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2009/12/10

超人の面白創作 携帯連載小説 ミルクプラント  32

 ナオミがいつも不思議に思っていたことだが、この見本市に出かけた何ヵ月後には段ボールの箱かしっかり梱包された箱が届くのだった。進取の気取りというやつが顔を出すのだ。子どもながらにナオミも大いに興味を持った。洒落たデザインのグラス、牛乳のキャップ、アイスキャンディの棒、アイスモナカの皮など子どもがいたずらするのに困らない代物ばかりだった。ナオミは近所の仲間と牛乳のキャップでよく遊んだ。
どうするかって、少し想像してみてください、実に簡単なゲームなんですから。
小さなちゃぶ台か縁側の一角が舞台になるが、そこに牛乳のキャップを並べる。じゃんけんで順番を決め、ゲーム開始となるのだが、一つ問題がある、ある程度の高さがないといけないのだ。縁側だと庭から横にプレイすることになるのだ。さて、どうするか、メンコのアレンジ形と言えば良いか。キャップめがけてパッと息を凝らして微妙な風を送る、キャップが裏返しになれば勝ちなのだ。対面形式でプレイしたようだ。外でこのゲームをすると、風のある日は中止だった。自然に裏返しされてしまうか風の強い日は吹き飛んでしまうからだ。このゲームの名前は「パッ」である。

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