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2012/04/30

クロカル超人が行く 162 横浜・吉田町『濱新』

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金曜日の夕方「仲間」4人とふぐ・うなぎ・関外料理の店『濱新』に入った。4人の関係はすてきな「仲間」としておこう。伊勢佐木モール入口を入ってすぐ角の珈琲豆店『南蛮屋』を右折してほんの数メートル行った、柳が見える辺り。そこが『濱新』。木の温もりが歴史を感じさせる、モダンな店内、階段を上って2階の左側奥の部屋へ。畳の匂いが残るシンプルな部屋で思わず京都の祇園で食べた居酒屋を思い出した。創業昭和4年と古い、ふぐ・うなぎの老舗である。
早速ビールで乾杯、まずは鰻の肝他の前菜、珍味かつ精力がつきそうな一品料理だ。美味。ビールによく合う。が、年配のM先生が気遣って日本酒冷や、久保田千寿(1500円)と八海山を頼んでくれた。これで一挙に日本酒に傾き、話はM先生の独特な語りが奏功して笑いの渦に。大学研究者の世話ばなしやバスで行く小江戸(川越)巡り計画なども話題に上ったが、何と言っても、やはり珍道中だった佐渡行の話で盛り上がった。炊き上がらないご飯処理の話、早業蒲団取り替え作業、五右衛門風呂に毛が浮いていた話、蟹事件、民宿主のご立腹の話、北前船での昼寝、見舞い客不明と花束顛末などてんこ盛り。刺身盛り合わせ(美味)、特別メニューのふぐの唐揚げ(美味)、メインディッシュの鰻重そしてスイカ他のデザートが供された。その間お酒はヒレ酒に変わった。このヒレは、すてきな「仲間」の一人の手塩にかけて出来上がっているとの話が効いたか、お代わりするほど美味しかった。季節外れでもイケたのだ。特記すべきは鰻重。関東風の焼いた鰻の上に関西風のあっさりしたタレ、さらにお米の上品さが加わって重層感たっぷり。至福の時だった。竹コースだったが、予算は大分オーバーしてしまった。もう少し安価であって欲しかった!
横濱らしい田楽うなぎ、豊後のとらふぐ(季節料理)、うなぎのオムライス、P010593818_238_2P010593817_238_4うなぎ蒲焼の名物料理からリーズナブルな昼メニューの色々。焼き魚、厚焼き玉子、うなぎ料理各種が850円から1300円。
1階は落ち着いた雰囲気のカウンター席とテーブル席。特別な日にご馳走をと家族連れが来るのか、接待族か、はたまた昼定食目当てのサラリーマンか。何れにせよ、老舗の貫禄たっぷりの店だ。
営業時間:昼11:30〜15:00夜18:00〜22:00(日曜日は17:00〜21:00)定休日:月曜日 住所:横浜市中区吉田町3-1 電話045-251-0039
2階は要予約。【写真左上 : 『濱新』のWEBサイトから 写真右上 : ホットペーパーサイトから】

追記。M先生はその日買ったばかりのデジカメを持参していた。すてきな仲間をパチり、刺身をパチリ。しかし肝心の鰻重が撮れたかは定かではない。みんな食べるのに夢中だった…。筆者はなぜか集合写真1枚のみ撮った切り。
(2012.5.1 記)

2012/04/29

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 7

飛田遊廓の営業形態は「居稼」(てらし)だった。居稼は妓楼に自分の部屋を与えられ、そこで客を取ること。それに対して芸者のように、置屋でスタンドバイし、お呼びがかかって座敷に出向く形態を「送り」 という。座敷には、往来に面して太い格子が巡らされ、娼妓はその格子の中で外向きに並ぶ。東京の「張り見世」と同じ。客は外から覗き込んで娼妓の品定めをする。飛田は「早い、安い、おいしい」の三拍子揃ったセックス専門だった…。(本文P.94〜P.95) 本書は飛田の歴史も繙き、客観的な事実確認も怠らない。ここで花街独特の用語を多少記してみたい。青線、赤線、揚屋、花魁、置屋、岡場所、貸座敷、貸席(お茶屋)、カフェー、妓楼、芸妓、検番、公娼制度、私娼窟、酌婦、集娼、娼妓、席貸、茶屋、二業地、花街、水茶屋、遊女等々。(加藤政洋著『花街』から)
さて本書の書評も終わり近づいてきた。変わりつつある飛田の最新事情はあとがきのはじめに書かれているのでそちらを読んでいただきたい。なかなかインタビューに応じてくれない苦労のあった本書だが、著者は執念でこのテーマと向き合い、飛田を解剖。そこには事実を抉り真実に迫ろうとする作家魂がある。文章も読みやすい。欲をいえば、経営者と女の子のインタビューがもっと欲しかった。2011年10月筑摩書房刊、定価、2000円+税。
余談だが本書で言及していた黒岩重吾著『飛田ホテル』(角川文庫)は、残念ながら絶版で図書館から借り出して今筆者の手元にある。尾崎秀樹の解説は読んだ。名作。
 
余談の余談。こちらも“新地”グループ。写真はC氏提供。

2012/04/28

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 6

筆者は3、4年前に樋口一葉の小説の舞台になった本郷界隈、竜泉・千束周辺を歩いた。明治中期当時を忍ばせる質屋(一葉が通った)の蔵は今は記念館に。住んでいた長屋や近辺にある井戸も残っていて風情があった(この辺は戦災を免れている)。1週間後に台東区の一葉記念館を一巡して吉原へ出かけたが、ソ、ソ、ソープ、ランドの看板だらけ。様変わりしたのだ。吉原大門も新しく立て替えられていた。すぐ近くの吉原神社に寄りお詣り。そこで朝の魚河岸に千両、昼の歌舞伎に千両、夜の吉原に千両が落ちたいう有名な文句を録音で聴いた。最後は後ろ髪ひかれる思いの“柳”を潜り、土手通りトイメンにある蔵造りの天麩羅屋『伊勢屋』に寄った。並んでいるので取り止めにして三ノ輪駅近くの浄閑寺へ。正面左側には新吉原遊廓で死んだ遊女25000人の「新吉原遊廓総霊塔」が建てられていた。寺の裏手にはあの荷風の碑―。

話は飛んだ。

(つづく)

2012/04/27

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 5

阿部定事件はその昔映画になったくらいだからご存知の方は多いはず。元々は神田生まれ飛田でも働いた。男根切断事件を起こして新聞にも載った。また、飛田近くに住んだ直木賞作家黒岩重吾も戦後のある時期天国と地獄を体験した作家だった。筆者はかつて黒岩重吾と友人だった人に会ったことがある。今本書に誘われて彼の著書『飛田ホテル』を近々読んでみるつもりだ。しかし社会教育者篠原無然の仕事には頭が下がる。時は大正末期、飛田の歴史を本当に「救済」する側から著者が掘り起こした。出身地岐阜県では知られているが全国的にはまだ無名らしい。本書が出たことで少しは知られ始めたか。
飛田の最盛期は昭和5年から昭和12年、貸座敷240軒、娼妓数3200人、遊客数153万人。当時(昭和11年)全国で娼妓数約5万人だったからその規模では吉原、中村を抜いて日本一だと書いている(本文P.115)。(つづく)

2012/04/26

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 4

本書は足で稼いでなんぼの世界だ。インタビューの数は40人以上、傑作は「料理」組合の幹部、警察官、ヤクザの話と90歳のお婆さんの話…。幹部は「救済」を強調、警察官は立場上見てみぬふりを、ヤクザはホストと飛田の繋がりなど裏の仕組みをそして自転車に乗ってやって来たお婆ちゃんには意外な一面が……。
本書の魅力の一つは、飛田生まれの“ぼんぼん”(おかんが料理屋経営者だった)の悲喜劇にフォーカス、その寒暖をカメラアイよろしくアナザー・ヒーローに仕立てあげている点だ。切なく泣かせるが、意気地なしとも行間からは読める。人情一本というやつかも知れない。飲んべえ実年の著者は飛田を想うが故に石を投げられ離れて行った、この“ぼんぼん”を捜し当て北陸の地(家人の実家)で飛田脱出の“事故の顛末”を聞き出す。聞いてくれるなと言いつつぼそぼそ語る“ぼんぼん”。今の飛田にはなくなった本来の飛田の情緒を取り戻そうと、改革を叫ぶも見事に弾き飛ばされた。そこには性に絡んだ強欲が蠢き、作られた資本主義の典型的な需要と供給のバランスがある。明らかなのは余計なことをしてくれるなという現状肯定派の圧力だ。

2010年現在の飛田新地の規模を数字で表すと料理屋158軒、経営者150人、昼夜併せたおねえさん450人、おばちゃん200人になるらしい。そして売上推定額は?これは想像するしかない。

ピンク色のオアシス、トビタ…。

阿部定、直木賞作家黒岩重吾、難波病院と篠原無然、事件、ルポ、社会福祉事業の話に歴史統計資料なども加えて飛田の歴史も歩いている。そう言えば、昭和初期に書かれた横浜市史資料・風俗編にも似たような統計資料があった。
(つづく)

2012/04/25

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 3

最初は知り合いのテレビ局員、フリーター、版元営業マン、コピーライター、パチプロ、公務員、流通管理職者、観光業者、メーカー技術者、自由業、広告代理店OB、元医師、元公務員、大工、元バス運転手、衛生用品納品の人など飛田に行ったことのある人たち―その年齢は22歳から72歳までと幅広い―にインタビューを試み、女の子とのやり取りの様子、価格など飛田の内側を言わば外から覗く。次にじゃんじゃん横丁の喫茶店や飛田界隈のスナックなど飛田周辺の生活者に聞き込みながら、飛田の日常に触れ言わば、外側と内側の境界線のところから一歩内側へ辿り着く。さらにインタビューは飛田本丸、内側中心部へ。それはまるで襞を分け入るように怪しい世界に招き入れられたような感じだ。「料理」組合幹部、元「おばちゃん」、「おばちゃん」、「経営者」と続き、途中肝心のインタビューがままならぬに至り、自分で作成したビラ400枚を飛田本丸で配り歩く。正式には4人の「おねえさん」から電話インタビューを受けることに成功。まだ残る“バンス”(前借。語源は英語のadvanceか。縛りをかけた独特なシステム)の慣習、家庭の問題、教育レベル(わけあり女の子がやがて弁護士になった話はあっぱれだが)、経営者の搾取等々ここで働く「おねえさん」(若い女の子から年配者まで様々らしい。中には好きで働いている主婦も!)はほとんどわけあり人生なのだ。そんな中、ブログで見つけた威勢のいい女性「経営者」にインタビューを試みたり、終にはスポーツ新聞の求人欄で「おねえさん」に応募、友人を巻き添えにして飛田本丸の内側、その心臓部へと踏み込む。その様子は同姓が立ち入る場所かと思わせるほどリアリティーがあった。(つづく)

2012/04/24

超人面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 2

この本に関連した海外の最近のニュースを二つ。
一つは、カナダオンタリオ州最高裁がカナダ憲法は売春婦の安全な環境で働き得る能力を不当に差別していると売春宿の合法化を認める従来にない判決を下したニュース。もう一つは、コロンビア北部カルタヘナで米州サミット開幕前のオバマ大統領の警護要因チーム11人がホテルで売春をしていたニュース(いずれもCNNの携帯ニュースから)。二つとも大胆だが対照的だ。

さて、『さいごの色街飛田』の話に戻そう。まずタイトルの「さいご」が「最後」でない理由が分からない。パソコンでつい「最後」と打ってしまうから慣れは怖い。著者の思い入れ、それとも編集者の知恵、いずれにせよ、単なる感覚の問題だろう―。それより筆者ならタイトルを『最後の色街 飛田を歩く』と付けたいところ。この書評では詳細を追うより特に構成や叙述が印象的なところを中心に書いてみたい。そんなの映像的に入ればお終いや、と言われそうだが…。

どうやらこの本を書く動機は、著者の友人の、

あの町はいずれなくなるから今のうちに記録に留めたら、

という一言だった(本書はしがき)。著者は長らく住んだ大阪を離れて今は東京住まいらしい。(つづく)

2012/04/23

超人の面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』

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これは哀しいオーラルヒストリーの本である。いや、単純に言えば、実年女性が書いた色街ルポ。ある現代セックス産業の現場報告である。しかも書き上げるまで12年もかかっている。この執念には脱帽だ。著者は社会派のドキュメンタリー作家だが、この飛田にここまで惹きつけられた魅力とは何か―。

東京の吉原も様変わり、名古屋の中村はすでになく、その面影を今に残す飛田新地の情緒。特に雨上がりの夕暮れはしっとりしていて、うっすらとした情緒に陰影を添える。感性の魔力と言おうか、それがまた、いい。

著者はあとがきにこう記している。

あの町のなんとも表現しがたい雰囲気を、言葉で紡ぎたかったからだと思う。怒ったり、笑ったり、騙したり、騙されたりを、どうしようもなく繰り返す人間の性がむきだしのあの町は、私を惹きつけ続けた。中略。売買春の是非を問いたいわけではなかったが、そのことについては、書き終わった今も私に解答はない。それよりも、今思うのは、飛田とその周辺に巣食う、貧困の連鎖であり、自己防衛のための差別がまかり通っていることである。

そして著者はあとがきの最後の方でこうも記して警告している。

本書を読んで、飛田に行ってみたいと思う読者がいたとしたら、「おやめください」と申し上げたい。客として、お金を落としに行くならいい。そうでなく、物見にならば、行ってほしくない。そこで生きざるを得ない人たちが、ある意味、一生懸命に暮らしている町だから、邪魔してはいけない。

本書の目次を追ってみよう。第1章から第6章まで第4章を除けば、章題がすべて“飛田”で始めている。
飛田に行きましたか、飛田を歩く、飛田のはじまり、住めば天国、出たら地獄―戦後の飛田、飛田に生きる、飛田で働く人たち、だ。巻末には97の参考文献も掲げてある。また、珍しい飛田の写真まである。
〈続〉

2012/04/22

超人の面白ラーメン紀行 160 港区青山『かれー麺 実之和 南青山一丁目店』

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【上の写真: 多少湯気がかかったかれー麺】

久し振りに刺激的なラーメンを食した。発祥は昭28年水郷の実之和食堂。この『かれー麺 実之和 南青山一丁目店』は2005年の開業。午前の仕事の帰りに昼食をと入ったカレー麺の店だ。少し並んだが10分位で入れた。カウンター10席の右端、古いコミック本や雑誌が並んでいるやや狭いところに…。
店内は黒を基調としたノスタルジックな雰囲気の漂う大人感覚の店で、カウンターとテーブル席を数えると40名位入る計算。
ここの生姜焼き定食が美味しいと店を通りがかった男性が言っていたのが聞こえたが、ここは定番の“かれー麺”を頼んだ(サービスの白ごはん付で)。5、6分してでてきた“カレー麺”は、大きめのどんぶりになめらかカレーがたっぷり、その中にストレート系中細麺そして豚しゃぶと青ネギがトッピングされていた。一口啜るとまろやかな鶏ガラスープにカレーのピリッとした味が溶け込んで食感がとてもいい。麺もスープによく絡んでいる。普通ならチャーシューだがここでは豚しゃぶ肉、これがやわらかくてカレーのラーメンにピタリ。刺激的だった。カレー好きには堪らないかも。昼時、OLもそれなりにいた。
メニューはかれー麺並盛(750円)、かれーつけ麺並盛(800円)、赤いかれー麺並盛(880円)、豚バラ肉の生姜焼き定食(950円)、豚しゃぶスープカレーセット(850円)その他アグーかれー鍋(1980円)、かれー餃子鍋(1280円)。飲み放題もある夜のメニューもユニークだ。近くには六本木店もある(地下鉄大江戸線六本木駅から徒歩3分)。
営業時間:11:00〜23:00。電話:03-3408-1119。定休日:月曜日。住所:港区南青山1-3-6南青山一丁目アパート1階。
『かれー麺 実之和 南青山店』1.スープ★★★2.麺★★☆3.トッピング★★☆4.接客・雰囲気★☆5.価格★★


2012/04/13

北朝鮮、事実上のミサイル発射

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北朝鮮が長距離ミサイルを発射した模様。午前7時39頃。アメリカのオバマ大統領がまもなく声明を発表するらしい。韓国もミサイル発射を確認済。日本政府は確認できていず!
ミサイル発射は果たして成功したのか? 情報が錯綜しているらしい。

そして田中防衛大臣が会見したニュース、何らかの飛翔体が1分間飛んだあと洋上に落下した模様と。日本には影響ないと。打ち上げは失敗だった…。

とんだお騒がせである。

追記。それにしても発射してから40分も経ってからの日本政府の発表。危機的状況下の情報収集に問題がありそうだ。


2012/04/11

クロカル超人が行く 161 永田町界隈の桜

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 永田町界隈の桜
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 永田町界隈の桜
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 永田町界隈の桜

北朝鮮のテポドン改良型ミサイル→人工衛星の打ち上げ予測日を明日に控えた国会議事堂周辺に用事があって出かけた。昨日は日英の国旗が掲げられていたが、今日は違う国旗が掲げられていた。


春雨になびく桜も一枚一枚落ちて、館の溝にはたまったたくさんの花びら、その色合いの微妙、手でそっと愛でたいくらい。またその上には小さな滴、たまりたまって少し流れ、季節も少し流れ、その花のいのちはかくも短く散るも、風の悪戯で乱舞。絵はがき模様と思いきや…。人生にも似たり、儚さ、もののあわれ、幻化……。


写真は同じ場所での昨日、今日の桜。とくと違いをごらんあれ。


2012/04/10

クロカル超人が行く 160 夜桜見物

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何処かの夜桜。何と幻想的かと誰かが言っていた。

2012/04/09

クロカル超人が行く 159 靖国神社の楼、千鳥ヶ淵の桜 満開

今日の昼休みはここで花見。満開の桜の下、見上げた桜は見事そのもの。

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2012/04/05

クロカル超人が行く 158 北区『飛鳥山公園』

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花見の名所の一つ、飛鳥山公園。桜はまだ7分咲き、今日みたいに暖かければ日曜日が満開になるはず。
一昨日の“爆弾低気圧”には参ったが、今日はぽかぽか。
JR王子駅近くにある『東書文庫』に出かけたついでに寄ったのだ。体調がイマイチのまま飛鳥山へ。平日とあってか年配者が多かった。気の早い人たちは花の下で宴、カラオケがなくて正解。静かに花を愛でるのがいい。

春嵐去ってみれば花の宴

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2012/04/03

超人の面白ラーメン紀行 159 横浜『玉泉亭』横浜駅東口ポルタ店

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『玉泉亭』横浜駅東口ポルタ店のサンマー麺。タモリがサンマー麺の発祥地は横浜らしいよ(タレントの故前田武彦氏に聞いていたかも?)とテレビで言っていたが、その一つをラーメン探訪。本店は伊勢佐木町で大正7年創業の老舗の中華料理店。もちろんサンマー麺(600円)を食べようと足を運んだのだが、店のおばさんにこちらがお得よと言われてミニ餃子付のサンマー麺(800円)を注文。日曜日の午後とあってかこちらの予想を裏切り、26席しかない狭い店はほぼ満席状態。テレビやミニローカル情報誌を見て来た人たちもいたような感じだ。おばさんグループ、家族連れ、カップル等々。もちろん常連客はいるはず。
さて、肝心のサンマー麺の話だ。サンマー麺といえば筆者の頭にこびりついている光景が今も浮かぶ。大昔大学時代にアルバイトをしていた時、昼時にはいつもサンマー麺を頼む人がいたのだ。サンマー麺って?秋刀魚がのっていそうもないしといつも不思議に思っていたラーメン。もう一つ、その頃伊勢佐木町にあった『根岸屋』で朝方近くに割烹着姿のお姉さんが運んで来たのがこのラーメンだったか?この店は怪しい雰囲気を醸し出していた。当時知り合いの人に連れて行ってもらったのだった。
ほとんど食べたことのないサンマー麺の味は、『幸楽苑』のラーメンよりも素朴!極細麺にもやし、白菜、人参それに小さな肉、その上にあんかけ、一言でいえば、あんかけ風野菜醤油ラーメン、啜った醤油の味も素朴でパンチが効き過ぎている感の最近のラーメン専門店に比べれば物足りないのも事実だ。大正ロマンが漂う、懐かしいヨコハマの匂いがあった―(本店を見てから言えと怒られそう。実は本店に行くはずだったのだが…)。メニューは豊富だ、何と言っても、初代他がアイデアマンだったのか、「三国料理」などと謳って商売していたらしく、その名残かも。三国料理は西洋料理、中華料理、日本料理の出す店だと。ヨコハマだから少し洒落ていたのかも。かつてはタレントの前田武彦グループもよく来ていたと本店の店紹介記事にあった。今このサンマー麺を横浜ご当地商品として売り出す動きがあるらしい。最後はほっとする話をちょっと。この店のおばさん店員の接客態度が素朴だがすごくいいのだ。目配りがすばらしい。接客態度のあまり良くないラーメン店が多い中、ここはピカ一。
横浜『玉泉亭』横浜ポルタ店 ①スープ★☆②麺★★③トッピング★★④接客・雰囲気★★★⑤価格★★★

2012/04/01

超人の面白スポーツ観戦 卓球世界選手権大会 2012  ドルトムント

2012年卓球世界選手権大会(団体戦)がドイツのドルトムントで開催中。今年はオリンピックイヤー、開催地ロンドンで金メダルを目指すべく日本代表選手は、強豪を相手に奮戦中だったが、女子は準決勝で韓国に敗れメダルに届かず、男子は準決勝でドイツに大敗、胴メダルだった。
筆者は女子の準決勝からテレビ観戦したが、なかなか伯仲戦で基本的なミスをした選手が試合に負ける結果に。特に韓国戦でカットマンでは世界一といわれる実力者キム選手のレシーブが冴えた。大袈裟にいえば、どんなスマッシュでも切り返す、その技術力の高さと粘りには目を見張るものがある。ラリーが長く続いても切り返してスマッシュをかけポイントをあげることもしばしば。実力派選手であることは周知の事実。そのキム選手とこれまで12回対戦して一度も勝てなかった福原選手、今大会準決勝戦第1試合で対戦した。後半キム選手の攻撃に苦戦したが、接戦の末なんと福原選手が勝利、この試合は記念すべき1勝となった。以前より攻撃に切れが出てきて迫力があった。しかも一段と速攻に磨きがかかり、コース攻めも的確、相手を見て瞬時に判断しながら、サーブトスの高低、縦回転と横回転など微妙な違いを出すことで相手の切り返しを抑えることに成功している。持ち味のバックハンドも打点が正確で勢いもあった。

福原選手の泣きべそは中国のファンの間でも有名だが、筆者がテレビ観戦した2009年の横浜大会(個人戦)と比べて更に技術力それに精神力とも成長していたのだ。

さて、そのあと2回戦は石川選手が3-2で勝ちまた、3回戦は平野選手が1-3で負け、2-2で迎えた準決勝第5試合、19歳の石川選手もキム選手と対戦、手に汗を握るような好試合が続き、10対10でジュース、11対11のアゲインそして再度アゲインで12対12、そのあとキム選手のサーブを切り替えそうとラケットに当てたが、不運にもラケットのエッジに当たったのか、無常にも球は台を大きく離れて飛んでしまった。万事休す!結局日本は韓国に負けてメダルを逃した。120330_oth_ishikawa180


一方、男子は準決勝でドイツと対戦したが、3-0で大敗した。岸川選手が勝利しただけで、丹羽、水谷選手120331_tak_mizutani_180


がドイツのオフチャロフ、ボルに負けた。世界ランキングの10位、6位のドイツ勢にまたしても圧された格好だ。ドイツの卓球の層が厚いことを思い知らされた試合だった。
このあとの試合は決勝戦。やはり中国が強いようだ。【写真左上・右下: テレビ東京の電子版から】

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