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2008/07/17

超人のジャーナリスト・アイ 90 雑誌「ニューヨーカー」の風刺画

Img003_3昨日の毎日新聞朝刊には7月14日発売の「ニューヨーカー」最新号の表紙の風刺画が今話題になっている話が載っていた。毎日新聞によると、その風刺画は米大統領選の民主党指名候補確定のオバマ上院議員と妻のミシェルさんをテロリストのように描いていて、オバマ陣営から悪趣味だと反発を食らっていると伝えている。確かに見れば多少行き過ぎ、しかし範囲内―。筆者は1ヶ月前からニューヨークに住んでいる身近な人間にこの雑誌「ニューヨーカー」を現地で購入して航空便で送ってくれるよう頼んでいるがまだ手元に届いていない。さては船便か、と考えていた矢先のカバー風刺画騒動だ。雑誌「ハーパーズマガジン」はその電子版のコミカルな動画配信サイトでこの問題を皮肉たっぷりに伝えていた。短編小説、詩などのフィクション、街の話題、演劇評、書評も充実しているが、何といっても風刺画がこの雑誌のもう一方の持ち味だろう。かつてこのクオリティマガジンには哲学者Hannh Arendt ハンナ・ア―レントが“The life of the mind”などを連載していた時(邦訳「精神の生活 1.2」 は1994年 岩波書店刊)、筆者はこの連載を夢中になって読んだ。内容を完全に理解できたかは分からない。あれから幾星霜―。この雑誌については翻訳家でエッセイストの常盤新平氏が詳しい。何年か前は経営も厳しいと伝えられ、購読システム、広告収入、紙面改革などを行ったと聞く。今は確か女性編集長が辣腕をふるっているらしい・・・。
“カバー仕切れない”ということで、しばらくはこの雑誌から目が離せない。
そういえば、去年あたりかデンマークの新聞に掲載された風刺漫画の騒動も世界をかけめぐった。
【写真左上: 2008年7月16日付毎日新聞朝刊から】
追記。今日ニューヨークの身近な人間から「The New Yorker」June23、July7 & 14号の2冊が届いた。残念ながらこの後の号が上述の号だ。この号も送ってくれるようすでにメールを打ったばかり。久しぶりに手にして価格が4.50ドル、合併号は4.99ドルと以前より価格が上がっている。それに雑誌の大きさが一回り小さくなっていた。日本の丸善の丸の内店あたりで買えば1冊1500円はする。6月23日号の書評は作家のJohn Updikeジョン・アップダイクのEthan Canin の最新刊"America, America"(Random House; $ 27)、題してAn upstate Sagaだ。まだパラパラ捲っている。(2008年7月18日 記)

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