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2006/10/25

超人のジャーナリスト・アイ 48 ちょっと気になった新聞広告

Img046_2 準備万端で京都へ出張と思いきや、静岡駅で人身事故のため小田原駅近くで足止めされてかれこれ2時間半。その間何気なく今日の日経朝刊を読んでいたら、興味の引く新聞広告に出くわした。以前にもこのコラムで取り上げた三和酒造(焼酎「いいちこ」の発売元)のPR雑誌『季刊 iichiko』が創刊20周年記念号で日本語の文化学を特集している広告である。キャッチコピーの見出しは、深みを語るものがあるだ。文法学者・三上章の言語理論を取り上げているが、三上と言えば、何と言っても1960年に出版された『象の鼻が長い』の本が有名だが、そこで言及している格助詞、特に「は」の卓越した考察である。最近この三上文法が注目を集めているという。藤井貞和「主格補語性の『は』」、金谷武洋「日本語が始まったー三上章の思想と文法」、山崎紀美子「英語から見た日本語」、宇津木愛子「日本語の述語論」ー『ものおもい』の言語という捉え方」、久島茂「疑問詞の意味体系」、山本哲士「日本文化理論としての三上章の言語理論」それにカラー特集として「こくごの教科書」がラインナップ。菊5判128頁、10月20日発行。お問い合わせ先は0978-32-1431。筆者は言語学に興味を持ち始めた20才の頃に、異端の文法学者、時枝誠記、学校文法の山田孝雄そして三上章などの本を読んだものだ。筆者には明治以来の英語などの西洋文法の概念の引き移しが問題の根本に横たわっているようにみえるが、さて、どうだろう。いろいろと外国と日本の関わりについて主に文化史的側面から考察を始めている筆者とっては格好の雑誌である。

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