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2011/05/03

クロカル超人が行く 146 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011

クロカル超人が行くラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」2011
今年もやってきたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011。東京、金沢、新潟それに琵琶湖でも開催。しかしここにも異変が。東日本大震災の影響により規模縮小しての開催になった。チケットは1月から発売しているはず。欧米の演奏家の中には3月の11日を境に大地震・原発大事故を理由に来日を控えた演奏家もいて主催者側はプログラム変更を余儀なくされたことは容易に想像がつく。そのためチケット予約やキャンセルが相次いだはずだが、実際はチケットはほぼ完売状態だ。手頃感とこの催しが日本に定着した証拠かも知れない。
ところで、クラシック音楽専門インターネットラジオ「OTTAVA」が、会場の東京国際フォーラム地下1階の特設スタジオで生放送をしていた。今日はフランスから来たゲスト(女流演奏家)にインタビューをしている。筆者は仕事だったのでラジオを聴きながら作業をしていたのだが、このインターネットラジオに刺激されたのかいつの間にか会場に足を運んでいた。小雨が降る肌寒い夜、ライトアップされたエントランス広場には新緑が一段と映えてみえた。

「まだチケットは買えるの」

「ピアノと声楽の二つなら」

「……」

「無料演奏なら今から始まりますが。6時50分から、階下の会場で」

「演奏家の名前は?」

「アトラクションなので会場へ行ってからのお楽しみです!」

「エスカレーターを降りて少し前に、それから左側を行けば会場です」

「演奏家は?」

「外のボードに書いてありますよ」

「えっ、どういうこと、先ほどの男性は演奏するまで分からないと言っていたのに」

「このボードには午後から記してありますけど」

「上のスタッフと下のスタッフとの何という食い違い!」

「今人気のヴィオラのファイト・ヘルテンシュタインさんです」

「……」

透き通った音が流れていた。ブラームスの曲かしら?
あなたはブラームスがお好き?

そんな後期ロマン派の作曲家が今年のテーマらしい。すでに残すところあと2日。帰り際今や馴染みの光景になった出店でフランクフルトソーセージと生ビールを買い込み、しばし休んだ。いつもの年より暗い感じ―。

宵闇が都会の静寂に音符となって忍び始めていた。

追記。来年はロシア音楽特集らしい。2011.5.5


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