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2010/09/13

超人のジャーナリスト・アイ 128 大規模書店考 その前に

 かつて1980年代の後半から90年代前半に毎年のようにニューヨークの書店を見て歩いた。20年と少し経った、ちょうど1年前にニューヨークを再訪して多少の書店巡りをした。ミッドタウンのヒィフス・アベニューにある書店はバーンズ&ノーブル、ボーダーズ、ダブルデイなどの大型チェーンが幅を効かせて老舗の書店が消えていた。日本の書店の紀伊國屋書店やブックオフ(オンジャパンの東京書店や旭屋書店もあったが今はない)も場所や品揃えを変えながら営業をしていた。ある業界紙に連載されたニューヨークの書店なる本も読んだ(この本は読者プレゼントだった!)。それより52丁目付近にあるアップル社の直営店の賑わいが印象的だった。
 リアルとバーチャル、この媒体変容が今年の一番の話題だ。キンドル、iPad、ソニー製の電子書籍など電子書籍の本格的な出現によりペーパーとペーパーレスの時代の突入、その間の棲み分けがクローズアップされて来て、紙媒体は電子媒体に駆逐されるとあちこちで本気で囁かれている。新聞のコラムや大手出版社のPR雑誌のコラムにも、やれ電子書籍が売れ行き好調で紙媒体を抜いたとか(一部のジャンルらしい)、やれ紙媒体はまだまだ印を付けたり、捲る感覚を大事にできるとか、双方の言い分が拮抗しているが、コンテンツや重さそれにデザインは電子書籍に叶わない。すでに電子辞書が証明済みだ。昨日読んだある英字紙の週刊版最新号には、かのオックスフォード英語辞典の最新版は電子媒体で提供することになるかもとの記事が載っていた。20冊からなる1セットの価格は、1165ドル、他方、オンライン版の年間利用料金は295ドルで毎月200万ヒットを記録しているらしい。印刷されない可能性が高いと。

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