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2007/06/24

超人の新聞書評欄斜め読み 2 読売・朝日・日経

本日の新聞の書評欄を斜め読み。印象に残った本の評は次の5冊。
①茂木健一郎評 大江健三郎著/聞き手・構成 尾崎真理子「大江健三郎 作家自身を語る」新潮社 1800円 森のような人という評者の作家・大江健三郎についてはじっくり読んでみたい。【読売新聞2007年6月24日】

②梯久美子<ノンフィクション作家>評 山本文緒著「再婚生活」角川書店 1400円
すぐれた作家は鏡のように時代を映し出すとは評者。残念ながら、筆者はまだ2001年37歳で直木賞受賞のこの作家作品は読んでいない。【読売新聞2007年6月24日】                              

③斉藤美奈子評 棚沢直子・中嶋公子編「フランスから見る日本ジェンダー史」新曜社 3360円 1999年日本、2000年パリで開かれた日仏女性研究シンポジウムをもとに、十数本の論考で構成。【朝日新聞2007年6月24日】

④猪瀬直樹著「作家の誕生」朝日新書 756円
大正末には2万人ともいわれた文学青年など文学史を辿りながら作家たちの自意識をさぐる。【朝日新聞2007年6月24日】

⑤四方田犬彦著「先生とわたし」新潮社 1575円【日経新聞文化欄新聞広告】

ある大学の先生は最初に買った全集が「カラマーゾフの兄弟」が入っている筑摩書房版の『ドフトエフスキー全集』とN出版社のパンフレットにエッセーを寄稿していたが、筆者は挫折、映画も若い自分に見たが解らなかった。ロシア文学者で次期東京外国語大学学長の亀山郁夫氏訳で平易な日本語で全5巻に訳した「カラマーゾフの兄弟」は、光文社古典新訳文庫シリーズのひとつに入っていて今話題の本である。第1巻は8刷、41000部、第2巻は4刷、27000部、第3巻は3刷、24000部、7月には第4巻とエピローグに解説や伝記を収録した第5巻が出るとは日経新聞書評欄の文壇往来。ドストエフスキーの季節と題してテロ、殺人、暴力、引きこもりなどのテーマと高い倫理感が示されていて、アクチュアリティー(今日性)が見直されているのだろうと結んでいる。既刊3巻全部で92000部と異例のヒットだという。筆者も読んでみようとチェックしていた本だ。思った通りかー。この間、その日はとても暑い日で、昼下がり用事を終えて帰る途中音羽周辺を汗を拭きながら歩いていたら、ビル全体の3分の1を覆うほどの大きな垂れ幕が下がっていたのを発見した。ああ、ここが光文社ビルか、8階か10階かのビルだ。垂れ幕に何が書かれていたかって、訊くのが野暮、古典新訳文庫の広告だろ。むかえの講談社ビルに負けずと劣らずだ。元気のいいところもあるのだ。

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