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2005/06/03

超人の面白読書 9 山田詠美著『風味絶佳』

講談社学術文庫のシュリーマンの『シュリーマン旅行記 清国・日本』(1998年4月初版、2005年1月第19刷、定価800円、ちょっと高い文庫本)を読み始めていたところ、小松空港から金沢に向かう途中のバスのなかに置き忘れたらしい。残念、斬りっ!同じ本を金沢駅構内の書店で探しましたがありませんでした。それで最近書評か何かで読んで、たまにはベストセラーものも良いかと思い、『ベッドタイム アイズ』以来ご無沙汰していました山田詠美著『風味絶佳』をゲット。また、雨に濡れてしまい、読むに耐えなくなった'サオリイキ'の岩波文庫版を角川文庫版に替えて樋口一葉著『にごりえ・たけくらべ』も一緒に買い直しました。あの一葉調の文章に触れたばかりなのに。雨に濡れさせた馬鹿者が、ああ、mottainai。
この山田詠美の新刊『風味絶佳』には珍しく著者あとがきがあって、日頃から、肉体の技術をなりわいとしているひとたちを描いてみたいとこの小説を書いた、と。味わいのある短篇6篇。著者の目線が優しいのだ。多少仕掛けが効いていて、文章は緩慢さを極力抑えて、キリッとしている。読んでみたい一冊かも。
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