとか。出演はビビ・アンデショーンやイングリッド・チューリン、ヴィクトル・シューラストルムなど。女優のあやしい演技が光るが、主旋律は哲学的。56年前の映画だが現代でも充分に通用するテーマ、否現代に生きる日本にとっては更に深刻かも。映画のタイトルの『野いちご』からの連想だけでは全体のストーリーは掴めなかった。もっとロマンチックなものとずっと考えていたのだった。
午後3時から始まった2本目は『処女の泉』。ベルイマンが黒澤明監督の作品『羅生門』に感銘を受けてできた作品といわれている。清らかな少女に起こった悲劇と父親の痛烈な復讐を描いた名作。北欧独特の光のコントラストが見事。出演はマックス・フォン・シドー、ビルギッタ・ヴァルベルィ、ビルギッタ・ペテルソン、グンネル・リンドブロム他。
ある本によれば、この映画の直接の題材はスウェーデン南部のイェトランド地方に伝わるバラード『浮浪者の処女殺し』から取られたらしい。しかもスウェーデンの中世を題材にしている。スウェーデンの最初の宗教は戦いの神オーディンを中心とする自然神的多神教だったが、9世紀前半ごろから急速にキリスト教ーカトリック教にとって代わられた。しかし、民間、特に下層階級には、古来の信仰も長いこと根強く残っていた。この映画のテーマは、そうした時代と社会とを反映している。
浮浪者に処女殺しをされた父親の復讐は凄絶で聴衆の目に鋭く焼き付き、心にもぐさっと来るものがあった。迫力満点の演技。浮浪者の犯すシーンも凄まじいが、それにもまして感動的なシーンは、娘の死体を抱き上げた後その亡骸の前で父親が叫ぶシーンだった。父親が神に向かって痛烈な祈りを捧げる。神の存在する余地がないほど、哲学的な命題が露出する。復讐と異常な殺人の後の祈り。ラストシーンは死体のほとりから自然に湧き出た水だ。やがて清らかな泉に。父親はここに教会を建てることを誓う。
今回ベルイマンの初期作品『野いちご』と『処女の泉』の2作品を鑑賞したが、これらの作品に共通していることは、一見静と動のコントラストのようにみえて実は二つとも神の赦しの問題を扱っている。Gods silenceー。ベルイマンは牧師の息子で権威主義的だった牧師の父を長い間嫌っていたー。


残りの一本『第七の封印』はかつてテレビで観たので今回はパス。

追記 この7月30日でベルイマン監督が亡くなって丸6年が経った。(2013年7月31日 記)

2013/07/28

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 24 Japanese restaurant 『KODAMA SUSHI』

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ビールとムール貝で最初の店を切り上げていよいよ次の店へ。これまた近くの場所にありますジャパニーズ・レストランに入りました。8番街側から入り、鰻の寝床みたいな狭いところを通ってカウンターのありますメインのフロアに着きました。やはり店全体が見渡せますカウンターの右端に座るすることにしました。
筆者が思っていましたより広いスペースでしかも寿司だけではなく焼き鳥、天ぷらなどいろんな日本食が食べられます。この店はぶらっと立ち寄りました。このジャパニーズ・レストラン『KODAMA SUSHI』は、開店30年以上の老舗の日本料理店で、何でもオーナーは麻雀で開店資金を捻出したほどの伝説的な人物です。そう言えば、この店の名刺もオーナーの似顔絵入りでした。筆者は普段寿司屋にはほとんど行きません。その昔ー20年以上前でしょうかー勤めていました会社の近くにこぢんまりした寿司屋がありまして、昼時か夜時かは忘れましたが、チラシ寿司を酢抜きでお願いしましたところ、えらく怒れた記憶があります。筆者は酢が苦手なので梅干しもまだ満足に食べられないでいます。酢を使うとしたら餃子のタレに少々入れるぐらいです。

2013/07/27

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 23 シアター ・ディストリクトにある地中海料理店『L'ybane』

『Birdland』はそういうことで入れませんでしたので、近くの店を物色することにしました。8番街44丁目付近を歩いていましたら、入口で静かな声で呼び込みをしている細身のワーキングウェアを着た女性の店が目に留まりました。客もいましたので入ることにしました。入りますと左側にはカウンター、右側にテーブル席がありましたが、ずっと奥の方まで行きましてテーブル席に座りました。筆者の席より奥の壁側のテーブル席には地元のファミリーが食事を楽しんでいました。ヨーロッパ中世を彷彿させるインテリア、壁にはフェルメールの「牛乳を注ぐ女」の複製画が掛けられていました。

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まだ夕方、客足も疎らな時間帯でしたが、独りで切り盛りしていますホール担当の男性がメニューを持ってきました。生ビールを下さいと筆者。シティフィールド球場に行って余りにも暑かったせいなのでしょう、ビールの美味かったこと、至上の喜びでした。この店では生ビールの種類も豊富でスタンダードのものから黒系、フルーティー系、多少ビターなものまでいろんなビールのバリエーションを楽しむことができました。ホール担当の男性にここは何の店と出し抜けに訊きましたところ、Mediterraneanですとの返事。これで咄嗟に浮かんだのがあのバケツ一杯に出てくるムール貝でした。ホール担当の男性にムール貝を注文しました。彼は奥さんを追ってフランスからニューヨークに来て4年になると言ってました。バケツ一杯に入ったムール貝は確か17.5ドル。ムール貝を持ってきてくれたのはチャイニーズ系の若い男性でした。ビールを飲みながらムール貝に舌鼓、格別でした。メニューを見るとエビなどの魚貝類、パスタ、サラダ類が豊富ですが、なんと言ってもワインが豊富なみたいです。ビール3杯(21ドル)、ワイン1杯(11ドル)とムール貝(18ドル)で63.44ドル。8.875の売上税を含めまして。住所は709 Eighth avenue , New York。


2013/07/24

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 22 Japanese restaurant 『KODAMA SUSHI』その前に

It's a boy.今朝のABCテレビが伝えた、イギリスのロイヤルファミリーに新しいベイビー誕生のニュース。王位継承に関する法律がこの4月、300年振りに改正後初めてのベイビー誕生です。残念ながら男の子でしたので今回から適用とはいかなかったようです。このロイヤルファミリーのベイビー誕生で経済効果は610億円とか。
さて、ニューヨーク訪問記の続きです。
筆者は45丁目にある有名なジャズバー『Birdland』を尋ねましたが、人気のある女性ボーカリストが出演ということで本日分のチケットは全てsold outだと店の男性に告げられましてガックリ。その人気女性ボーカリストはグラミー賞候補のシンガーStacey Kentでしょうか。sold outと女性ボーカルしか目に留まらず、店のプログラムに書いてありました彼女の名前のスペルを忘れてしまいました。「Birdland」刊行の小冊子Birdland20130724103012_00001【写真は「Birdland」6月号の一部】
を読むと、6月半ばにも出演することが書かれていましたので、恐らくこの5月30日は彼女が唄っていたかも知れません。実は自称ミーハーの筆者ですが、3月下旬に演歌歌手の八代亜紀ーあのしみじみと情熱的に唄う「舟唄」で一世を風靡した彼女もそもそもはジャズシンガーでしたーが、トップシンガーの彼女をアメリカはニューヨークの有名なジャズバーで歌わせ夢を実現させてあげたい、という番組がありました。その場所が『Birdland』でした。番組のハイライトはやはり八代亜紀のハスキーで低音、加えて彼女特有の節回しが魅了したのでしょうか、唄い終わったあとの聴衆の拍手喝采の凄さでした。そこで筆者もその場所で雰囲気を味わいたいと出向いたのでした。

2013/07/23

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 21 シティフィールド球場でのN大学学位授与式 ⑤

酷暑のなか学長はじめ来賓の方々の祝辞が延々と続きました。それはN大学の教員が教育の実績を誇り、これから社会に出る卒業生に贈る言葉を込めたものでした。筆者たちは一段落して卒業生も各々家族の許へ立ち寄り始めた頃、暑さと長い祝辞にオサラバして一足先に帰ることにしました。この時間になると急にシティフィールド球場の上空が騒がしくなりました。この近くにある空港から飛び立つ飛行機が次々と目的地に向かって行く姿でした。短期間で目撃した飛行機は10機位はあったでしょうか。空のラッシュ時間でしたでしょうか。
帰り際例のN大学のフラッグをもらい損ねたのを思い出して関係者に掛け合いました。まずは1階事務室に出向き、理由を告げるとあちらへ行けという。そこへ行くと今度はこちらだとたらい回し風。このまま引き下がる訳にはいかず、事務局の関係者にどうなってるのかと詰め寄りましたが、ここで待ってて下さいと言い張るだけでした。皆さん帰りがでスタッフは忙しく対応に負われていました。筆者の見た限りでは警備員やアルバイトで占められていて事情をよく知る人がいなかったようです。大分待たされても一向に埒があく様子がありませんでした。仕方なくフラッグ獲得を諦めざるを得ませんでした。外に待たせている家人と息子のことが気になりましたので残念なから引き下がりました。捨て台詞を残して。余りにも対応がいい加減でしたので。外へ出て家族を探し当てた途端、家人が何やってるのよ、遅いよと訳も分からず言ったのです。それを聞いて筆者が怒りました!猛暑の中、頭にも湯気が立ち込めました。その後どう展開したかって、その話は読者諸氏の想像にお任せしましょう。

2013/07/22

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 20 シティフィールド球場でのN大学学位授与式 ④

卒業生の行進も長かったのですが、それでも卒業生1人ひとりの晴れ姿がセンター上方のスクリーンに映し出されたことで、わが子もこの大学の卒業生になったという感慨を抱いた親御さんがたくさんいたのではないでしょうか。自分たちの関係者が映し出されるとわっと歓喜の声が一層高く場内に響き渡りました。あちらでもこちらでも。なかなか出てこない息子の晴れ姿、それこそ炎天下の照り返しが強い内野席上段の席で、頭にハンカチをあててそのシーンを待ち望んでいた家人に、そのうちに筆者のビデオカメラがその一瞬を捉えたと伝えますと、あれ、見過ごしたわ!と残念がりましたが、もう1回右側に映し出されるので見逃さないようにと筆者が家人に伝えました。その10分後、S子さんと映し出された息子の晴れ姿は何とか彼女の目に焼き付いたようです。それにしても映し出されてくる様々な国の若者たちー中には院生たちもいましたので年令のバラツキは見られましたがーには脅かされました。これがアメリカ、ニューヨークです。ま、こういう中でともに学んだりディベートすることにより揉まれ、世界的な視野をもつ芽が育つことは確かかも。また、世界中に友達ができることも彼らのその後の人生にプラスになるかも。日本の大学も少子化の波が押し寄せて大学も学生獲得に躍起になっておりますが、世界へ出て行く留学生や日本へ来る留学生を増やす方策をもっともっと積極的に行うべきです。

2013/07/19

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 19 シティフィールド球場でのN大学学位授与式 ③

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今手許に残っています簡単な式次第を読みますと、各院卒の卒業生、学部卒の卒業生の行進、アメリカ国歌斉唱、学長の祝辞、来賓や関係者の祝辞などと書いてあります。午後2時半から始まりました学位授与式は炎天下延々と2時間以上も続きました。日本でもよく見かける光景ですが、こうも暑い中続くと祝辞を述べていた関係者には申し訳ありませんが、早く終了して下さいと言いたいほどでした。面白かったことがあります。式が中頃にさしかかりまして学長、学部長、教授や関係者がダッグアウトから現れてほぼマウンドの中央後方のの来賓席まで古式に則り、正装した格好で歩いていた時のこと、どういうわけかそのうちの1人の女性の先生が突然転んでしまいました。ずっこけたのです。これはハプニングでした。しかし歴史に残る珍事としてこの場面は末永く語られるかも。アメリカの良いところは、このハプニングを学長が自分の挨拶の中で透かさずフォローして笑い飛ばしたことです。

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 18 シティフィールド球場でのN大学学位授与式 ②

筆者たちはシティフィールド球場の階段を4階まで登り、指定座席の番号を探しながら内野席上段中央方向へ向かいました。バックネット裏やや左側上段の2人掛けの座席でした。午後2時近く、日差しはきつく、ここでの学位授与式見学はしんどい以外に適切な言葉が見当たりませんでした。それでも様々な国々の家族の人たちが一目自分たちの子どもの成長振りを見ようと参集したせいか熱気と歓喜で包まれていたような気がしました。日本の野球場とそれほど変わらない会場には、ピッチャーのマウンド後方にに学位授与式の来賓席が設けられ、センター左側の出入り口から卒業生たちが入場行進し、出入り口近くとライト側に設置された2台のカメラで捉えた映像がセンター上方にある大きなスクリーンに映し出されるようです。1人ひとりの顔と喜びの表情が次々と映し出されていきます。この学位授与式には卒業生5,000人、父兄25,000人が参加し、N大学にとっては一大イベントです。
家人がハンカチを頭にあてて、式典開始を今か今かと待ちわびながら椅子に腰掛けていました。あまりにも暑かったので水分補給をと思い、場内の売店に出向くも、臨時で開けたせいか長蛇の列でとてもすぐに買える状態ではありませんでした。そのうちS子さんのパパが筆者たちの分までミネラルウォーターを買ってきてくれました。その水のうまかったこと!そうこうしているうちに場内アナウンスがあり、学位授与式典が始まりました。最初は院・学部の卒業生たちー角帽を被りアカデミックガウンを纏った卒業生の行進からでした。球場センター左側の出入り口から出て、センターからライト方向へグランドを行進、その後内野席に座りました。日本の卒業式のように荘厳で格式ばったところがなく、みんな楽しんで卒業して行くといった雰囲気でした。

2013/07/17

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 17 シティフィールド球場でのN大学学位授与式

ニューヨークのN大学の学位授与式は、大リーグメッツの本拠地シティフィールド球場で行われました。この球場は地下鉄42丁目ブライアント・パーク42St Bryant Pk 駅から7ラインでフラッシングの手前、メッツ ウィレットポイント Mets Willets-Point 駅で下車してすぐにあります。クイーンズプラザを過ぎ、地下鉄が地上に出て大分走ったあたりーその昔友人が住んでいたアパートメントの最寄りの駅が確かこの辺かなと思い巡らしていた住宅地をさらに行くこと20分ー右側前方にメッツのかつての本拠地シェイ・スタジアム跡地の駐車場(このシェイ・スタジアムは2009年に取り壊されました)シアスタジアムが見えました。かつて15年前の夏にこの球場で大リーグ観戦をするはずでした。ところが、旅行3日前に筆者が過労で倒れ、一緒に行くはずだった仲間2人が代わりにこの球場で観戦してくれました。筆者にとっては苦々しい思い出の球場です。あとで聞いた話ですが、試合終了後ホテルに帰るのに苦労したとか。筆者が車内でそんな思いを巡らせていると、今日の主役の息子が慌てて手許の資料でCiti Fieldのある駅を確かめていました。次の駅でした。
今朝のABCテレビはアメリカの半分が熱波で覆われて、首都ワシントン近くの町では給水制限がしかれ、ニューヨークも猛暑、熱中症には充分注意するようにと伝えていました。気温100°F=38℃、それに蒸し暑さも加わって体感温度は40℃以上とか。地球の温暖化はもはや恒常化しつつあるのかも。しかしこの5月30日も勝るとも劣らない暑さでした。
メッツ ウィレットポイント駅の階段を降りるとすぐに今日の学位授与式のあるシティフィールド球場の門に出ました。直結していました。すでにアメリカの卒業式ではお馴染みの黒い角帽を被りアカデミックガウンを着た学生たちと親御さんがあちこちで記念写真を撮っていました。チャイニーズ、コーリアン、中南米系、イラン系、アラブ系、もちろんアメリカンと世界中の人たちが集まっていました。まさしく人種の坩堝そのもの。その中に日本人の女子学生S子さんもこの日のために東京から駆けつけた父親といました。待ち合わせ場所で揉めていたとは息子の話。茶色のシティフィールド球場と緑生い茂る木々それに青空に浮かんだ薄雲、その配置の見事なこと、まるでキリコの絵の世界にいるようでした。Citi_field2ncm_0681_2暑さだけが余計でした。やがて入場チケット(筆者は無料と思い込んでいましたが、学部卒は52.5ドル、院卒は55.45ドルを支払うのです!N大学の式次第にはそう書かれていました)を見せ、エスカレーターで2階へ。ところがここでハプニングが、N大学の記念のフラッグをもらい損ねてしまいました。ビデオカメラやデジカメなどを持っていて、そちらに気が向いてしまったのが原因です。このフラッグを手に入れるため一騒動。後にこのことがきっかけで卒業記念の晩餐会は中止に―。

追記 そうそう、昨夜のテレビのニュース番組のスポーツコーナーで、大リーグのオールスター戦前夜のアトラクションでホームランダービーを行っていました。その球場がこのシティーフィールド球場でした。

2013/07/16

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 16 ブライアント・パークで昼食

いよいよニューヨーク行き目的のメインイベント。朝遅くホテルを出て、某書店の2階でおにぎりとお茶を買い込み、近くのブライアント・パーク(ワシントン・アーヴィングー大学時代にリーディングの時間に読まされましたねーに師事したロマン派詩人でジャーナリストのブライアントに因んで名前がつけられたという)でニューヨーク在住の息子それに筆者と家人の家族3人で昼食を取りました。以前は冬場が多かったせいかこの公園内で休んだことはありませんでした(今気づいたことですが、1988年から1991年は新たな公園造りでしばらく休んでいたらしい。ネットで調べてみて判明。道理で記憶があまりなかったみたいです。冬場に行ったからだけではなかったみたい)ブライアント・パークはいつの間にかニューヨー力ーの寛ぎの場所になっていたんですね。皆さん、テーブルを獲得するのにも忙しいほど混み合っていました。それこそ中華系、タイ系、韓国系、和食系とバラエティーに富んだランチボックスを食べていました。中にはデザートの代わりでしょうか、リンゴを丸かじりしていたサラリーマンの男性も見かけました。もちろんハンバーガーを食べていた人もたくさんいました。初老の男性たちはビジネスランチみたいでした。漏れ聞こえる会話では、近くの初老の男性2人はビジネスランチのようでした。
中央には大きな噴水があって暑さを和らげていました。筆者も噴水のある池まで行き、水の温度を確かめたほど。思った通り生ぬるかったですが濁りが少なく比較的きれいでした。アイスコーヒーを買いに公園内の店に(確か入口に売っていた店がありました)行っても、サプライズでしたが、アルコールしか売っていない店、バーですか、もありました。もう一つの店はサンドイッチが中心の店でしたが、並んでいたので買うのを諦めました。カードゲームやテーブルテニスを楽しんでいる人たちもいて、バラバラ、良い意味で自由気まま。
さあ、地下鉄42丁目ブライアント・パーク駅からクイーンズのフラッシング近くのメッツの本拠地「Citi Field」に向かいます。

2013/07/15

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 15 セントラルパークでの出来事 

筆者たちはセントラルパーク内Central_park2ncm_0677の小さなショップでアイスコーヒーやリンゴジュースを買い、一休みしました。木々や芝生の緑が映えてゆったりするには最高の場所なのですが、何せ暑く、木洩れ日を避けてベンチに腰掛け、しばし定点観測を始めました。ジョギングする女性や男性、サイクリングする若い男性、自転車タクシーに乗ったカップル、観光客などが次々と通り過ぎて行きました。時刻は午後4時前、まだまだ暑さが和らぐ気配はありませんでした。そんな西日がかかる西門近くに乗り物のサービスをしているステーションがありました。日本では馴染みのない自転車タクシーです。正式名称はわかりません。訊くのを忘れてしまいました。その自転車タクシーステーションの近くに行くと、ドライバーが自らパンフレットを手に持ってコース、時間、料金表を示しながら売り込み中でした。よく見ると確か2時間115ドルが定番らしく、他にはコース、時間によって料金体系が微妙に違っていました。家人と二人で乗るには少し高いと考え、気のよさそうなドライバーを見つけて運賃交渉を始めました。すでに客足も定まった時間帯、ここは思い切って値切ったほうが得策と考えたのです。

一周2時間、115ドルですとドライバー。
高いです!もっと安くならないの、せめて75ドルくらいに、と筆者。
え、できないですよ、と言うものの、
このくらいならと85ドルをドラバーが提示したきました。
もう少し安くしてくださいと筆者。
じゃ、時間短縮で、65ドルではどうです?
思い切って50ドルなら今すぐOKですよと筆者。この辺が値段の限界とみたのでした。
すると意外や意外、OKの返事が出ました。

このやりとりを見ていた周りの人たちが笑っていました。特にベンチに座っていた関係者らしき(?)白人のアメリカ人は大笑いでした。(下の写真の後ろ側にいた男性)Central_parkncm_0676


筆者たちわ王様と王妃気分にして乗せていた自転車タクシーは、ドライバーのペダルを漕ぐ重労働をよそに、緑生い茂る並木道を皮切りにコースを右に左に通り抜けて行きます。途中銅像が見えると何の誰べえの銅像ですとドライバーが解説していました。下り坂はペダルを漕ぐ必要がありませんので、それこそ時速何十マイルは出ていたはず。思わず危ないと叫ぶ筆者たちにはお構いなくドラバーは先を急ぎました。

どこの国のご出身?
ガーナです。
お名前は?
カダカル・・・・・。
カダフイー?とあとが聞き取れませんでしたので半ば冗談交じりで筆者がからかいました。
違うよ、違うとドライバーがマジに言い張っていました。
ところで、いつ頃ニューヨークに来たの?
8年前。
今いくつ?
41才、結婚していますよ。
お客さんはどこから?
日本と言いますと、
ササカワを知っていますかとドライバー。
一瞬躊躇いながら知っていますと筆者。
彼はえらい人ですとドラバーが続けました。
何だかんだと丁々発止の会話を続けたあとに、
でも、ジャパニーズ、面白い人、と笑いながらドライバー。


一時期テレビのコマーシャルでお馴染みの、白い髭をやはやしたイカツイ爺さんの笹川財団の代表者を覚えていたのです。アフリカでは有名なのです。

漕ぐのは大変ねと必死に漕いでいるドライバーに筆者が言いますと
代わりに漕いでくださいよ、だって。
ビジネス、ピシネスと透かさず交わしました。


右手奥に映画のロケ地にもなっていますベセスダの噴水をながめ、その先の池のある小高い丘の前で突然止まりました。この辺で10分休憩ですとドライバー。銅像のエンジェル、その向こうのボウ・ブリッジ(ニューヨー力ーが愛の告白する場所で有名な橋だとか)までは行けず、池の周りを見て回り、ドライバーにコーラを買って停留していた場所へ向かいました。

ミスターガーナ!
その声に他のドライバーたちが振り向きました。
はーい、これ、コーラの差し入れです。
サンキューと言うと彼は一気に飲み干しました。

次に自転車タクシーはビートルズのジョン・レノンの記念碑、ストロベリーフィールズに立ち寄りました。ここでは結婚式があったらしく、白いドレスの花嫁とタキシードの花婿が歩いていました。ほらほら、あちらを見てとは家人。セントラルパーク内の結婚式場から出てきたところかも。ストロベリー・フィールズには花束が置かれ、ツアーのアメリカ人の女性ガイドが愛情たっぷりに説明していました。サウスダゴダを一瞥して自転車タクシーに戻りました。ともかくむし暑く、汗が背中に染みついて歩いていた結婚式関係者の男性もいました。帰り道はセントラルパークの夏の風物詩といえば、ニューヨーカーが寝そべったり、軽い運動をしたり、食事を取ったりとピクニック気分で楽しんでいる、小高い丘(シープ・メドウ)に広がる人気スポットの芝生を自転車目線で垣間見ながら、今度の日曜日には家族でここに来ようかと話していました。
筆者は乗り始めに5ドル、降りるときに家人の助言を聞き入れて、ねぎらい分5ドルをさらにドライバーにおまけとして差し上げました。予期せぬ臨時収入にドライバーは嬉しそうに二コリ。
そうして約1時間自転車タクシーで行くセントラルパーク観光コースの旅は丁々発止しながら無事終わりました。さて、短縮して安い料金で楽しめたご一行様でしたが、本当はドライバー氏の勝利だったかも。それはともかく楽しい一時でした。

2013/07/12

超人のニューヨーク訪問記 2013年初夏 14 フィフスアベニューからセントラルパークへ 

さらにミッドタウンのフィフスアベニューを北上。セント・トーマス教会、ギャップ、フェンディ、ザラ、デ・ビアス、オメガ、プラダ、ミキモト、ピアジェ、ブルガリ、ティファニー、トランプ・タワー、ルイ・ヴィトン、バーグドルフ・グッドマン、アップルストア、F.A.O.シュワルツ、プラザホテルそしてセントラルパークの西門へ。昼下がりのぶらり歩きはひとまずセントラルパークで一息入れることに。いつも東門から入っていたので、今回は何としても西門から入って少し園内を見て回りたいと思っていました。
今や世界的に有名なセントラルパークは都市公園の典型でニューヨーカーの憩いの場、南北4km、東西0.8kmの広さで、その考え抜かれた景観の素晴らしさは世界のあちこちから来る観光客を魅了しています。イギリスのハイドパークやフランスのブローニュの森を参考にして1859年に開園、上野公園はこのセントラルパークを参考にしたらしいです。しかしここまで造り上げるには紆余屈折があったはず。筆者などはそちらの方に興味がありますが、それはアナザーストーリー。思い出すのはこのセントラルパークを舞台に繰り広げられた映画「ホームアローン 2」を上野公園のすぐ近くの映画館で息子と観たことでした。その息子はニューヨークに来てもう5年?
このところの東京、横浜の暑さ、気温35℃は、それこそ7月の記録では1857年以来日本観測史上初らしいですが、このときのニューヨークも異常な暑さ、セントラルパーク西門近くの噴水の下では犬が水浴びしていたほど。この公園では思い出に残る面白い出会いがありました。その話は後ほど。

2013/07/10

クロカル超人が行く 95 京都木屋町の仔羊肉料理店『カオロウ館』

クロカル超人が行く

 京都の夏はともかく暑い。こんな時でもラーメン好きはどこかを探すものだ。元京大人文研の東一条から徒歩5分のところにある『東京ラーメン』。昼ここの玉子と海苔をオプションにして東京ラーメン(470円!)を食べたが、以前食べたときより味が落ちたとは筆者だけではなく、K大のL先生も同意見だった。
 ところで、一仕事終えて夕食となった。L先生御用達の仔羊肉料理専門店『カオロウ館』に入った。何でも店主はフランスのパリにいたらしく(画家修業)、その柔らかくとても美味な仔羊肉をフランス仕込みで供してくれる。しかもすべて炭火焼きである。ラムタタキ(1200円)、ラム唐揚げ(1000円)、ラム入りサラダ(500円)、ラムシシカバブ(1500円)などをビールと赤ワインを飲みながら頬張ったのだ。臭みや硬さも一切感じられず、口の中でとろけるような食感なのだ。L先生は大曽根ギャルも負けそうな大食漢、特に肉には目がないようだ。その食べっぷりや速さは天下一品である。右側のテーブルには東欧(?)から来た外国人二人がラムマリネーをつまみにビールを飲みながら英語で談笑していた。エンジニアらしい。もう一つの入口から白い口髭を生やした常連らしい男性が入ってきた。L先生と知り合いらしく二言三言交わしていつもの席に着くや、白ワインを頼んで美味しく飲んでいた。左側のテーブルにはラムステーキ定食の男性、聞けば今日初めてこの店に来たらしい。口髭の男性はK大学の先生で、ジョークが好きらしくL先生に日本人より日本語が上手いねと軽い冗談を飛ばす場面から始まって、卓球の福原愛選手の中国語も上手いとL先生が透かさず応酬したあたり、近頃よく見かけるある場面展開だ。それからは口髭先生がロシアのモスクワ大に行った話、中国残留孤児問題、店主も加わってフランスのパリはモンパルナスなどの話、L先生の恩師の話などで盛り上がった。中でも傑作だったのはパリのラーメン屋の話だ。ラム料理店でラーメンである。L先生は1年前にパリに子どもを連れて行ったが、滞在中に子どもが日本食が恋しくなったのかラーメンを食べたいと言うので探して連れて行った。ところが、パリにはあまりラーメン屋はないせいもあって、入ったラーメン屋は味はともかくその店主の"作ってやる態度"に辟易したらしい。すると店主もそのラーメン屋を知っていたのだった。パリの老舗のラーメン屋―。
 さて、話はラム肉だ。ラム丼があるらしく、L先生が盛んに美味しい、美味しいよと勧めたが、結局L先生はシシカバブと一緒に添えられていたピラフを平らげるとラム丼は遠慮したのだ。ラム肉料理は外国で食べる機会があった人は食べるが、一般の日本人はまだ抵抗があるらしいと店主が言っていた。人柄が滲み出ているこの「カオロウ館」のラム肉料理は絶品、京都に来たら一度試食する価値のある店である。仔羊肉料理『カオロウ館』の住所は、京都市下京区木屋町四条下ル斉藤町。電話は075-341-5736。
URL: http://www.k3.ne.jp/〜kaorou

店主からいただいたメニューの一部。
*ステーキ定食 lamb steak set 1500円
スープ、炭焼きステーキ、添え野菜、漬物、ライス
Soup, grilled steak, vegetables, pickles, rice

*メニューA 3000円
スープ、サラダ、炭焼き、揚げ物、ステーキ、添え野菜、ピラフ、コーヒー
soup, salad, marinade, grilled lamb, fried lamb, steak vegetables and pilaf, coffee

*メニューB 4000円
スープ、サラダ、タタキ又はマリネー、揚げ物、骨付肉の炭火焼き、黒胡椒ステーキ、添え野菜、ピラフ、コーヒー
soup, salad, marinade, fried lamb, grilled rib, pepper steak w.vegetables and pilaf, coffee

*おまかせメニュー 5000円

あ・ら・か・る・と

スープ soup 500円
ラム 湯引き boiled 800円
ラム シチュー stewed 800円
ラム 骨付肉 炭焼き grilled rib 1200円
ラム マリネー marinade 1200円
ラム シシカバブ 串焼きSISI-KEKABU 1500円
ラム 黒胡椒 ステーキ pepper steak 2000円

追記 この記事に登場しているL先生と2年振りに再会しこの店へ。女将さんには10年振りですねと軽い冗談を飛ばして店内に入った。まだ客は誰もいなかった。それもそのはず、開店15分前だったのだ。せっかちなL先生は大学を替わられても、そのせっかちさだけは相変わらず。最近はあまりにも人間的になられたのか、酒もタバコも人一倍嗜むことを覚えたみたい。何せ愛嬌がある先生で結構巷の店ではモテるのである。ある魚料理が看板の居酒屋では女将さんがL先生、これ持って行きぃと大きな白菜一束をプレゼントしていた。L先生は日本語は堪能しかも早口で流暢に話すが、どうもほんの少し中国語のアクセントが残ってしまう癖があって、それも人間味の一つになっているのだ。
さて、とりあえずビールから始まってラムの唐揚げ、赤ワイン、ビール、野菜のマリネ、デキャンタの赤ワイン、ラムの串焼き、またビールなど飲と食が進んだところで、L先生が筆者にゲストはもう来られますか、それじゃ、私は失礼させていただきますわ、と。筆者がそのゲストに何度か電話をかけても通じず諦めかけていた頃、30分遅れてゲストが現れた。すでに3連チャンの筆者は疲労感が漂っていたが、L先生はいたって元気で飲むほどにワインの蘊蓄を女将さんに語りかけていた。店主は大病上がりで優しい仕草がさらにやさしくなった感じ。でも私たちを温かく迎えてくれたようだ。1時間後位にその店主が失礼しますと、丁寧に挨拶して帰った。そうしてゲストが到着して飲み直したまでは、とら(L先生、一回り下)、トラ(ゲスト)、虎(筆者)のゲームは始まらなかった・・・。ツッコミだけだとゲームにならず軋むだけだからボケも必要だったかも。何せ外国や地方出身者だけで関西人がいなかった―。そしてこの後闖入者二人も加わり、賑やかだったこと。(2013.7.10 記)

註。3年ほど前に書いた記事だが、追記を書いているうちに年月日が変わってしまった。元の記事の年月日が分かり次第戻すつもりだ。
註2。この店の読みは読んで字の如くとは女将さんの答。L先生は深読みーでした。


2013/07/09

超人の面白ラーメン紀行 173 北区梅田『どうとんぼり神座(かむくら)ルクア大阪店』

今大阪が熱い。キタもミナミも新たな商業施設が相次いでオープンしたのだ。キタの場合はJR大阪駅北口周辺、ミナミの場合は近鉄阿倍野橋駅周辺で、日本上陸発が売りのショップが並ぶ。
昨日たまたま見ていたテレビ番組で、松坂屋銀座店閉店セールの10日間をテレビカメラが密着しながら追っていたが、その松坂屋の閉店セール10日間の売上が何と164億円、閉店日1日の売上でさえ5億円、しかも閉店間近の午後8時台だけでも2000万円あった。記念セールといえ凄まじい記録である。関係者一同が最後まで諦めないで販売に集中した、いわば、汗と涙の結晶であり、やはりそこには企画力や創意工夫があった。また、80年余の歴史を持つ老舗には恐らく三代くらいにわたって贔屓にしていたファンもいたはず。この銀座6丁目付近は数年後には新たな商業施設として生まれ変わるらしい。進化した百貨店や商業施設の新時代到来だ。

さて、そんな新たな商業施設にできたラーメン店を訪ねた。JR大阪駅10階にあるラーメン店『どうとんぼり神座ルクア大阪店』。その昔道頓堀本店で食べて以来のこと、もう6、7年は経っているはず。あの時も意表を突いたラーメンと店のコスチュームにサプライズしたが、今度の店は店舗のレイアウトといい、コスチュームといい、本店を凌ぐ店造りになっていた。もともとシェフ出身だったオーナーが、何か他に真似できない独自なものをと開発したのがブイヨンベースで野菜たっぷりのラーメン。西洋風で身体に優しいラーメンと評判になり、今や大阪、奈良、兵庫の関西圏にとどまらず、東京の渋谷、新宿、横浜のみなとみらいにも店舗展開を続けているのだ。独特のレストランスタイルのワーキングウェアも清潔感があって、それこそここがラーメン屋?いやいや“Ramen Restaurant“にメタモルフォーゼしたようなー。しかし驚くなかれ、ここにはもう一つつけ加えた強力なサイドメニューがあった。それがギョウザだ。ラーメンレストランにギョウザはないでしょうと誰もが意表を突かれたはず。それがラーメンと相性抜群のギョウザまでメニューに加えてしまう新感覚の不思議なラーメン店なのだ。
その昔は野菜ラーメンと言ったかな、今この店では“おいしいラーメン“として出されているラーメンを注文。連れの若い方に訊いてギョウザも追加注文。横一線に見事に並んだカウンター席をしばし眺めていると、例の野菜たっぷりのラーメンが供された。一口啜ると甘いブイヨンベースの味わい、白菜などの野菜、柔らかいチャーシューも細長くベーコン風、麺はやや細め、たっぷりのスープ。スープ好きにはたまらない一品。そうかそうか、どこかに書いてあった、横文字で。soup with noodles。和洋融合ラーメンである。女性には受けるかも。サイドメニューのギョウザはやや小さめ、味はごく普通。

『どうとんぼり神座ルクア大阪店』①スープ★★☆②麺★★③トッピング★★☆④接客・雰囲気★★⑤価格★★

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