« 超人の面白読書 90 ノーベル文学賞受賞者スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏の作品を読む 15 | トップページ | 超人の面白ラーメン紀行 157 千代田区猿楽町『SOUP 』 »

2011/11/14

超人の面白読書 90 ノーベル文学賞受賞者スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏の作品を読む 16

小学校

私はカタリーナ・ノッラ小学校に入学した。担任は毎日服を変えてくる、身ぎれいなオールドミスのR先生だった。毎土曜日学校が終わると、子どもたち一人一人にキャラメルを上げていたが、厳しかった。髪を引っ張たり、矢を飛ばしたりには寛容だったが、私にあたることはなかった。私が教師の息子だったからだ。最初の学年を通じて雰囲気は最高だったと感じている。しかし時が経つにつれて何か寒気がしてきたのだ。 善良な命令に対する妨害、引っかけや鍵裂きがあってから先生は怒るようになった。私たちは落ち着きがないことや大声を上げることが許されなかった。めそめそ泣くことも出来なかった。学ぶことで予想外の困難さを経験することはなかった。結局私たちは予想外のことをすることはなかったのだ。恥や恐怖でへこんだ子どもたちには慈悲を期待することが出来なかった。

« 超人の面白読書 90 ノーベル文学賞受賞者スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏の作品を読む 15 | トップページ | 超人の面白ラーメン紀行 157 千代田区猿楽町『SOUP 』 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 超人の面白読書 90 ノーベル文学賞受賞者スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏の作品を読む 15 | トップページ | 超人の面白ラーメン紀行 157 千代田区猿楽町『SOUP 』 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31