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2007/09/20

超人の面白ラーメン紀行 70 杉並区永福町『大勝軒』

超人の面白ラーメン紀行  70

節目の70回目は杉並区永福町の有名ラーメン専門店『大勝軒』。このところ大勝軒の文字に踊らされている感じだが、ここのラーメンは評判通り。美味且満腹。実は昨日仕事の帰りに寄ったが生憎休みだった。それで夏日の今日、気温29.9℃のなか再訪したわけである。こんなくそ暑い日にラーメンなんて馬鹿げているなと思いつつ、きっと客も入ってないはずとたかをくっていた。さにあらずや満杯だった。多少待ってカウンターの席に着いた。メニューはシンプルで醤油系中華麺(1050円!)のみ。あとはバリエーションの生玉子入中華麺(1100円)、メンマ入り中華麺(1260円)それにチャーシュー麺(1260円)だ。中華麺を注文。出て来る間カウンターの前に置かれた週刊朝日をパラパラ、すると小倉加代子のコラムに目が留まり一気に読んでしまった。それは関口知宏のNHKの番組「中国鉄道の旅・秋編」に言及した記事だが、佐野周二、宏×の21光とか、列車に乗り合わせた生命保険会社の社員たちが歌ったお返しに「北国の春」を全部歌ったあたりはさすが西田佐知子のDNAは健全だとか褒めちぎっていて、かつての松田聖子論の著者は結構ユーモアがあって切れ味がいい。小生は中国鉄道の旅のこのシーンは見逃したみたい!
そうこうしているうちに、中華麺がお盆に乗って出て来た。すごい、大きなどんぶりにこれまた大きなれんげ(写真でこの大きさが感じられたか不安であるが、何せ一瞬のうちに撮らなければ後の祭りなのだから・・・)スープとタレは研鑽を積んだ結果の産物、それゆえに原材料に拘っているらしい。極上の煮干しいわしのスープにストレート中細麺がうまく絡み、食感は抜群。決してしつこくはない、むしろあっさりとしていながらコクがあるのだ。暑さも手伝って額には汗が一杯、大きなれんげで啜った口にはまろやかさが一杯、ここは“永福”―。真夏日のハイヌーンのラーメンでも幸せを感じる一瞬がある。
拘り過ぎは値段にも反映していて一杯1050円也。確かに量はあるが。誰かが言っていたが麺には繋ぎが入っていないやや黄色の自家製麺だった。チャーシューもどんぶりの大きさに比べて小さく薄く感じたが、この4枚、なかなか良い仕事していて舌触りも良く柔らか、多少炙ったところの食感が何とも堪らない。メンマもシンプルだが原産地の勝利か、所謂あの硬さがない、ナルトは一切れ、刻み葱はパラパラ。これが永福町『大勝軒』(東池袋の大勝軒とは関係あるのか筆者は知らない)ラーメンのトータルティ―だ。読者賢兄よ、一度召し上がれ。その前にさり気なくこのラーメン店のホームページを見て行った方が一層美味しくなること間違なしである。若者だけではなく、中高年の客それに女性もいて客層は広いようだ。厨房はガラスで仕切られ、当主らしき人は作りながらホールの方を絶えず気にしていた。全従業員6名。たった23席で1日約680杯を捌くらしい。年商3億円とはここで出している新聞の記事。加筆していた最中に飛び込んできたニュース。アメリカの長者番付1位はマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長で資産総額は6兆4千億円、1位は14年連続だって !!!
永福町『大勝軒』スープ★★★麺★★★トッピング★★☆接客・雰囲気★★☆価格★★

秋の日の暑さ唄えば麺恋し

追記。しばらくぶりの『大勝軒』。相変わらず並んで入ったが、今日は二度ほど驚かされた。麺とスープはそれほどではなかったが、筆者も雑誌を読みながら食べていたので周りに気づかなかったため、何が起こっているのか最初理解できなかったのだ。事はガラスの向こう側の厨房で起こっていた。有名な眼鏡をかけた店主が兄弟子筋を叱っていたのだ。理由は何やら弟子の指導の仕方、怒り方に問題があって説教していたのだ。ガラス越しと言え客の前、声も聞こえる、余り良い光景ではないかも知れない。二度目のサプライズはこちらも雑誌に夢中だったので隣に誰が座っているのか皆目視野に入っていなかった。帰り際、隣を何気なく見ると、あれっ、その顔はN氏、びっくりである。久し振りだ。何年も会っていなかったのだ。仕事があったので二言三言を交わして辞したが。
(2008年12月4日 記)

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