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2008/10/13

超人のジャーナリスト・アイ 96 アメリカの雑誌を読む 小国アイスランド報告

 毎日新聞2008年10月12日の潮田道夫の「千波万波」欄によれば、アイスランドの人口は30万人強で漁業国に見られるが、実は金融で食っているらしい。国内総生産は160億ドル(1兆6000億円)しかないのに、その10倍の資金を転がしてきた。おかげで世界有数の所得水準、医療も教育もタダだ。今回の金融危機がアイスランドにも及ばないことと書いている。つい最近の報道ではアイスランドも金融対策実行中とか。英国のシティに働いている人たちがアイスランドの銀行に預金しているらしい。
ところが、この10月6日アイスランド政府は非常事態宣言し、議会は国内の全銀行を政府の管理に置く法案を可決、ランズバンキ銀行や最大手のカウプシング銀行も政府の管理下に置かれた。8日にはアイスランド中央銀行はロシアから40
億ユーロの緊急融資を受けた。金融経済の破綻である。
そんな折りあるアメリカの雑誌の電子版にアイスランドに関する記事が載っていた。以下はその試訳。

レベッカ・ソルニット氏の「ユートピアだより。アイスランドの恭しい反理想郷」

2007年の遅い時期にヴィフィル・アトラソンという一人のアイスランド人が小さな国際的事件を起こした。彼はホワイトハウスに電話かけると、交換手に自分はアイスランドの大統領だと告げ、ジョージ・W・ブッシュアメリカ大統領と話す約束を取り付けたと話した。ホワイトハウスが事態の進行を把握したとき、アトラソンはアイスランドの警官に連行されて数時間尋問された。そのとき彼はアメリカ渡航のブラックリストに載った。何も会話は交わされなかった。一方、私はアイスランドに到着してまもなくオラフール・ラグナール・グリムソンアイスランド大統領との昼食を取り付けた。美術展示会場で偶然に出会い尋ねて。アイスランドは危機に瀕している作家と同じく普通の市民にも受け入れ可能な規模の人口30万人強の国家だ。事実私はイスラエル生まれの二番目の妻のドリット・ムッサイエフさんに会う日を拾って頂いた。昼食にもう一人のアメリカ人と行くのをたまたま避けてくれたのだ。アイロンのよく効いたジーンズをはいた大金持ちのニューヨーカーのこのもう一人のアメリカ人は、アイスランドがとても好きでここに住もうと考えている。お抱え運転手が操縦する大統領の地上クルーザーでレイキャビークの下町を横切る理由を彼はあげた。空気がきれい、水がきれい、犯罪がない、そして移民がいない。彼は北大西洋全体と閉ざされた社会であるとの理由でアイスランドを好んだ。今尚彼には関心があった。街の上を明るく散りばめる落書きは彼を大変悩まし、二度もその話に言い及ぶほどだった。


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