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2006/01/16

超人のジャーナリスト・アイ、など 

 ブ゙ログを始めて2006年1月15日の今日で1年。よくも続いたものだ。記事数は長短合わせて159本。読破目標は50冊だったが、実際には完全読破した本は20冊、買い込み、読みかけの本は80冊以上。もちろんこの他に図書館から借り出した本、新聞雑誌の記事等多数。ベストセラーものを追いかけたわけではないが、仕事中、出張中、通勤途中と移動中がもっぱら筆者の読書空間だった。多少の文章修行はできたか。それにしても日本語はムツカシイ。中途半端に終わった記事も多いが、ともかく書き続けることで軌道修正して行けばとの軽いノリで始めたのだった。このブログが加わったことで週末は朝までという日も結構あって、多忙な一年であったことは確かだ。しかしだ、このことによって多少充実感も味わえた。いろいろと軌道修正、見直しもできた。プログ人口は、今や500万人否それ以上と言うし、これから先進化していくらしい。そういう社会現象に対して、一億総ブログ人、評論家が蔓延る時代にまさに突入したと揶揄する人たちもいる。情報発信、手軽に批評できる空間が出来たと言うことかも知れない。文章云々の良し悪しはあるにしても。
 ところで、面白い記事を二つ紹介しよう。
一つは、天皇陛下が昨春ノルウェー訪問を回想して詠んだ今年の歌会始の歌に関して。

トロンハイムの運河を行けば家々の窓より人ら笑みて手を振る

以前ノルウェーの有力新聞Aftenposten紙に天皇陛下のノルウェー訪問の記事が掲載されたが、たまたま先程この新聞の1月13日付の電子版の記事を読んでいたら、歌会始に詠んだ天皇陛下の歌がトップ記事として掲載されていた。以下はその引用。

Emperor moved by Trondheim
Japan's Emperor Akihito was so impressed by his visit to Trondheim that he composed a New Year's poem about the "smiling" city and on Thursday read it for all of Japan.
Japan's Emperor Akihito, sitting in a chair, listens to a poem read during the annual imperial verse reading ceremony with Empress Michiko, Crown Prince Naruhito, third left, and Prince Akishino, second left, at Imperial Palace in Tokyo Thursday, Jan. 12, 2006.JAPAN_IMPERIAL_POET_356718h


Japan's New Year's celebrations end each year with a poem written and read by the emperor. This year's them was 'smile'. During a ceremony at the imperial palace, the emperor's poem about Trondheim was broadcast nationally on live TV.

The content of the poem leaves little doubt that Trondheim's residents made a strong impression on Emperor Akihito, newspaper Adresseavisen reports.

Trondheim mayor Rita Ottervik was proud to learn about the event.

"It is just fantastic to be mentioned so explicitly in the annual poem reading. The emperor describes smiling and waving people. I am proud and don't know what to say," Ottervik said.

Deputy ambassador Susumu Fukuda at the Japanese embassy in Oslo said that the emperor was impressed by the warmth of his reception in Trondheim during his visit their last May.

The poem refers to what the imperial couple experienced during a boat trip up the Nidelva river with Crown Princess Mette-Marit.

The unofficial translation of the emperor's poem listed on the Japanese embassy in Norway's web site reads:

At Trondheim
Cruising along the canal,
From the windows
Of houses are people
Seen smiling and waving hands.

もう一つは、作家の高橋源一郎氏が今年から教授を勤めている明治学院大学で、学生の卒論に小説もOK、しかも新人賞に応募することを条件にしているという記事だ。将来は作家を輩出したい、と高橋教授。また、森鴎外の『舞姫』について続『舞姫』を書くことをゼミの課題にしているらしい(2006年1月14日付毎日新聞夕刊)。かつて夏目漱石の『明暗』の続編を書いた海外帰国子女でもある作家・水村早苗著『続明暗』もあるし、大変面白い試みだ。できた暁には何らかの形で公開してほしい。『舞姫』については昨年春からhotな話題を提供しているが、「新潮45」の最新号(1月18日に発売)でも言及している。この『舞姫』については筆者のブログも参照されたい(2005年8月9日の記事他)。
何か月か森鴎外の妹他周辺のエッセー、短編などを筆者は読んできたが、そしていま、コペンハーゲン大学異文化研究・地域研究所副所長・長島要一氏の『森鴎外 文化の翻訳者』を読んでいる。この本はいろいろと示唆に富んでいる。例えば、モデルと言われているエリーゼ・ヴィーケルトなどなど。
今日は慣れないコンピュータのネットワーク構築作業で疲れた。今年は50冊は読破したい。


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