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2007/07/15

クロカル超人の面白翻訳 携帯翻訳 24 前編最終章『スロヴェニア人が見た不思議な国・ニッポン』

お金に対しては全体的に大変上品のようだ。初めは金銭の授受の仕草に私は大いに驚き、また、ちょっと戸惑ったりした。うん、人は絶えざる基本から学ぶのだ・・・。お金の豊富さでいかにオランダとドイツ(逆に国家と比例して)にトラブルをもたらしているか驚いているときに、ここでは単純にいかにお金のことを"排除する"かが分かってまた、驚いている。他のすべてが存在するとき、お金と関係する物は大変実用的に規定されていて外国人でさえ即座に受け入れることができる。私がよく感じることは、物の対処の方法を深く考える必要はないということだ。というのは、すべてはできるだけ楽観的に扱われているからだ。(前編終了)

ある語学雑誌の最新号にドミニク・チータムというイギリス人のコラムが最近の異文化体験を端的に語っていて面白い。このイギリス人は合気道に興味を持って日本に来たが、街を歩いていると合気道をやっている人は細長いバックを持っているので一目で分るが、しかも武道は流行っていないと聞いていたのに、新宿あたりでやたらとその光景を見かけるので不思議に思っていたら、イギリスでは主要なスポーツでないゴルフ、そのバックを持ち歩く光景だったことに驚いたと書いている。また、道路の両側にある溝、バスでいくスキーヤーなどそれなりに知識はあったものの、事実を聞いて勘違いと分った。どちらかと言えば知識が中途半端で偏っていたせいでと反省するが、逆に日本人はイギリス人は誰でもサッカー好きと思われているようだが、私はまるっきりサッカーには興味がないとも言ってその勘違い振りを指摘している。だが、この比較的若い方に属するイギリス人は、誤解と勘違いをして良かったとし、とんでもない勘違いもあったほうが少しぐらいはいい、そのほうがその国の人たちのことを知るのがはるかに楽しくなると結論づけている。その最後の2行の原文は下記の通り(NHK「ビジネス英語」8月号P.123より)。

  But then again, having listed misunderstandings and misconceptions, let me say that I am glad that I had them. Learning about a country, or the people of a country, is so much more fun with a few mad misunderstandings that it would be without them.

そして、筆者は小雑誌に掲載された「スロヴェニア人が見た不思議な国・ニッポン」(原題: A linguist came from a small country, Slovenia. 註。タイトル名は編集者)の前編を翻訳したいま、上記のイギリス人の言葉の含蓄を改めて噛みしめている。ほとんど通勤、出張時の移動の電車の中での翻訳だったが、エッセーということもあって専門用語が出て来ない分助かったが、やはり外国語としての英語を理解した上での日本語訳ははたして充分果たせたか、自分たちの国、日本をきちっと認識しているかなど疑問点やら再認識やらが頭を過ぎったことは確かだ。勘違いなどあれば見つけ次第訂正していくつもり。これも良い経験なのだ。

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