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2006/02/09

超人の文学散歩 茅ヶ崎市『開高健記念館』

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 今日は比較的暖かく歩いていますと汗が出るほどでした。サザンの地元、チャコの海岸物語の近く茅ケ崎市海岸南6丁目には没後18年になります『開高健記念館』があります。作家開高健は寿屋(現サントリー)の宣伝部員として30年代にコマーシャルを手掛け、昭和33年に『裸の王様』で第38回芥川賞受賞しています。その後、べトナム戦争の最中に戦地取材し『ベトナム戦記』を朝日新聞社より刊行し、『玉、砕ける』で川端康成文学賞受賞。大食漢、釣愛好家としても知られ行動する作家として有名でした。”入ってきて人生と叫び 出ていって死と叫ぶ”の碑がこの写真の中央に見えます。確か福井県立大学(つい2日前に亡くなりました経済学者・都留重人のコレクションがあります)がある近くの松岡町にも縁があって(確か父親の実家)よく来ていたそうです。来られた時などは地元の越前ガニなど豪華な料理が出されてはペロリと平らげたそうです。この話は地元の人に聞きました。筆者は雑誌プレイボーイの人生相談での回答が今にして思えば印象的。『開高健記念館』は本日はなぜかCLOSEDでした。パンフレットにはそうは書いてありませんでしたが。仕方なくせめて写真でもと撮ったのがこれ。

追記。丸善のPR誌『學鐙』最新号(2006年春号)を読んでいて開高健記念館に書いてあった”入ってきて人生と叫び 出ていって死と叫ぶ”の出処が判りました。フランスのオゾーヌ・ド・シャンセルの『笑殺小辞典』なかの四行詩の次の語句らしい。文芸評論家・紅野敏郎の「學鐙」を読むの窪田般彌に言及した記事で発見。

  人は登場して、泣き叫ぶ、
  これが生。
  人は泣き叫んで、出てゆく
  それが死だ。

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