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2005/06/16

超人の面白ラーメン紀行 15 京都・山科『夜鳴きや』

yonakiya_raumen京都は山科・南大塚にあるラーメン『夜鳴きや』。この日は遅い昼食をここで取った。この時間帯だと(午後3時過ぎ)開いていないことが多いのでラッキーだった。鶏がらスープに中細麺、チャーシューが4枚、もやしにネギがタップリその上、コショウまでかけて出されたのは、フツウと呼ばれている「中華そば」、700円。スープは豚骨系よりはしつこくなく麺も歯応え充分、チャーシューは筆者には少し硬かったが美味。メニューは中華そばの他にライスの大中小、細切り肉入り中華そば(700円)、焼豚麺(1,000円)といたってシンプル。テーブルの自家製の比較的太いタクアン、ニンニク唐辛子、まるごとニンニクはサービス。大きな声でいらっしゃい、おおきにを言ってた有名な店主(その後この店主は亡くなられたみたい)はこの日は見えず、娘さんが切り盛りしていた。店主が作っていた時よりスープにコクがなくなったかな、それとちょっと脂っこかったかな。駐車場も小さな改装前の夜鳴きやの'中華そば'にはそれなりのウマさがあったかも。また、以前食べに来た時にも思っていたが、ここでパートで働いている女性と店主の娘さんとの会話が可笑しい。何と言うかな、ボケと突っ込みみたいな掛け合い漫才ではないが、声のトーンや仕草が対照的だった。客から見ると怒られて仕事しているように見えるが。さて、真相は ?
京都のラーメン店は、京大人文研の裏手にある鶏がらで透明感のあるスープ『東京ラーメン』(訪ねたが臨時休業だった。玉子ラーメンが430円?安い)仏教大学近くの『タンポポ』、一面に浮いた背脂と唐辛子と豚骨ベースの鶏がらスープでそんなに辛くない。ラーメン並で600円。市バス銀閣寺道下車すぐにある豚に背脂を加えたスープの、京都屈指の人気ラーメン店『ますたに』(追記。東京御徒町周辺にも出店していた。2008年7月12日 記) 、京都駅近くにある『本家第一旭たかばし本店』や『新福菜館本店』、比較的新しいところでは円町にある北海道ラーメン系の鶏がら豚骨醤油スープの『みつくらラーメン』(追記。2008年4月現在ではこの店名はなく、他の店名に変わっていた)、こってりさっぱり系だ。最近では京都駅ビルのラーメン街の中にあっさり系のラーメン店『麺幸』もある。そう忘れてはならないのは、京都の定番『天下一品』ラーメン、河原町三条にあるとんこつ系長浜ラーメン『みよし』だ。その昔ー21、2年前頃ー京都には美味しいラーメン店がなく、百萬遍に一つと、京大元教養部の建物から徒歩5分位の近衛通りの大きな提灯が目印の『ランタン』(追記。2008年7月10日午後6時頃この店の前を通ったら営業中だった。ここの角煮が美味しかったのを覚えている)それに細くて薄口の京風ラーメン、これも駅中ではみかけた。それに比べれば今や110軒以上のラーメン店が京都にあるから隔世の感だ。それがうどん文化の関西でですよ。帰り際買い込んだ『たべあるき激うまラーメン』(昭文社2004年1月刊)にその一軒一軒が写真とコメントつきで紹介している。それだけ日本人はラーメン好きなのだ。今やそば、うどん、スパゲッティーの麺文化に伍して、"野生王"そのものがラーメン。

『夜鳴きや』①スープ★★☆②麺★★③トッピング★★☆④応対・雰囲気★★⑤価格★★★
■クロカル超人流最高評価はスープが最優先、★★★星三つが最高点。
yonakiya_noren

追記 本当に久し振りで『夜鳴きや』でラーメンを食した。某書店のKさんと。ま、ラーメンの味は変わらずといったところか。沢庵も美味。それより何より以前に書いたボケと突っ込み漫才のコンビが健在だったことだ。当時のかけ漫才は聞かれなかったが、ここのラーメン店には欠かせない従業員になっていた(2012.7.10 記)。

追記2 雨のなかタクシーで『夜鳴きや』の前を通り過ぎたのは正午前、店の駐車場はほぼ満杯状態。改めて外から店を見ると暖簾の赤が目立っていた。先頃この山科地区では面倒見の良い人情肌の『餃子の王将』社長が殺害されてまだ犯人が逮捕されていない。社員の恨み、『大阪王将』との商標争い、近所とのトラブル(この社長は鳩飼育が趣味だったがその鳩の糞害もあったらしい)など殺害動機がいろいろと推測されている。タクシードライバーの言い草が奮っていた。早く捕まえて殺害動機を聞きたいと。
昨夜は痛飲。 そのせいか遅い朝食を取ったため、この時間帯でも空腹感はなく『夜鳴きや』のラーメン食べはパス。残念、斬り(2014.1.30 記)。

追記3 約1年振りで『夜鳴き』を訪問。サービスのニンニクを出すのを止めていた。ご飯がなくなり炊いてる最中で、女店主が店に入ってきたお客さんに事情を説明するのに躍起になっていた。いつものラーメンを注文(価格は100円アップして800円だった!)。あっさりしていて深みがあるが、以前より味がやや薄く感じたのは気のせいか。“そうだ、京都へ行こう”のフレーズにあやかって、“そうだ、ラーメンの写真を撮ってY先生に写メールしよう”と食べる直前まで考えていたが、空腹を満たすのが先立ったのか写真を撮るのをつい忘れてしまったのだ。一振りして撮ったのがこの写真。

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【写真左上 : リアリズムたっぷりのラーメン 写真右上 : つい3年まであった『東京ラーメン』の店】

らーめんは進化退化の笑い泣き

ラーメンの進化退化は出汁加減

らーめんの進化退化もうら哀し

見た目はどうかなとは思うが多少はラーメンの中身が分かるのではないか、リアリズムのお趣たっぷりだ。昼時の時間帯を過ぎた午後1時20分頃は、混雑時を避けた地元の常連客がぼちぼち現れ始める時間帯、ローカルな会話が飛び交っていた。ところで、例のパートの女性は少し垢抜けた感じに変身していた!但し筆者の見た限りではの話。
昨日このコラムでも言及した京大人文研の裏手にあった『東京ラーメン』を訪ねたが、3年前に閉店したと真向かいの八百屋さんが教えてくれた。30年以上やっていた店で、記念に椅子一脚をいただいたと八百屋さんが自慢気にみせてくれた(2015.1.23 記)。

追記3を書き終えてこのコラムを反映させたら日付が勝手に変えられてこの位置に!制限時間内か何度か手直しを入れたいずれかの操作ミスが原因なのかは判然としない。元の記事は2005年の記事だ。

追記4 追記2で『餃子の王将』 の社長だった大東さんの射殺事件(もう丸3年になる)に触れたが、ここに来て新たな事件の展開を見せている。DNA鑑定で射殺された現場の元社長の遺留品と銃で射殺した犯人のたばこの吸殻が一致したと捜査当局が発表。犯人は九州にある暴力団関係者とみられ、警察が捜索し始めたことを明らかにした。 以上マスコミの報道から。(2015.12.17 記)


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