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2006/05/20

面白テレビ フジテレビの番組 土曜プレミアム-天才ダビンチ最大の謎と秘密の暗号

  世界中で大ベストセラーとなったミステリー小説『ダ・ヴィンチ・コード』。全世界で6000万部、日本だけでも400万部以上の売れ行きだ。今日5月20日はカトリックの上映ボイコット運動がロシア、フィリピン、韓国、イタリアなどで起こっている中、映画「ダ・ヴィンチ・コードVideo_da_vinch_code_2
が世界同時に劇場公開された。最高の話題提供者は主演のトム・ハンクスと映画会社ソニーピクチャーズ。ソニーの不買運動も起こしかねないと雲行きは怪しくなってきているが。
 中世イタリアの天才画家、リオナルド・ダ・ヴィンチが残した「モナリザ」、「最後の晩餐」の謎にナビ役米倉涼子と堺雅人それに案内役・作家の荒俣宏氏が迫る。数々の謎を追ってエルサレム、エジプト、イタリア、フランス、スコットランド、南フランスなどの美術館、教会などを取材。果てはルーヴル美術館の最新技術使ってモナリザの絵はニスで黄ばんでいて実際はすっきりした明るいモナリザだと明かす。これはサプライズ。最新のX線技術でも下地にイエス・キリストが描かれていたという事実が判明し、その上に最後の晩餐の女性が描かれているのではないかとモナリザの謎を解く。その女性はイエス・キリストと結婚していて、キリストの処刑後身籠ったまま南仏に逃れ、イエス・キリストの教えを守り終世をそこで過ごしたという。マグダラのマリアだ。南仏の教会にある黒いマリア像。その黒いマリア像は迫害された一族の印という。そしてそれはイエス・キリストとの子供、サラだという(ヘブライ語で王族を意味するとはマグダラのマリアのアメリカの女性研究家)。とすればイエス・キリストの子孫は世界のどこかに生き延びているのかー。謎は深まるばかりだ。最後の晩餐の暗号MはマグダラのマリアのM、暗号Vはダ・ヴィンチ自ら聖杯(聖杯伝説の謎を解くためスコットランドの教会を尋ねた堺のため息も分かるが、その暗号めいた彫刻の神秘性にも驚く)を意図的に描かず、むしろ女の子宮を意味するVだと絵から読み取れる。すなわち妊娠説と解けるらしい。また、秘密結社シオン修道会の話など興味は尽きない。江守徹のナレーションが大げさで多少鼻についたが、大変面白かった。あっという間の2時間。映画の劇場公開に合わせてタイミングを図ってのオンエア、切り口は飽くまでもテレビ的面白おかしくだ。それにしてもアナウンサー滝川クリスタルの伊達メガネは気取りすぎ、だよね。
【写真:YAHOO!MOVIESのサイト】

WEB KADOKAWATから
■『ダ・ヴィンチ・コード』の著者ダン・ブラウンについて
1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年3月本書『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、無名の作家ながら、1週目からベストセラーランキング1位を獲得、刊行後一年以上たった2004年4月現在なお1位を譲らないという、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる。2000年に刊行したシリーズ第一作である『天使と悪魔』も同時に売れ始め、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。現在、シリーズ3作目を執筆中。


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