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2012/02/24

クロカル超人が行く 156 国立国会図書館企画展示『ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和』

Cauri6ng

今国立国会図書館新館地下で『ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和』展が開催されている。
テレビやインターネットもない時代、雑誌は貴重なメディアでした。中略。本展示会は、国立国会図書館の膨大な蔵書の中から、ビジュアル表現が特徴的な雑誌を集め、大衆文化を縦糸に、印刷技術を横糸に構成しましたとはこの展示会のパンフレット。

国立国会図書館新館入口からすぐに地下に向かった。受付があって、周りには展示関連のペーパーが置いてある。受付嬢(?)から簡単な案内パンフレットとアンケート用紙をいただき、順路を右から辿った。雑誌の最新号→第一部、ビジュアル雑誌を支えた印刷技術→第二部、ビジュアル雑誌の展開→①災害、風俗画報、関東大震災画報→②画報、近事画報、国際写真新聞など→③戦争、日露戦争実記、写真週報など→年表とこぼれ話→④人、日清戦争実記、美観画報など→⑤ファッション、ル・シャルマン、an-anなど→⑥子ども、少年世界、コドモノクニなど→⑦美術、明星、エポックなど→写真、アサヒカメラ、光画など→第三部、あの人気雑誌の創刊号、週刊ポスト、女性自身、モーターマガジン、なかよしなど→体験コーナー(ルーペで雑誌を見てみよう)そしてPCコーナー(国立国会図書館がHPで公開している電子展示会。ここはスキップ!)と全部あたっても小一時間もかからなかった。小規模な展示会だ。印刷技術のコーナーでは急いでおさらいやら知識の新たな詰め込みも。しかし、やはりここは印刷技術の実践もほしいところ。災害コーナーでは「風俗画報」に掲載された明治の三陸海岸大津波の絵が目を見張った。近事画報はあったが、日露戦争従軍記事が連載されている雑誌(確か作家国木田独歩の弟が発行人の)を探したがなかった。残念!美術コーナーでは「国華」が目を引いた。
それにしても待ち合わせしていたG氏がまだ来ないのだ。仕方なくブレークコーナーに置いてあった「芸術新潮」を捲った。リトアニア出身のユダヤ系アメリカ人の画家ベン・シャールの特集記事を福島県立美術館学芸員の荒木氏が書いている。昔見た記憶があるが忘れた。このベン・シャールの絵には社会に対する反骨の精神が独特なタッチで描かれていて面白い。特にアメリカでの冤罪事件から題材に取り上げたものも少なくない。ついつい読み耽ってしまった。読み終わる寸前にG氏から携帯電話。彼の声は殊の外低かった…。国会図書館の時計はすでに午後6時半、疎らになりかけた館内から外に出た。春間近の永田町から急いで有楽町線に乗った。

尚、この展示会は3月2日(金)まで開催しその後国立国会図書館 関西館 大会議室で3月9日(金)〜28日(水)まで開催。地下のアートスペースは狭いがそれを凌ぐ職員のこの展示にかける情熱があるとは、1時間後に別な場所で会ったG氏の弁。
簡単な展示会案内記事はこちら(国会図書館作成のパンフレットから)→「visual_ndl2012.pdf」をダウンロード


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