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2007/02/23

クロカル超人が行く 56 最先端を走る「奈良県立図書情報館」

200702231223000_2 朝は小雨、昼には曇りそして青空と風と目まぐるしく変わる近畿地方の今日の天気。久し振りの古都・奈良は都大路を入った商店街のメインストリートを歩くと、新しい看板が目立ち始め、古の都にもヤングアダルトや若者向けのオシャレな店があちこちにでき始めている。その昔は奈良漬けの本舗、南都銀行、そば屋に土壁それに奈良公園の鹿、大仏、正倉院、春日大社、国立博物館に奈良ホテル等々であった。周辺には法隆寺、高松塚古墳など古代史ファンには堪らない場所なのだ。
  ところが、その古都・奈良に昨年11月上旬、超モダーンな奈良県立図書情報館がオープンしたのである。もらってきたばかりのこの図書情報館のパンフレットを覗いてみよう。"想いをかたちに"の新館構想から12年余、敷地面積31,638平方メートル、地上3階地下1階。3Fは文献資料を中心にした空間で専門資料と一般資料に分かれ、専門資料は約10万冊の開架、「ふるさとコーナー」と「戦争体験文庫」コーナーから構成されている。一般資料は約15万冊の図書と約1,500種の雑誌の開架。2Fは様々な情報機器を駆使しつつ自ら学び創造していく情報活用スペース。デジタルスタジオ、オーサリングルーム、アトリエなど高機能な情報機器とソフトウェアを用意、コンピュータを使った作品の制作や編集が楽しめる。LLルームはネットワークやCD-ROMなどを活用して語学学習やe-ラーニングができる。点字・音声出力室、対面読書室やセミナールームもある。1Fは事務用スペースと交流スペース。交流ホールは最大220人の使用できる会議室だ。さて、この情報館の特徴はパソコンを設置しただけではなく、利用者が持ち込むパソコンを使用できる持込PC利用席を設けたこと。座席の半数約200席でインターネットが利用できるという画期的な試み。その謳い文句はこうだ。過去の文化の光芒を伝える古典籍から、ダイナミックに変貌する最先端の情報を写し取る現代の電子メディアまで、多様な形態をもつ資料を使いやすく整理されて集積している空間ー。去年11月3日開館してその月だけで50万人の利用者があったという。これはすでにこの図書情報館のHPでも公式発表されている。
試しに筆者は1階のコンピュータが備えられているコーナーで実際にコンピュータを使ってみた。動かないのだ。思わず隣の学生らしき男性に尋ねてみて納得。カウンターでパスワードを発行してもらうんですよ。1日だけ使用の人にも所定の用紙で申し込めばすぐ使えますから。これはイロハだったようだ。場所は奈良市の郊外、交通の便(バスは30分間隔で運行)は多少悪いが、ハイテクを装備した最先端の図書館には一度訪れる価値がありそうだ。神社仏閣の奈良旅行にこの図書情報館を加えると更に旅行の思い出が深まること間違いなしだ。
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【写真左:工夫が施された雑誌陳列棚と開架図書棚    写真中央:斬新なデザインのPC利用席 写真右:編集・加工できるオーサリングルームとデジタルルーム】※奈良教育委員会作成の「奈良県立図書情報館」を参照

Nara Prefectural Library & Information Center is a theme park of knowledge and information.
Imagination becomes reality here.

■開館時間 9:00~20:00 ■休館日 月曜日

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