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2009/12/06

超人の面白創作 携帯連載小説 ミルクプラント  28

 さて、そのミルクプラントの中はどうだったかナオミは頭を巡らした。
 ちょうど入口の左手にボイラー室があった。ここには燃料のおが屑や木っ端をブリキで出来た四角い入れ物に入れ、カマを炊き、水を加熱し、発生した温水や蒸気を室内に送り込む装置のボイラーがあった。そのボイラー室に入ると、給水、燃料配り、カマ炊き、サーモスタットや温度計の点検、適温になればボイラー室入口左上の蒸気出口のコックを拈る。ボイラーが適温になるまで燃料を配るのだが、これがまた、一仕事なのだ。そんな時ナオミはカマの近くで姉や弟と雑誌『平凡』の付録の流行歌の歌詞を見て覚えるのが楽しみだった。

わらにまみれてヨー 育てた栗毛
今日は買われてヨー 町へ行く


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