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2011/11/08

超人の面白読書 90 ノーベル文学賞受賞者スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏の作品を読む 14

ある日誰かと出会った。見学者ではなく彼は学者の類だった。私たちは無脊椎動物の間で会った。彼が突然陳列ケースの間に現れたのだ。彼は背丈が私と同じくらいで、半分独り言を言っていた。そして突然軟体動物の議論に巻き込まれた。彼はひどく放心状態になっているかあまり偏見をもたなかったからか、私を大人扱いしてくれた。子どもの頃にときどき現れた護りの天使がまた現れたのだ。
会話がきっかけで私たちは普通入れない博物館の部屋に入ることができた。小さな動物を準備中にたっぷりアドバイスをもらったし、実に専門的にみえる小さなガラス管まで用意してくれた。
私は11才から15才になるまで最初にカブトムシの昆虫採集をした。最も芸術的な、張り合っている興味に私は夢中になった。昆虫学がダメになることを感じたことでなんと憂鬱になったことか。これはその時の便宜的なものだと強く思った。15才かそこらで自分の収集を取り戻したかったのだろう。
私の収集は春に始まり夏にルンマレ島の郊外でピークになる。動き回る位しかスペースがなかったサマーハウスで、私は死んだ昆虫や蝶の陳列された板を瓶に入れて保管した。

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