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2008/01/31

ある死 その1 ある女主人の死

日本列島は完全冬型配置で日本海側は吹雪、関東の東京、横浜でも雪が舞った昨日、公衆電話から携帯に電話が入ったが、誰からか不明のままだった。判明したのは今朝だった。ある人が死んだ知らせだ。しかも突然死らしい。つい10日前に訪ねた新宿某店の女主人。今年で30年の店で、筆者もとぎれとぎれだが通った店だ。儚い。人生の無常を思う。(2008年1月24日 記)

追記2 DOGの女(ひと)アガーペ求めて雪に消え、

また、三好達治の有名な「雪」の詩に倣って、

ヒトミを眠らせヒトミの屋根に雪降りつむ。
リエコを沈ませリエコの屋根に雪降りつむ。

そしてもうひとつは彼女のいつもの口上。
「何よ、まぁ、久し振りねぇ。元気だったぁ」と笑顔で。
「うん、まぁーね」
「鈴木ちゃんも、二三日前見えたわよ」
「取りあえず、ビール。それにタコス頂戴」
「わかったわよ」

山形訛りがなかなか抜けなく、更に語尾に“よ”がつく
特徴のある会話はもう聞かれない。ふくよかで表情も豊かな女性だった。享年59歳。
その死に顔は清らかそのもの。死因は脳溢血 ?
中高年男性のマドンナ的な存在だった(少なくとも筆者には)女主人よ、さようなら。合掌。
そして残されたもう一人の女主人も悲しみを乗り越えて
頑張ってほしい。(2008年1月30日 記)

追記3 それから3ヶ月が経とうとする昨日(2008年4月17日)その母親がなくなった。何とも気の毒なことだ。(2008年4月18日 記)

追記4 久し振りに読み返してみて少し文章を直した。もう亡くなって7年半以上か、月日の経つのが早いこの頃である。新宿要町の雑踏も懐かしいが、ま、よく姉(大島渚監督の映画『新宿泥棒日記』のヒロイン。ネットではマニアのコレクションの格好のマテリアルに使われているみたい。今や伝説の女優になったということか)と妹は些細なことでケンカをしていたね。店が2階にあった時代に。それもこれも想い出での1ページを捲るようー。(2015年10月14日 記)


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