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2011/03/22

超人が最近送った書簡―東北地方太平洋沖地震

拝啓 弥生3月は、T.S.エリオットのいった“4月は最も残酷な月だ”を1ヶ月前倒ししたような、最悪の月として後世に語り継がれるでしょう。
 お元気ですか。先週の会合に私事で出席出来なくて大変申し訳ありませんでした。
 今回の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で友人のいるいわきも大分被災し大変な状況です。大地震、大津波、原発からの放射能漏れと未曾有の一大事、被災して死亡、避難を余儀なくされた友人の親戚もいます。自然災害とはいえ酷いものです。地震や津波被害も甚大ですが、それよりいわきでは原発の放射能漏れの影響が心配です。人体に与える影響など住民には不安なファクターで一杯、その上政府による発表が追い打ちをかけ、情報の迅速さと正確さそれに対応、保障などが明確に流れていないのが現状のようです。いわきは危ない、との風評被害が出ていて、いわき副市長は頭を抱えているらしいです(毎日新聞新聞3月20日付朝刊)。現に心配で出身地のいわきへ帰省しようとしたサラリーマンが、東京からタクシーに乗ろうとしたら断わられたとの新聞報道もあります。飲み物、農作物、海産物と次から次へと原発の悪影響が出始め、生産者の生活、首都圏までの生活を脅かす始末、特に計画停電は仕事にも影響しそうです。今のところ東京23区は大丈夫ですが、近郊からの通勤に支障が出たりしております。また、買い漁り、ガソリン不足(大地震で被害のあった石油備蓄タンクが稼働してまもなく解消される模様)と首都機能にも不安を掻き立てる事態が生じて経済の減速は避けられず、一部の外国の機関では20兆円の大損害と試算しております。 これから日本経済も多少上向きに回復になるかと思われた弥生3月、100年か200年に一度という未曾有の広域大自然災害が起きたのです。地震大国の宿命です。自助、共助、互助、公助の精神を忘れることなく、この災厄を乗り越えて行かなければなりません。幸いにボランティアの中にはたくさんの若い人たちもおります。希望を持ちながら少しでも前へ歩みば、必ず復興を成し遂げることができるはずです。今自分たちには何ができるか、そこから始めようではありませんか。取り留めもない内容で申し訳ありません。今後ともよろしくお願いします。時節柄ご自愛下さい。                          敬具

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