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2012/03/30

超人の面白、街の話題 16 孤独死

最近埼玉、東京、神奈川などの首都圏の孤独死が話題になっている。詩人の茨木のり子さんや、つい最近ではタレントの山口美江さんが目についたが、この他にも大分いると考えられる。埼玉ではヤクルトレディが郵便受けの新聞のたまり具合を見ておかしいと通報してくれたことで助かった人もいた。現代社会を無縁社会と捉えた某テレビ局の番組が話題になったが、こういった人々、他人に手を差しのべる人もいるのだ。
しかし気になるのは弱者切り捨ての胸の痛むような事件だ。横浜市旭区の親子の孤独死は他人事ではないと感じて少し、いや大分凍てついた。恐ろしいむごい現実を突きつけられた。高齢の父親が病死、母親は重度の障がい者の息子(といっても40代の男性)を面倒みていたが、解離性大動脈瘤で死亡、重度の障がい者の息子も肺気腫による呼吸不全で死亡。発見者は障害者支援施設の職員で母親は死後一週間、息子は発見の前日頃死亡したという。いやはや過酷すぎる。昨秋あたりから通所を断っていたらしいが、経済面や体力などのご苦労があったり、他人に面倒をかけたくないとの母親の配慮が働いたとは容易に想像がつく。それでもだ、何かの前触れとかシグナルがあったはずだが、隣人はそれに気づかなかったか。様子がおかしいと薄々感じていても、自分たちには無関係とあくまで装うのか。生前当の本人が通所などを断っていたというが…。誰かが言っていたがいい意味でのお節介者がいなくなっていると。民生委員やマンションの管理組合それに町内会の役員などコミュニティでのセーフティーネットがいかに脆いか露呈した感じ。今地域社会のセーフティーネット、特に高齢者の一人暮らしや障がい者など弱者に配慮した、心の通ったセーフティーネットワーク構築が急務だろう。どうも3.11以後絆、きずな、kizunaと言葉が一人歩きをしているよう…。

追記。また、孤独死のニュースだ。今度は横浜市戸塚区原宿の県営団地、57歳の妻が病死のあと61歳の夫が餓死。あまり干渉されたくないことで起こったのかも知れないが、事前に何とかならなかったのかー。こういうことがこれから度々起こるとコミュニティーのあり方が問われ、今までの常識や価値観では手に負えないような気がする。助け合う家族の風景が消えたことが大きな原因だと考えられるが、さて、どうだろう。まだまだ生きられる年齢なのに。ある著名人か誰かかは忘れたが、干渉されたくない選択をしたのだからやがて自分も孤独死になると書いていたが。考えさせられるニュースである。(2012.6.22 記)

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