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2006/02/09

超人のジャーナリスト・アイ 23

混迷深まる風刺画問題 各国指導者ら相次ぎ発言
2006.02.09
Web posted at: 20:51 JST
- CNN

(CNN) 欧州各紙がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載し、イスラム教徒の抗議デモが世界各地に広がっている問題で、ブッシュ米大統領は各国政府に事態沈静化を呼びかけ、ライス米国務長官はシリアとイラン両国政府の対応を批判した。


ライス長官は、訪米したイスラエルのリブニ外相との合同記者会見で、「シリアとイランは故意にイスラム教徒の感情を煽り、風刺画問題を自国に都合良く利用している」と述べた。


AP通信によると、イラン政府は9日、「100%ウソの主張」とこれに反発。シリアのムスタファ駐米大使はライス長官の主張を否定するとともに、風刺画とは無関係のイスラエルや米国の政策に矛先を向け、「反西側諸国感情を煽っているのはイラク情勢と、(イスラエルによる)ヨルダン川西岸やガザ地区の占領だ」とコメントした。


8日現在、一連の抗議デモでは少なくとも10人の死亡が確認されている。ブッシュ米大統領は8日午前、ヨルダンのアブドラ国王とともに、デモが開催された各国指導者に事態への積極的取り組みを求めた。ブッシュ大統領が暴力鎮圧や各国施設および大使館職員の保護などを呼びかける一方、アブドラ国王は預言者への中傷と同様に暴力を非難する姿勢を表明し、デモ参加者らが思慮深く平和的に抗議の意思を明確に伝える必要性を指摘した。


一方、風刺画が最初に掲載されたデンマークのラスムセン首相は、イスラム諸国がデンマークを「非寛容なイスラムの敵」と誤解していると主張したものの、言論の自由下での出版物について政府の謝罪は不要との認識を表明した。デンマークには人種差別的および侮辱的な表現を禁じる法律が整備されているため、国内紙に損害賠償を求める場合は訴訟を起こすべきだととしている。


しかし、デンマーク製品の不買運動やデンマークへの渡航中止など、イスラム諸国の反発は収まる気配がない。アラブ首長国連邦では風刺画のコピーを学生に配布した大学教授が解雇され、ナハヤン教育相が「教授の行為は言論の自由と無関係」と容認の構えを示した。


レバノンの首都ベイルートでは9日、イスラム教シーア派の重要な宗教行事「アシュラ」の参加者が、風刺漫画掲載に抗議し、デモ行進。イラン、シリアに近いとされるイスラム強硬派組織ヒズボラが絡む行進で、主催者発表で約70万人、治安当局は約40万人が参加したとしている。ただ、警官との衝突などの混乱はなかった。


フランスのシラク大統領は、メディア各社に対して人々の信仰を傷つけないよう呼びかけるとともに、「明らかに挑発的な」報道を非難。欧州安保協力機構(OSCE)の議長国ベルギーのデフフト外相は暴力的抗議デモの終結を強く求め、言論の自由と信仰・文化の尊重の間でバランスを取る必要性を訴えた。デフフト外相はまた、風刺画によって暴力は正当化できず、正当化されることもないとの認識を示した。


イラクのルバイエ顧問(国家安全保障担当)は、風刺画掲載に反対の意向を表明する一方、イスラム教やイスラム教徒の評価を傷つけるとして、風刺画を利用して暴力を煽っている過激派を支持しない姿勢を強調した。


こうしたなか、風刺画を昨年9月に最初に掲載したデンマーク紙ユランズ・ポステンの文化担当編集者は、風刺画と今回の問題が直接関係しているとの認識はないとコメント。デンマークのイスラム指導者らが中東を訪問した際に問題を誇張して伝え、デンマークへの反発感情を煽ったことが、死者が出るなど悲劇的事態に発展した抗議デモの発端だとしている。

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