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2007/05/11

クロカル超人の面白翻訳 携帯翻訳1 『スロヴェニア人が見た不思議な国・ニッポン』

 これからこのコラムである小雑誌に寄稿してもらった外国人の日本印象記を、書斎でなく机の要らない移動先でも気軽にできる携帯メールで翻訳を試みたい。これはある種の実験である。


スロヴェニアSi_2のマリボ-ル大学教育学部スロヴェニア語スロヴェニア文学講師のドラゴ・ウヌク氏は、JSPS(日本国際交流基金学術研究助成)在外研究員学位取得後研究の助成を受けて1年間京都大学大学院人間環境学研究科三谷教授の指導の下で言語学研究をするため、2005年12月に来日。この日本印象記はある研究者の紹介を得て彼の京都滞在中に4回に渡って書かれたものだ。ドラゴ・ウヌク氏はすでに研究期間を終え帰国している。1人のヨーロッパの小国の学者が母国語でない英語でしかもアジアの東端の初めて出会った国・日本を描く、これはクロスカルチュラルアスぺクトにぴったりのテーマだ。発想、ものの捉え方と感じ方、言語感覚や外国語に現れる母国語など類似と相違が読み取れるはずである。どれくらいの長さになるか分からないが、ともかく始めてみよう。その前にスロヴェニア国を拙い知識で一瞥。スロヴェニア国は中欧に位置し、旧ユーゴスラビアから1990年12月に独立した新しい国で北はアルプスの南麓、オーストリア、北東はハンガリー、西はイタリア、南東はクロアチア、そして南はアドリア海に接する人口約200万のカトリックの国。トレッド湖、鍾乳洞、中世の教会など歴史的な遺産の多い風光明媚なところ。首都はリュブリャナ(人口26万人。地震も多いらしい。写真はリュブリャナ城)。Ljubljanaskyline_1言語は南スラヴ語に属するスロヴェニア語(複数形の他に双数の概念もある)。登山・スキーの観光産業と農業だが繊維、電気機器、機械、自動車産業も発達していてGDPも高く最近EU(2004年)にも仲間入り。その歴史は被支配の歴史だ。国民はドイツ的影響を受け継ぎ勤勉。人口の割には文献学・文学・詩などの分野の学者を輩出。勿論有名サッカー選手なども輩出している。日本のそばと同じ食材のパンがあるらしい。ドラゴンは縁起が良いと言って店先などに飾られているとはテレビの受け入れ。筆者は行ったことがないので詳しいことは分からない。スロヴェニアについては2006年6月18日付筆者のコラムを読めば多少参考になるかも知れない。
Slovenia where love can be found.
追記。筆者は今言語学者・チェコ語学者、千野栄一の『言語学フォエバー』を読んでいるが、その中でスロヴェニアについて書かれた面白い文章に出くわした。スロヴェニアでは狭い国土にもかかわらず方言が結構あって、北と南とでは言葉が通じないと驚いていた。やはり山岳地帯と海岸沿いの地域では地理的地政学的条件が違うからか ? 日本でも東北地方の北端、青森の津軽弁と九州地方の南端、鹿児島弁とでは"通訳"がいないとお互いに意思疎通が出来難いと言われている。それも近年マスコミの発達で薄れてきて標準語化しているが。


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