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2009/05/06

ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭 2009 バッハとヨーロッパ

200905041716000ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭2009のテーマはバッハとヨーロッパ。ラ・フォル・ジュルネは 1995年、フランスの港町ナントで始まり、2005年には日本に上陸したクラシック音楽祭。今年で4回目、去年から金沢でも開催している(金沢 2009は「モーツァルトと仲間たち」)。東京の丸の内、東京フォーラムの各会場で200905041804000300以上のコサートが5月3日から5月5日まで聴けるのだ。パンフレットによれば、一流の演奏が破格の料金で楽しめ、ご家族でまるまる一日楽しめる。今年は「バッハとヨーロッパ」Bach is Back ! バッハの書架に遺された膨大な楽譜を手がかりに、ヨーロッパ・バロックの広大な世界を一望する構成に、バッハの2つの側面、「世俗音楽」と「宗教音楽」の傑作のほとんどを紹介。マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、マニフィカト、ロ短調ミサ、カンタータの「宗教音楽」、一方、ピアノ協奏曲(1台、2台、3台、4台のピアノのための)、ヴァイオリン協奏曲、管弦楽組曲、ブランデンブルグ協奏曲、無伴奏チェロ組曲、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、平均律クラヴィーア曲集全曲、ゴルトベルク変奏曲、フーガの技法の「世俗音楽」。バッハ以外ではヴィヴァルディの「四季」、ヘンデルの「メシア」などや18世紀から20世紀の作曲家によるバッハの編曲も紹介される。
バッハの魅力は、ハーモニーの豊かさ、メロディの美しさ、形式の完璧さ、インスピレーションの深さによって時間を超越している。ショパン、シューマンなどの作曲家やカザルスやケンプなどの演奏家が一日の始まりにバッハのプレリュードを弾いたり、ベルイマンやタルコフスキーが自分の映画にバッハの作品をしばしば使用したことなど音楽の力を知っている。パンフレットは最後にバッハの音楽は「癒し」につながり、私たちになぜアートが必要なのか、その答えがバッハにあると結んでいる。宗教音楽の世界的大家ミシェル・コルボ、名ヴァイオリニスト兼指揮者ジャン=ジャック・カントロフ、ヴァイオリニストのファニー・クラマジラン、パヴェル・シュポルツル、ネマニャ・ラドゥロヴィチや南紫音、ピアニストのアンヌ・ケフェレック、クレール・デゼール、リデイア&サンヤ・ビジャーク姉妹などの注目の演奏家たちが登場する(「ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭2009」のパンフレットから引用)。

 筆者は5月4日の午後7時15分からAホールでJ.S.バッハの2台のピアノための協奏曲第一番ハ短調他を聴いた。ジャン=ジャック・カントロフの切れのある指揮のシンフォニア・ヴァルソヴィアの演奏、カラヤンに才能を認められた才媛ブリジット・エングラーの力強い演奏それにボリス・ベレゾフスキーの華麗な演奏は、クラシックに素人の筆者にも(Rachel Podgerのヴァイオリン演奏によるJOHANN SEBASTIAN BACH 「COMPLETE SONATAS & PARTITAS FOR VIOLIN SOLO」 はよく聴いているが)十二分に楽しませてくれた。力強さと華麗さそして軽やかさ、ナントもいい気分になったのだ。これが音楽の真髄―。
 ところで、この会場で日曜日に視たばかりのNHKの番組「COOL」に出演していたスペイン人の男性を見かけた。全く偶然に筆者の席を通り過ぎていった。また、演奏終了後、茂木健一郎と鈴木雅明対談が200905041852000地下の特設会場で行われていて、それを少し眺めて腹ごしらえにとレストランに向かっている最中にこれまた、偶然に先ほど演奏終えたばかりのボリス・ベレゾフスキー氏に200905042019000出合ったのだ(慌てて撮ったのでピンボケ ! )。
今年はOTTAVAだけでなく、NHKFMも200905041753000特設スタジオを設けていた。そのOTTAVAによれば、来年2010年はショパン生誕200年に因んで「ショパンと仲間たち」がテーマらしい。

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