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2010/06/25

超人の面白ラーメン紀行 136 港区三田『三田製麺所本店』

201006251147000 サッカーW杯南アフリカ大会、Eリーグの日本一デンマーク戦は3―1で日本がデンマークを降し、外国での試合では初めてオランダに次ぐ予選2位で決勝トーナメントに進出。強いと噂されたデンマークに前半積極的な攻撃をかけ、また、固い守備で相手の出番を阻止、危ない場面もあったが切り抜けた。かなりの運動量で後半は動きが鈍くなりかけた。よく踏張ったと思う。勝とうする気迫とチームワークの良さが功を奏した。
早朝のテレビ観戦は後半戦からだったが、気合いが入った。おかげで眠い。外国のメディアは、ジヤビラニが好き(イギリスの大衆紙「サン」)とか、青いサムライに夢を切り裂かれた(デンマークの「TV2」)とか書き立てた。
決勝トーナメントは南米のウルグアイ、6月29日午後11時キックオフ。

 ところで、2010年6月下旬、都内ラーメン紀行第3弾は港区三田の『三田製麺所本店』だ。つけ麺があまり得意でない筆者でも、やはりここのつけ麺はずっと気になっていた。暑かったがまだ混まない時間帯を見計らって11時半頃店の前に並んだ。早かったせいか行列はほんの少し、5、6分後には中国人のスタッフに声をかけられて店に入った。2階の4人掛けのテーブル席にはすでに大勢の人たちが座っていた。ほとんどがサラリーマン。つけ麺並(700円)を注文。もちもち感のある太緬、のど越しはいい。濃厚だが旨味成分を十二分に引き出している。美味。刻んだチャーシューや太いがやわらかいシナチクも存在感があった。割りスープを頼み完食した。2階はカウンターとテーブル席合わせて25人くらい、満杯だった。ここまで書いてきて可笑しなことに気づいた。今朝のサッカーテレビ観戦の疲れが出たのか、肝心なつけ麺の写真を撮るのを忘れてしまった。こんなことは珍しい。で、今回は筆者が撮影した店の外観で我慢して欲しい。つけ麺の味は本物だった―。
港区三田『三田製麺所本店』1.スープ★★★2.麺★★★3.トッピング★★4.接客・雰囲気★☆5.価格★★★

2010/06/24

超人の面白ラーメン紀行 135 井の頭線神泉駅『轍』

 当店は、出来る限り厳選した国内産食材を主に使用し、化学調味料を使わず、「安全で美味しい味」をご提供できる努力を致しております。店主 林 葉子

We strive to serve safe and tasty food made …

 今や渋谷の新たなラーメン激戦区の京王井の頭線神泉駅付近。今回は豚骨系を外したラーメン店にフォーカス。北口を降りてすぐと書いてあったので、ともかく左方向に歩いて見つからず、また駅前に戻った。するとすぐ目の前に看板があった。『轍』わだち。参った、ちょっと一回りした感じだ。
店に入り券売機でラーメン(700円)を選んだ。和風つけ麺(800円)が売りの店らしい。カウンターでラーメンが出てくるまでの間、読んでいたのが書き出しの文言。メッセージが濃い。どこかにもこんな文句が書いてあった店があったっけ? 確か伊勢原の街道沿いのラーメン店―。それはともかくとして、店内はカウンター席4席、テーブル席12席の個人回りした店で、和風が得意、否、何とか餃子もあった。つけ麺、餃子他の定食は1000円みたい。スープは煮干と鶏ガラか、あっさりとした醤油味、これはイケた。厚みがあってそれなりにやわらかなチャーシューも独特、もやしやねぎなどを排除し、ちょっとした青物をアクセントに添えた辺り、トッピングの工夫は女性店主ならではのレイアウトと読んだが。完食。気温30℃は越えていた梅雨の晴れ間の店内、さすが暑い。カウンターには男女2人、ホールは女性1人、昼下がりの一時、間があるかなと思いきやそれなりに客が入って来る。ここは神泉、松濤近く―。
 丸山町→道玄坂→渋谷駅と歩いた。トリプルスープのラーメン店『うさぎ』(実は筆者はここで食べようと大分迷ったのだ)は見つけた。満杯。ラーメン店の多いこと、中国人もビックリでは。そして、銀座界隈に見た中国人観光客は若者の街渋谷宇田川町周辺にもそれなりにいた。謝謝!
井の頭線神泉駅『轍』1.スープ★★★2.麺★★★3.トッピング★★☆4.接客・雰囲気★☆5.価格★★☆

さかなくんもびっくり とっておきのかつおくんレポート

さかなくんもびっくりとっておきのかつおくんレポート
身体がピンク色の鰹が千葉県銚子港で水揚げされて話題になっている。今まで初めてなので関係者が千葉県の博物館に調査依頼したと今朝のNHKニュースが伝えた。

 筆者はこのところ毎日のように食べている鰹だが、日によって微妙に味や硬さ加減が違う。鹿児島、宮崎、高知(滅多に関東のスーパーには来ないが、京都や大阪のスーパーにはある)、和歌山、三重、静岡、千葉、福島、宮城が主な獲れ処、回遊魚故、夏が過ぎると宮城県三陸沖から下る。今年の鰹は、この辺では千葉産が多いが、デパート、スーパーや鮮魚店によっては宮城や福島だったり、そうかと思えば、静岡や三重もあったりするのだ。店を特定しなければいろんな産の鰹が楽しめるかもしれない。値段は1サク、380円〜480円くらいでおちついている。ここ二三日の千葉産は身が硬い。
 さてさて、ピンク色の鰹の正体は? かつおくんに訊いてみよう、と―。

2010/06/22

超人の面白ラーメン紀行 134 JR 神田駅西口『麺屋武蔵 神山』

 一昨日の某テレビイーブニングニュースの都内食べ歩き新名所コーナーで、JR神田駅西口周辺をやっていた。ニューウェブ系のラーメン店がここ1、2年に進出、その数10軒以上。その昔はこれほどではなかった。『香山ラーメン』などがJR神田駅西口間近にあった時代は―。
 その筆頭の『麺屋武蔵 神山』に入った。テレビでは二番目の取材店で、どんぶりからはみ出るほどの大きな焼きチャーシュー麺(1800円)を取り上げていた。何しろ太くて長いチャーシューである。1日一つ注文がある程度らしい。筆者は初めて入った店では基本通り、シンプルだが定番の「ラーメン」(750円)を頼むことにしている。今回もそうした。スープは多めで麺は普通と付け加えたが(このラーメン店は、麺の大盛りも同じ価格!)。ここが筆者の厚かましいところで、“スープ多めに”がミソ。昔からだから仕方がない。これが筆者スタイル。(頑強な胃の持ち主でないのかも)。出て来た気持ち小さな、白いすり鉢状のどんぶりに背脂が入った動物系と植物系のダブルスープ、その上に平打ち縮れ太麺、トッピングはこの店独特のややボリュームのある焼きチャーシュー、海苔、メンマに刻みネギといった具合のラーメンだ。一啜り、濃厚なスープが舌に残った。続いて麺、もちもち感はあるものの、うどんを食べているみたいな感触だ。ボリュームのある焼きチャーシューは、外はカリカリ、中はジューシーと思いきや、筆者的にはもっと柔らかい方がいい。全体的に量はそれほどでもなかった。新宿の『麺屋武蔵』もそうだが、スタッフの水切りパフォーマンスやワーキングウェアの斬新さも目立つ。日曜日の夕方はさすがに神田駅西口商店街も静かだ。テレビ取材一番目の店『わいず』は休み、ここは年中無休。営業時間は午前11時〜午後9時半まで。JR神田駅西口から徒歩1分、神田西口商店街の中にある。

『麺屋武蔵 神山』1.スープ★★☆2.麺★★3.トッピング★★4.接客・雰囲気★☆5.価格★★

2010/06/21

最新の新聞記事 スウェーデン王室結婚報道

スウェーデンの王室の結婚式の記事を探していたら、下記のような記事を発見。
AFP通信社の配信記事内容 :
AFPなど3大通信社、スウェーデン王女の結婚式を報道せず
2010年06月20日 12:05 発信地:ストックホルム/スウェーデン
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スウェーデン・ストックホルム(Stockholm)のコンサートホールに現れた同国の王位継承順位1位、ビクトリア(Victoria)王女(左)と、19日に結婚式を挙げる元スポーツインストラクターのダニエル・ベストリング(Daniel Westling)氏(2010年6月18日撮影)。

【6月20日 AFP】(一部訂正)世界の3大通信社、AP、ロイター(Reuters)、AFPは19日、スウェーデンの王位継承順位1位、ビクトリア(Victoria)王女(32)と元スポーツ・インストラクターのダニエル・ベストリング((Daniel Westling)氏の結婚式の模様を伝える記事、写真、動画を配信しないと発表した。

 3通信社は結婚式が行われるストックホルム(Stockholm)に記者やカメラマンを送り込んでいたが、スウェーデンの王室が結婚式の独占放送権を与えていた同国の公共テレビ局SVTとの間で、素材の使用料と使用条件について合意に達しなかったため、配信見送りを決めた。

 AFPのビデオサービスAFPTVは、SVTが要求した金額は「市場価格を大幅に上回っている」としている。一方SVT側は「標準的な金額で、3通信社の決定にはとても驚いている」としている。

 AFPのグローバル・ニュース・ディレクター、フィリップ・マソネ(Philippe Massonnet)氏は、この決定は通信社が多くの人にむけてよりよい報道を提供できるようにするためだと述べるとともに、スポーツや著名人が関係する大イベントがその主催者によって商業利用される傾向がますます顕著になってきていると批判した。
【AFP通信社の電子版から】

2010/06/20

超人の面白スポーツ観戦 サッカーワールドカップ南アフリカ大会 日本対オランダ

201006201720000日本、オランダに惜敗、残念。次のデンマーク戦に望みをつなぐ

 昨日は午後からテレビ朝日とNHKBSが、ワールドカップ南アフリカ大会の日本オランダ戦に因んで特番を組んでいた。カメルーンに勝利してから俄然盛り上がった感のあるサッカー熱(その前は日本チームは大丈夫かとの不安が先行していた感が強かったが)、テレビはその盛り上がりをカメルーン戦の録画放送、多面的な選手紹介、ゲストキャスターの香取真吾や司会の川平氏の過剰なアクション、コメンテーターの贔屓めなコメントなどで加速させていたが(現地の南アフリカのダーバンの試合会場の実況ブースにはゲスト出演の元サッカー日本代表の中田英寿氏の顔もあった)、一方、他局も中田英寿がプレーしていたゲームなどを放送していて、過去の試合と現在の試合の運び方などを分析していた。司会の女性はあの住吉女史(「迷宮美術館」、「プロフェッショナル」などの司会者)だ。コマーシャルの時間帯になるとこちらへカチャカチャと回していた。サッカーワールドカップ中継は、テレビの視聴率を上げるのには格好のターゲットなのだ。だから各局は首脳部を含めて凌ぎを削る。一視聴者からみれば、独創的で面白いスポーツ番組との評価を下すか、はたまた陳腐で代わり映えしないと下すかが問題だ。時間泥棒といわれないためにも関係者はいいものを届けてほしい。

 さて、一次E組日本対オランダ戦をテレビ観戦した。筆者は、カメルーン戦を仕事の都合上視れなかったが、録画で若い本田選手のタイミングの良い一蹴りを視た。これが勝利のゴールで見事だった。エトーのいるカメルーンを破ったことで日本中を興奮の渦に沸かしたのだ。ここから流れが変わった。岡田監督率いる日本のサッカー代表選手にも最初の戦いで勝利したことが自信に繋がったようだ。それから優勝候補と見られている世界ランキング第4位(因みに日本は45位)のオランダ攻略に的を絞っての練習(その主力選手のスナイダーにボールを取らせない、回させない対策など)、その甲斐あってか前半45分は、シュートやボールの奪い合いなど果敢な攻撃や固い守備でむしろ日本のペース、予想以上にスピードとキレがあった。大久保、長友、松井や本田選手など。この前半45分間で何とか1点が取れていたらなと今にして思うと残念でしょうがない。試合前の中沢選手の泥臭く戦う、闘莉王のへたくそでも全力での言葉通り、走って、奪って、蹴飛ばす、攻撃的な試合運びだった。だが、後半戦、ボールを追うオランダ選手にスピーディさが戻ってきた。これは少し流れが変わったなと感じてから8分後、一瞬の隙にスナイダーのミドルシュートが決まった。川島の必死の防御にもかかわらず、ボールは手を離れて右へゴールイン(今大会の公式ボールは軽くてよく飛ぶようだ)。このあと攻守にわたって健闘したがオランダに押し切られた。チャンスがオランダよりもたくさんあったにもかかわらず、結果を出せなかった。本当に悔しさが残るゲームだったが、日本選手が機敏に動いた好ゲームだった。ただシュートが得点に結びつかなかったこと、セットプレーや後半の選手に疲れが出て動きが鈍くなるなどの課題も残したようだ。
このあと深夜デンマーク対カメルーン戦があって、2―1でデンマークが勝利した。日本は24日(日本は25日の深夜)にデンマークと戦うが、ここで最低でも引き分けに持っていかなければ決勝トーナメントには進めない。次の第三試合が大一番、勝ちに行ってほしい。その兆しはみえているし、一次リーグ突破も現実味を帯びてきた。岡田監督の下、本田、大久保、松井、長谷部、遠藤、阿部、長友、闘莉王、駒野、川島そして中沢の各選手は一丸となって頑張ってほしい。谷間世代(ある新聞の見出し)の威力を!【写真は2010年6月19日付朝日新聞朝刊より】

2010/06/12

超人の面白ラーメン紀行 133 横浜市戸塚区『太華』

 JR東海道・横須賀線の戸塚駅に直結している商業施設トツカーナ(すでに改装を余儀なくされている店舗もあるが)、その5階にあるラーメン店。まだ出来て2ヶ月、この辺では珍しい広島系ラーメンである。戸塚はここ5、6年でラーメン店が様変わり、それなりのラーメン店が凌ぎを削るラーメン激戦区だ。
 11時ちょうどの開店同時に入った。もちろん1番のり。カウンター左端から二番の席に座った。中華そば(650円)201006121104000_2を注文。ラーメンが出てくるまでカウンターにあるチラシなどを一瞥、このラーメン店の強烈なメッセージが伝わってきた感じ。自家製麺(平打ち細系麺)、鶏ガラと濃い口醤油それに背脂のスープ、広島産ネギ、メンマそれに福岡産のチャーシューというスープ、麺、肉、トッピングのこだわりだ。多少自己主張が強いかなと思ったが、そうしないとこのラーメン激戦区では生き残っていけないかもしれない。
 そうこうしているうちに中華そばが出て来た。例によってスープを一啜り。濃厚な鶏ガラスープの味だ。醤油が効きすぎている感じ。パンチがあるのだ。平打ち細系麺はこのところ見かけない麺だ。麺はやわらか、スープとの絡み具合がいいかも。日本男子、ここに現るといった感じか。チャーシューはやや硬いが大きい、小刻みのたっぷりネギも彩りを添えている。全体的にボリューム感はあった。後で背脂が尾を引いたが、ご愛嬌である。
メニューはシンプルそのもの。中華そば、チャーシュー麺(850円)だけで普通と大盛り(100円増)の正確には2種類のみ。店の雰囲気も悪くない。場所は少し分かりにくい。
ラーメン店『太華』①スープ★★☆②麺★★③トッピング★★☆④接客・雰囲気★★⑤価格★★★

2010/06/10

クロカル超人が行く 137 佐渡点景

佐渡点景。
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 うまくかかないでください こば郵便局。なかなか情感のある文字と否定命令文の意味するところは、素朴―。
 海は珍しく凪、荒海を想像していたが、初夏は穏やかそのものだ。海沿いの家屋にも特徴があり、屋根に石を置いた人家、男が漁に出ている間、女が屋根を造るらしい。板塀は風雨に耐える古の知恵が滲んでいる。景色は四季折々に変化する。海の匂いがぷんぷんするところだ。サザエあり、トビウオあり、マダイありと海の幸が豊富で、板塀の町並みの一角には柴田収蔵の生家や有名な船主の家もあった。博物館の北前船を見ると当時の海上交通の要衝地を想わせる。船大工はまだいるらしい。

 築150年以上は経つ古民家でのトーキング。ブレーンストーミングと喜怒哀楽の調べは朝まで続いたようだ。トレッキングはできなかったが、トーキングは人の和を強くした。我が愛すべくお茶の水博士ことM先生の人柄もあって、一同海に溶けた感じだ。カニを見かけなかった、カニをすてなかったとしきりに筆者に訊いてきたM先生には、何か問題を通り越しておかしみがあった。北前船に身を寄せてしばしお隠れになっていたことは特筆すべき出来事―。サドの午後は外も内も暑かったので、少し冷やしたかったのかも知れない。蕎麦打ち実践やワラビもあって、そこで嗜むビールの味は、これまた、極上そのものだった。あゝ、佐渡旅情―。

 海原は朝日に照らされ夏来る

 トーキングキングがチェック宿の朝

 ほらダメよ蕎麦打つ母は子を叱り

 シカゴの人栄螺食べたさ火をおこし

 もしもしとカニくんは今どこへやら

 五右衛門や薪炊かずしてシャワーの湯

 布団替え階段転げりゃ無事着地

 一人B型食べては不調テンポずれ

 泡立ちぬ朝風呂の湯いとおかし

 鼾音海鳴りかと師笑う


 筆者は、両津に向かう帰りのタクシーの中であることをタクシードライバーに尋ねてみた。
ところで、北朝鮮拉致被害者・曽我ひとみさんの夫、チャールズ・R・ジェンキンスさんは今どこで働いているんですか ? この先の真野地区にある「佐渡歴史伝説館」に長女と一緒に働いていますよ。以前は佐渡金山の管理運営する「ゴールデン佐渡」に施設管理要員として働いていたらしい。予定外、しかも時間的な都合もあって今回はパス。一度お会いしたかったが残念である。タクシードラバーから最新の情報を聴けただけでも良しとしよう。

クロカル超人が行く 136 佐渡金山

フォトエッセー : 佐渡金山 2010年初夏。

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 佐渡金山は1601年(慶長6年)鶴子銀山の3人の山師が発見、開山。鉱量枯渇のため1989年(平成元年)操業停止。388年間に採掘した金の生産量は78トン。宗太夫坑道、道遊坑道の総延長は400kmに及ぶ。持主は山師→佐渡奉行→工部省→宮内省→三菱合資会社→三菱鉱業→三菱マテリアル→三菱の子会社と変わる。有名な「道遊の割戸」は2つに断ち割れた露天掘りの跡。江戸時代後期には1800人の無宿人(ホームレス)・罪人が強制連行され、過酷な労働を強いられたが、見せしめの意味合いが強かったらしい。無宿人は主に水替え人足の補充に充てられた。鉱夫(主に石屋出身者)には塵灰を吸い、肺をやられて早死する人が多かったらしい。お金は稼げたが過酷な労働一筋、女に会いてえと休憩所で呟く鉱夫もいたらしい。近くの町には大きな遊郭があって相当栄えたという。また、案内人によれば、江戸時代には相当数のお寺や墓があって幕府の役人が縮小したほどだった。それは何を物語るのか―。佐渡金山は世界遺産に登録申請中だ。(佐渡金山のパンフレット他を参照)

 その佐渡金山を見学した。人形70体が採掘現場をリアルに再現していて過酷な仕事をかいま見た感じ。坑道の中はひんやりし、岩肌に触れるとぽろりと岩屑が落ちた。佐渡小判の製造工程の詳細は金山資料室で見れたが、その一角に趣向凝らした人気のコーナーがあった。金の延べ棒(1800万円相当)を片手がやっと入る程度の穴から取り出せたら、3000円(正確にはもっと多いか?)のご褒美。見学者のほとんどがチャレンジするも(上の写真参照)、ほとんどの人が失敗、筆者も試みたがやはり失敗した。金の延べ棒は意外と重く、小さい穴からだと自由が効かなく取り出せない。今まで6名の方が成功し、その中の一人は小学生の女の子だそうだ。
写真撮影に忙しく坑道の中を走り回っていた。近代遺産も見学、圧巻はやはり「道遊の割戸」だった(写真上参照)。


クロカル超人が行く 135 新潟市佐渡あるいは佐渡島

   佐渡の海飛行機雲が夏を描き

 
 高速船のホーバーで新潟港からひとっ飛びの佐渡島。Dscf8142_3


 東京23区とほぼ同じ面積に6万2千余人が住む日本最大の島だ。つい最近では歌手のEXILEが釣りに来たとか、女優の吉永小百合がコマーシャルの撮影に来たとか、歌手の香西かおりが佐渡の地酒を好んでいるとか、極めつきは、東京駅地下にある「銀の鈴」201006101018000の制作者で有名な東京芸術大学長宮田亮平氏の出身地が佐渡であることだ。彼の生家も紹介された。佐渡には気軽に訪れているらしい。帰省していると言った方がより正確かも知れない。実はこれらはバスガイドさんの受け入りだ。船着き場のある両津から佐渡金山→鮮魚センター→講演会場のある開発センターとバスツアーを楽しんだのだ。約2時間。その道中でバスガイドさんが話した内容の一部が上記だ。話し方はさすがに要領を得ていてベテランの領域すら感じるが、たまには最近仕入れたネタなども披露していた。我らの愛すべきお茶の水博士ことM先生は(筆者の隣の席)、そのガイドさんに新ネタを提供できるほどのオモロイ話を開陳、ガイドさんやドライバー氏をはじめ、ご一行様26名を笑いの渦に巻き込んだのだ。ソフトクリームを割箸で食べる不思議な先生だけれども(これもウケた、ソフトクリームの底を上手く救い上げるには最適のツールらしい)、今回の話もオモロかった。
 その季節になるとよくテレビでも見かけるシーンに佐渡の名物たらい乗りがある。ごく素朴な乗り物だが、これがなかなか漕ぐのが難しい。下手するとバランスを崩して前へ進めないのだ。このたらい乗りが難しいとベテランガイドさんが話していた時に、我らの愛すべきお茶の水博士ことM先生が漕ぎ方ではなく、服装に言及したのだ。たらい乗りは海パンやビキニの服装? その時このベテランガイドさんが大笑いし、しばらく笑いが止まらなかった。M先生は下手すると濡れるしあるいは、海に落ちるかも知れないと本気で思っての発言だった。たらい乗りのパフォーマンスを知っている者と知らない者とのおかしみである。
 話は前後するが、佐渡には特別天然記念物指定の国際保護鳥朱鷺がいる。その朱鷺についてガイドさんの話がこれまた、可笑しかった。ネタ帳その3くらいのランキングの話だがご一行様の眠気を覚ましてくれた。朱鷺は全長76cm、顔と脚は赤く、頭に細長い冠毛の束をもち、体は淡いピンクを帯びた白色の羽毛でおおわれているが、繁殖期には頭から背中にかけて灰色になる(「トキの森公園」のパンフレットより)。その朱鷺の雄雌を見分け方が非常に難しいらしい。そこでガイドさんから朱鷺の雄雌の見分け方はどのようにするのかクイズが出された。羽の大きさが違う、脚の長さが違うなどの答えが出たが、大分飛躍して、パンツを脱げば判るとのオチがついて終わったのだ。ご一行様のオヨヨのどよめき、唖然とした雰囲気だった。実は、朱鷺の雄雌の識別は、DNA鑑定し脚にリングをはめて識別しているとのこと。ベテランガイドさんに一杯喰わされた恰好だ。

追記。朱鷺色の絵が鮮やかな作品などを集めた朱鷺の絵画展が開催されていると今朝のNHKニュースが報じていた(2010.6.17 記)

2010/06/08

超人の面白ラーメン紀行 132 新潟市『昔商店なおじ』

 5月はブログの記事本数が最低だった。書く気が起こらなかったことが主因だが、また、仕事がいろいろと立て込んでいたことも事実。そうこうしているうちに小鳩が消えて「甲」高い人が現れた。日本の政治はこれからどうなって行くのか注視したい。

 さて、今回のラーメン紀行は新潟市内にあるラーメン店『昔商店なおじ』。201006052212000昭和30年代にタイムスリップしたような店は、5年前に開店。ある懇親会後に5、6人で出かけた。駅からタクシーで約10分、暖簾の右端が捲れて見えない玄関を潜ると、昔懐かしい光景が広がっていた。はまぐりなどがトッピングの豪華な『昔ラーメン』を頼むも、そのメニューは今はやっていないとあっさり断られ、代わりに定番メニューの一つ、「なおじろう」を注文。Dscf8136土曜日の夜だったので店は一部のメニューが売れ切れるほど繁盛していた。注文してからラーメンが出てくるまで多少時間がかかったことは言うまでもない。その頼んだラーメンは二郎系、太麺で硬め、もちもち感があって手応え十分、もやしもたっぷり。チャーシューは外側はカリカリ、中は柔らかだ。動物系と魚介系のミックスされた、背脂たっぷりのスープもイケた。濃厚だがそんなに塩辛くもなく、緬に程良く馴染んでいた。これで普通盛りなのだが、正直言って完食できるか不安だった。しかしそれは見事にハズレ、食べたあとの満足感が残った。一方、『昔ラーメン』Dscf8137


は残数が少なく、一緒に行った人たちの3人だけが食べた。シナチク、ナルト、海苔などが入った醤油味。こちらも旨そうだった。夜10時頃だったが、カウンターはほぼ満杯、テーブル席(丸くちゃぶ台風)もぼちぼち、画面が多少まろみがかったレトロ調のテレビの前のテーブルもいつの間にか満杯、さすが人気店だ。場所は新潟市中央区上所3-1-28。新潟県庁の近く。
新潟市中央区『昔商店なおじ』①スープ★★★②麺★★☆③トッピング★★★④接客・雰囲気★☆⑤価格★★☆

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