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2011/01/03

超人のスポーツ観戦 2011 箱根駅伝 続

 芦ノ湖から始まった箱根駅伝復路は、ところどころに小雪が残る箱根路を二人の走者のせめぎあいで始まった。スタートしてまもなく逆転往路優勝した東洋大が、今回の優勝候補筆頭の早大に抜かれたが、単にそのまま引き離されたままではなく、抜きつ抜かれつのつばぜり合いを続けたのだ。途中早大の走者が滑って転んだが、運が良かったのか立ち直ったばかりでなく、山を降りた頃には計算通り引き離した。
 その後は小田原中継所、平塚中継所と多少順位の入れ替えはあるものの、早大、東洋大、駒沢大、東海大、明治大、中央大、拓殖大、城西大、日体大、帝京大、中央大、拓殖大、国学院大、神奈川大、青学大、山梨学院大、東農大、専修大、中央学院大、学連選抜、日大、上武大の順で戸塚中継所へ。各大学の色鮮やかな幟が沿道を飾り、応援する人たちの服装も色々、むしろ単調に見えたのは白バイの走りだったか…。
 そして、東洋大が首位の早大に差を縮めて行くが、むしろシード権争いで凌ぎを削る新興勢力大学の走者たち―団子状態での走りに視る者には大いに刺激的だった―に目を注がれたのはそれだけ新鮮だったからだ。それは伝統校を破り表舞台に躍り出た大学だからだ。順天堂大、大東文化大、法政大などが消えて、国学院大、青山学院大などが特に目立った。それにしても日大の前半の好スタートと後半の息切れはチームプレーの相乗効果がうまく機能しなかったか、作戦ミスか痛々しかった。
 この箱根駅伝はある意味では、受験シーズンの幕開けとして格好の大学アピールの材料を提供してくれる。いわば、“走る広告塔”だ。寒風を疾走する若者たちに拍手を惜しみなく送る人たちには、大学間の臨場感溢れるレースの観戦の楽しさばかりでなく、ある種の力強さと清々しさも自ずと感じ取っていたかも知れない。アナウンサーの大げさで多少陳腐な実況放送と運営関係者のマイクに拾われた雑音にはうんざりした。それに今回から始まった選手への給水のシーンも危ない行動かも、と筆者的にはいささか滑稽に見えたのだった。

 結局は早稲田が総合優勝し、2位は22秒差で東洋大、3位は頑張った駒沢大それに東海大、明治大(48年振りの上位入賞!あっぱれ)…。
 今回の箱根駅伝で言い忘れたが、東洋大や国学院大などの監督が比較的若いのには驚いた。今年のレース展開は変化があって面白かった。
 正月の名物番組は健在だ。

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