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2010/12/21

超人の面白読書 78 ペール・ラーゲルクヴィスト著 尾崎義訳『バラバ』 2

 筆者はスウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンの作品をよく観た。と言っても、後期作品が中心だったかもしれない。『叫びと囁き』『ファニーとアレクサンデル』などは2、3回は観たか。『危機』、『不良少女モニカ』、『第七の封印』『野いちご』、『処女の泉』、『鏡の中にある如く』『冬の光』、『沈黙』などの初期・中期作品がテレビなどでも時々特集を組んだりしているので意外と観ることができる。ビデオも多少持っている。ベルイマンの映画では著名なイヴ・ウルマンなど贔屓にしている女優や男優が必ず登場する。ベルイマンファミリーだ。テーマは北欧独特の倫理性が張り巡らされた重いテーマが多い。しかも形而上学的で難解。神と人間の問題、愛と憎悪、結婚や男女関係の問題等々。心理劇さながらの展開は、19世紀の劇作家アウグスト・ストリンドベリイの影響を多大に受けていると言われている。
 ペール・ラーゲルクヴィストもまた、アウグスト・ストリンドベリイの影響を受けている詩人・作家・劇作家・文芸評論家なのだ。ただ彼は若くしてフランスに遊んで、当時のフランスのキュービズムなどの芸術運動や文学運動に直接触れて感化されたと解説に書かれている(前掲『ノーベル賞文学全集 19』の解説参照)。

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