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2009/12/12

超人の面白創作 携帯連載小説 ミルクプラント 33

 大型自動機械が東京から届いたのは何時だったかナオミには微かな記憶の片鱗があるだけだった。
ある日大型トラックがナオミのうちに入り込み荷物の上げ下ろしをしていた。さて、どういう風にして中に入れたのかは分からない。恐らく学校に行っている間の出来事だったことは容易に想像つくが、また、この機械の撤退についても分からない。ナオミは栄枯盛衰の味わいをそれなりに感じていた。人間は技ありとは言うものの、時の運も左右するのだとモノの哀れをこの機械が撤退後の作業時に思った。本当にどの位の時間が流れていたのだろう。機械は人間の代わりをしてくれる素晴らしいモノだが、それは生産というとてつもない荒技を発揮はするけれども、それ以上は所詮無理なのかもしれない。チャーリー・チャップリンの『モダンタイムズ』 ではないが―。

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