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2012/05/04

クロカル超人が行く 162 谷根千あちこち 3

「天外天」でK子が注文した料理は、海老チリ、四川風麻婆豆腐、チャーハンセット、餃子2個(1個100円)、ザーサイ。量はハーフサイズ。

「こんなに食べられんの?」
「食べる、食べる」
チャーハンセットから平らげ、スープ、海老チリ、比較的辛い四川風麻婆豆腐、餃子それにデザートの杏仁豆腐と口に入れて行ったのだ。
「麻婆豆腐の味は?」201204301208000_2「少し辛いけど、イケるね。この分食べてよ」
「この店、12年前に来たけど、隠れた名店の趣だよ」
「食った、食った」
K子は動けなそうというよりは眩暈を感じたらしい。狭い店内は中高年の夫婦で一杯、外では並んでいる。人気店なのだ。
「おしぼりを頼んだのに、まだこないんだけど」
右奥のテーブルの男性の声。
だんだん忙しくなってきたらしくて、女将と店員それに料理人の間で掛け漫才っぽいやり取りが聞こえてきた。

「すいません、おしぼりです」
少し過ぎて女将が持ってきた。筆者は隣の客が美味しいそうに紹興酒の水割りを飲んでいて刺激された。

「なにっ、紹興酒の水割り!」
半ばあきれた風のK子。
筆者はザーサイ、餃子、麻婆豆腐と海老少々をつまみにビール1本と紹興酒1杯を飲んだ。
「はい、お勘定、お願いします」
「いくらだと思う?」
「7000円」
「惜しい、残念!6650円でした!」
「カロリー消費しなくちゃ」だって。

須藤公園ですでにK子はトイレ。その左側の狭い通りを抜けると元雑誌「谷根千」の編集室、今は映画研究室とか。古い団地風の住まいに某氏が住んでいたっけ。
「風呂屋の近くのアパート探しにいくぞと」と筆者。この辺の通りはともかく狭い。
「どこまで歩かせんのよ!」
小学校で思わず風呂屋を訊いた。
「この路の先の右側にあるよ」とお兄さん。
「あった、あった、あれっ、サブタイトルがついてるっ」
肝心のアパートがない。二度ほど回ったあと、タバコ屋のおばさんに尋ねた。
「あのー、この前にアパートがあったんですが」
「取り壊して、半分はあそこ、公園になっています。もう5、6年になるかな」
「ありがとうございました」
やはり想像した通りだった。実は知り合いが以前に6年ほど住んでいたところだった。(つづく)

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