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2008/10/28

超人のジャーナリスト・アイ 96 アメリカの雑誌を読む 小国アイスランド報告 14

 これら大部分のノルマン人の居住者は土地に餓えていたばかりではなく、君主制にも飽き飽きしていたのだ。大君主がいなくとも秩序が維持できるローマ共和国時代以来のヨーロッパで成し遂げたことをやりたかったのだ。
 このことは素晴らしい考えのように響くが、統治者や税金集めの人たちがいなくとも自分たちをうまく治めていたアメリカインディアンのアルゴンキンやモヒガンと血筋が繋がっている初期のアイスランド人と考えるならば、はっきりと階層制や官僚制度が定まっていなかった小さな自治社会の長い歴史なかでは、業績でその位置が分かるのだ。アルシングで意思決定力を持った酋長と共にする農夫、忠誠を変えない農夫、そうした農夫は主に隷属はしない。酋長自身農夫だった。家族の結束は重要だったのだ。それは今尚存在している。

ジャード・ダイアモンド氏はこれらの自治するアイスランド人は余りに貧しくて政府をつくる余裕がなかったと書いていた。事実国の過酷な気候と生きるか死ぐかの闘いをしてきたのだ。

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