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2008/11/10

超人のジャーナリスト・アイ 97 あるジャーナリストの死 元テレビキャスター筑紫哲也

 ジャーナリストの筑紫哲也氏が先週の金曜日に肺癌で亡くなった。享年73才。ハイライトとマーブロを愛した愛煙家だった。棺には取材ノートなどは入れたが、タバコ関係は夫人の計らいでお法度だったとスポーツ紙が報じた。彼は政治、経済、外交、社会、文化や芸能に至るまで幅広い活動をしたマルチジャーナリストだった。同じ新聞記者出身のテレビキャスター鳥越氏は、朝日新聞記者(1959年入社、政治部記者、沖縄返還交渉取材、ニューヨーク特派員時はウォーター事件取材などで活躍)、雑誌「朝日ジャーナル」編集長、テレビキャスターと同じような道(因みに、鳥越氏は毎日新聞記者、サンデー毎日編集長、テレビキャスター)を辿った人は筑紫さんただ一人だったと語っていた。また、元日経新聞記者で早稲田大学教授の田勢氏は政治部時代を回想して同じところで隣り合わせ、群れずひょうひょうとしていたと語っている。白髪で甘いマスク、ソフトな語り口と笑顔、鋭い切れ味などある意味ではスター的な存在だった。TBSのニュース番組「NEWS 23」の“多事争論”では世相を短い時間で斬っていて小気味が良かった。今日はこんなところで、と筑紫さんの名文句で番組が終了していたが、目指したのは活字の映像化だろうか。しかしオーム真理教報道問題では苦い経験をしたのだ。「朝日ジャーナル 」編集長時代の時代を読む企画、インタビューなど印象深い。合掌。

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