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2006/11/01

超人のジャーナリスト・アイ 49 ハンガリー暴動

  Budapest
10月24日のNHK衛星放送で、東欧のハンガリーの首都・ブタペストで革命50年周年の祝賀パレードが国会前の広場で行なわれましたが、ジュルチャーニ首相の隠蔽発言がきっかけでその祝賀パレードが一転して暴動化し、機動隊との衝突に発展、市民に怪我人も出た模様と報じていました。所得格差など日本でも話題になっている昨今、ハンガリーは革命後資本主義の市場原理を取り入れて経済を活性化した東欧の先進国でした。また最近ではいち早くEUにも参加しています。資本主義導入を選択したことでハンガリーは人々の生活向上と安定した暮らしが可能なはずでした。実際は賃金格差や生活不安定が生じて年金受給者の不満も表面化し、これなら以前の平等で社会保障が行き届いていた社会主義体制の方がいいと嘆いている年配者が増えていると言います。筆者は、インターネットでその辺の事情を確かめようと情報探索を試みました。すると現地で日本語を教えています男性のwebsiteを見つけ、その日の生々しい現地リポートを興味深く読むことができました。ハンガリーも今や二極分解しているらしく、人口一千万人のうち一握りの金持ちと多くの貧しい人たちで成り立っているらしい。しかし財政支出の面など困ったことも起こっているらしくハンガリー政府は改革を実行すると言います。定年になる前に年金をもらい年金生活をしている人が94%いて、その年齢が58.6歳と言われています。2007年から定年前に年金受給している人で職がある人は収入の8.5%を国に収めます、2008年からは最低賃金をもらっている人は定年まで年金を受給できなくし、そして2010年には働いている人は定年まで年金を受給できない法律を作るらしいです。
また、ハンガリー特に都会のブタペストでは家賃などが高いせいもあって大学の先生でもその給料ではやって行けず、ガイドのアルバイトをしている同僚もいるとこの別項の奮戦記は伝えています。今回の暴動は左右陣営の政治的衝突が原因らしいですが、さすが大方のハンガリーの人々はこれ以上の発展を望んでいないとこのサイトは書いています。それ以上に左右陣営の衝突で政治的空白が生じ重要法案が審議中断されたままらしい。このことを懸念しているようです。内外のウォッチァーともども。現在為替レートは、100円=192.3フォリント前後で推移しているようです。この日本語教師は興味深い実例を出しています。日本の生活必需品はヨーロッパで高価だとは察しはつきますが、醤油1ℓが2500フォリントもするそうです。それからはドナウの嵐は収束したらしい。日本に長らく住んでいる数学者兼大道芸人兼作家兼タレント兼語学堪能者のピーター・フランクル(日本名:富蘭平太)氏に最近のハンガリー事情を聞いてみたい気に駆られます。うむ、今や半ば日本人だから分からないかな(笑)。
2006年10月25日書き始め、11月1日了。【写真:ブダペスト市内 「ブタペストなるほどガイド」サイトから】
Map_hungary

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