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2005/10/09

クロカル超人のニューヨーク面白回想記 1

 筆者の手許に4ヶ月位待ってやっと図書館から借りてきた慶應大学出版会刊『現代語訳 特命全権大使 米欧回覧実記 第1巻 アメリカ編』(久米邦武編著水澤周訳注 米欧亜回覧の会企画)がある。この本は明治11年版久米邦武『特命全権大使 米欧回覧実記』、ならびに久米邦武編・田中彰校注『特命全権大使 米欧回覧実記』(岩波文庫、1977年~82年版、1996年以降の改訂版)を底本に用いた現代語訳で、今年の5月に刊行されたばかりの本であるnewyork_broadway_1873
【写真左:1873年(明治5年)のブロードウェイ(本文P.380より)写真右:118年後の1991年のブロードウェイ(筆者撮影)】
                                                                  brodway_1991

買おうと思っても全6巻分売不可で24、000円以上もする高価な本だ。筆者は、JR東京駅北口丸の内口すぐ近くのオアゾーにある丸善に現物を見に行っても、ペラペラ捲るだけで買えない。本当は喉から手が出るほど欲しかったが。それで仕事序に神奈川県にある大学、公共図書館に所蔵を確かめるも意外と所蔵していないのには驚いた。調べてもらうと、確かに岩波文庫版は所蔵している。せっかちな筆者は、仕方なく辛抱強く待ったのだ。しかも4ヶ月もだ。モチベーションが下がるのを怖れながら。手に入れた昨日辺りはやったねの思いと読み込んでいて多少汚れている本にがっかりしながらもひとまず書棚に置いたのだった。そして、何時間か経って最初の2,3ページを拾い読みしてみた。読みやすかった。ひとつこの本に注文をつければ、せめて分売して欲しいことだ。
実は、1987年暮れにニューヨーク行きを決行した時に持参したのが岩波文庫版だった。行きの飛行機の中で読んでみたものの、この漢文調で格調の高い久米ものは、イマイチ読みこなせなかったのが正直な気持ちだった。その後、筆者の海外渡航の最終目的地は、ニューヨークではないが、何故かニューヨークの不思議な魅力にとりつかれて9回位行ったと思うが、この本が原点にあったことは確かだ。ナンバーリングのついた19世紀のニューヨークの地図を買い込んだこともあった。これからその筆者なりの回想記を書いてみようと思うのだ。

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【写真左・中央:World Trade Center before Sept.11,2001(筆者撮影) 】
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【写真右:1987年に訪れたジャズクラブ『ファットチューズデイのマッチ】
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