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2009/05/21

クロカル超人が行く 110 銀座界隈

クロカル超人が行く 銀座界隈
クロカル超人が行く 銀座界隈
BS-TBSの番組で見かけるほろ酔い中年の吉田類氏の酒場探訪も、大人の何とも言えない味わいを醸し出してくれるが、毎週金曜日の毎日新聞夕刊コラム、鈴木琢磨記者の「酒に唄えば」もまた、読むのが楽しみなコラムだ。筆者はこれを週末の夜遅くか翌日に読む。低音が壁にぶつかり跳ね返ってくるような一種独特な筆使い、場面的には人生の織り成す色を半ば仄暗いグラデーションに染め上げたような感じ。何のことはない、単なる酒呑みの出没記なのだ。
そんな記事を読んでいると、たまには5時から男も精を出したくなる。
というわけで、ラビット大使と宵の銀座に馳せた。有楽町駅近くの英国パブから次の「ルパン」に繰り出すも、生憎の定休日、それじゃここはどうとラビット大使の言に従い入ったのが三笠会館地下の『Bar 5517』。カウンターもいいが、ここは外界が覗ける奥のテーブルを確保。その窓際には雑誌「サントリー クォタリー」(付記。つい先日新聞が休刊を伝えていた)などのバックナンバーが樽で作った書棚にびっしり、手にとって見られる位置にあるのだ。
筆者はごくありふれたカクテルを注文したが、ラビット大使は違っていた。バー通の彼はロシア語の響きのする名前を口ずさんで、できますかとバーテンダーに頼んでいた。もちろんメニューにはない代物だ。それが写真のカクテル、ニコラシカだ(写真左上。因みなに写真左下はオリジナルカクテル、ザ・ギンザ)。ブランデーをベースにレモンの輪切りで蓋をしその上にグラニュー糖を盛る。口の中でレモンとグラニュー糖をミックスさせ一気にブランデーを流し込むそうな。その時は場の雰囲気に圧倒されてともかく写真を撮るのに気をとられていて、名前すら忘れてしまった(多少アルコールは入っていたが)。後日ラビット大使に飲み方を教わったのだ。
しっとりした銀座の夜の一幕だった。

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