北欧事情

超人のジャーナリスト・アイ 158 スウェーデンの学校襲撃事件 続々

2015年11月6日付の「8sidor」の記事大意。

Boenden för flyktingar kan ta slut

スウェーデンのモルガン・ヨハンソン移民相は、難民の施設を打ち切ると発表。最近では毎日1500人以上の難民がスウェーデンに押し寄せ、増え続けている。モルガン・ヨハンソン移民相が語ったところによれば、難民の施設をまもなく打ち切るという。また、スウェーデンにやって来る人たちは我々が施設を確保できないことに耳を傾けなければいけないとも。自分たちの住むところが確保できなければドイツかデンマークへ引き返えしてもらわなければならない。移民局の委員がすべての地方自治体に2万ヶ所の難民用の新しい場所を探すよう依頼。テント生活者は現在4万人と移民局の委員。金曜日の夜マルメでは50人が眠る場所がなかった。ノルシェッピングの移民局までバスでの移動は仕方がなかったし、当局の施設の床で眠らなければならなかった。モルガン・ヨハンソン移民相はスウェーデンにやって来る難民たちがスウェーデンでの受け入れはむずかしい状況だと理解してほしいと。どのくら時間がかかろうともそんなに多くを受け入れられないことは明らかだからだ。このことを聞いてやって来る人が少なくなることを期待したい。

この小さな記事でも明らかなように、スウェーデンでの難民受け入れの事態は深刻さを増すばかりだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人のジャーナリスト・アイ 157 スウェーデンの夏至祭

150618midsommar_4


最新のスウェーデンの小さな新聞8sidorから。
下記のスウェーデン語の記事の要約。今年のスウェーデンの夏至祭(今年は6月22日)は天候不順で多くのところで雨や曇りの予報。北部地方では晴れ間はみられるものの、気象学・水文学研究所の話では、20度を上回ることはほとんどなく曇りがちだ。

Det är inte något ovanligt.
Men många tycker ändå
att det är extra tråkigt
om det regnar på just
midsommar.
I år verkar det bli så.

– Vädret blir svalt
och regnigt,
säger Eva Strandberg
på vädermyndigheten
SMHI.

I större delen av Sverige
verkar det bli molnigt
och regn i helgen.
Men det kan också komma
lite sol.
I Norrland är det störst
chans att få lite mer
sol.
Men det kommer vara molnigt
där också och knappast mer
än 20 grader, tror SMHI.

8sidor.se tar ledigt på
midsommar. Vi är tillbaka
på måndag den 22 juni.
Glad midsommar
och trevlig helg!

お天道様に感謝しつつ、楽しい夏至祭を祈念したい。日本でも地方によってはタコを食べたり、餅煎餅を食べる習慣があるらしい。その遠い日本から。今年もこの時期に行けない筆者から。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人の面白よみもの スウェーデンの日本人女医のブログ「Alltid leende いつも笑顔で」

つい最近スウェーデン王室のグスターフ6世の長男カール・フィリップ王子がモデルのソフィア・ヘルクビストさんと婚約したとのニュースが入ったばかり。そこでスウェーデン王室のウォッチャーでもある「Alltid leende」のブログを読んでみようと久し振りにアクセスしたら身近なところでサプライズがあった。このブログの女医さんの夫君のことが書かれていたからだ(なんでも夫君のことが書いていないので読者から嫌みを書かれたらしい)。しかもスウェーデンの有力紙「ダーゲンス・ニーヘーテル」に載ったというから二重にサプライズ。そしてさらにサプライズが。同じ境遇を持った3人が30年ぶりに会い食事をしたことが掲載されていたのだ。そのうちの一人がブログの女医さんの夫君だ。Magnus、CLaesとPerの3人。この3人は偶然にも同じ日に違った事故で脊髄損傷し車椅子生活者を余儀なくされた人たちだ。こういうこともあるのだ。

DN, 5/30/2014

Tre olyckor på samma dag ledde till vänskap.

Tre män bröt nacken i tre olika olyckor. På lördag, på dagen trettio år senare, ska de fira livet och tillsammans äta en god middag i Stockholm.

2014年5月30日の「ダーゲンス・ニーヘーテル」紙の記事。

違った事故にあった3人が友情を導く、との見出しで。
違った事故で3人が脊髄損傷を負い、30年後のこの日に人生に祝福しストックホルムで夕食を共にした。 

写真も掲載されていたがここではカット。「ダーゲンス・ニーヘーテル」紙の見出しやリードの次に詳細な内容も掲載されているので、読みたい方は「Alltid leende」へアクセスされたい。
「Alltid leende」のブログの女医さんはまた、まもなく2歳になる双子の子どもの母親でもある。なかなか頑張り屋さんなのだ。人生、楽あれば苦もあるを地で行く女性だ。最近の「Alltid leende」ブログより

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人のジャーナリスト・アイ 154 スウェーデンの小さな新聞から最新ニュース

外国の新聞が2020年日本のオリンピック開催決定をどう伝えたかをネットで調べていたら、その記事の代わりに下記の記事が目に入った。フリースクールのいじめ問題解決で学校再開のニュース。スウェーデンのいじめ対策については、三瓶恵子著『人を見捨てない国、スウェーデン』に詳しい。筆者コラム2013年4月13日を参照。
Web130905_lundsberg_jpg
Privatskolan Lundsberg i Värmland öppnar igen på måndag. Foto: Fredrik Sandberg/Scanpix.

Skolan Lundsberg öppnar igen

Publicerad: 2013-09-06

Skolan Lundsberg i Värmland
kan öppna igen på måndag.
Det bestämde domstolen
förvaltningsrätten på fredag.

- Jag är glad för elevernas skull.
Nu kan de gå i skolan igen, säger
Sofia Orre som är med i styrelsen för skolan.

Skolinspektionen stängde Lundsberg
i förra veckan. Skolans stängdes
sedan det kommit fram att elever
blivit mobbade och misshandlade.
Äldre elever hade bland annat bränt
yngre med heta strykjärn.

Domstolen tror att eleverna i skolan
är säkra nu. Det finns ingen
risk för att elever ska bli mobbade
och misshandlade om skolan öppnar,
menar domstolen.

Det är ännu inte säkert att
Lundsberg får behålla tillståndet
att driva skola för alltid.
Det ska domstolen avgöra.
Men tills domstolen har bestämt hur det
blir ska skolan vara öppen.

Lundsberg är en privat skola.
Det går omkring 200 elever på Lundsberg.
Eleverna som går där bor på skolan.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クロカル超人が行く 170 ノルウェーウィーク 4日目 中村孝則氏講演「中村孝則氏に聞く、ノルウェーの魅力」

Img033

東工大大学院社会理工学研究科主催のノルウェーウィークなるイベントを観に出かけた。今年で4年目、過去にはフィンランド、デンマーク、スウェーデンの北欧の国々を取り上げ、今年はノルウェー。すでに今週始めから開催されていて3日間ー一部にノルウェー人の翻訳家Yngve Johan Larsen氏の講演もあって聴きたかったがーはスキップ、4日目の第一部だけ聴講。北欧の大学と交流しながら北欧の人間主義を学ぶことをテーマに開催してきたとは関係者の話。『ノルウェーウィーク』開催にあたりのチラシで研究科長の飯島淳一氏は、インスティテューションの違いを超えて、北欧モデルをどのようにしてわが国に適用するかについての解(ソリューション)を提案することが、このプロジェクトの最終目的ですと書いている。
NHKBS1で月曜〜木曜放送の番組「エルムンド」の火曜レギュラー、コラムニストの中村孝則氏Ncm_0490_2が「Norwegian lifestyle design」というタイトルで講演した。予定の時間を10分以上オーバーして約1時間熱弁。無料なので多くの聴講者があるはずと踏んでいたが、そうでもなくせいぜい80人位だった。しかも中高年、特に女性が多かったみたい。ひよっとすると中村氏ファンの女性もいたりして・・・。
彼はノルウェーの親善大使を務めているだけあって場慣れしている感じだ。パワーポイントも駆使してプレゼンのやり方も心得ている。講演内容も要を得たコンセプトで“Norway now“を語っていた。筆者は40年以上前の“Norway now”の本やドキュメント類は持っているが、時代は大きく転換したのだ。それもそのはず、当時の人口は440万位、今スウェーデンもそうだが人口増加に成功している。ノルウェーにいたっは50万人増の490万人、それでも福岡県の人口である。国土は日本とほぼ同じ面積。筆者の想い出は益々セピア色ー。
さて、中村氏の講演の骨子は、1、観光をデザインする、2、コミュニケーションをデザインする、3、セキュリティーをデザインする、4、フリルスリフ(frilufsliv自然と共にいきること)をデザインする、の4つのキーワードを中心に”Norway now”をデザインの視点で切り結ぶ。今や北欧の家具はデザインといい機能性といい優れていて、日本でもたくさんのファンを持っている。ノルウェーもその一つ。ここで注目すべきことは問題解決をデザインの基礎にしていることだ。それは貧しかった国柄に由来していることらしい。面白かったのは灯台をホテルにとか、薪ストーブ(震災後に国連援助物資リストから送り込もうしたが、使い方の認識のズレで1万台が見送られたこと、その後非常時にはお湯も沸かせる貴重な暖房ツールとしての理解が深まり、今やっと陸前高田市に一台設置されたという)の住宅設置問題で賛否両論が沸き起こり住民投票の結果結局否決され、また従来通り住宅に設置するいう話など示唆に富むストリーも。それは自然の過酷さに知恵を働かそうとするノルウェー人の生活の処し方かも。また、セカンドハウスとして山小屋を持つことも子供の教育に欠かせないらしい。携帯もパソコンも持たず電気のない生活で自然と接する機会をつくり家族の絆を深めることの意味も込められているという。高校時分に接したノルウェー人の女性も夏になると故郷に似ている軽井沢によく出かけていたことを想い出した。
世界最長のトンネル(ラールダーントンネル、24.5km)には斬新な光のデザインが各所に施されている話も、ノルウェーのデザインに賭ける国家戦略が伺えて興味深い。つい最近ノルウェーの女性首相が来日して、温暖化現象で北航路ができれば、日本とノルウェーの、特にノルウェーの北部に位置するトルムソはヨーロッパで一番近いところになるし、石油他貿易が活発になると力説したという。遠い国が短かになると。それにしても、ノルウェーは40%が女性を占めることを立法化した国柄。国会議員、会社の取締役それに公務員等々。男性の育児休暇は1年もある、福祉先進国だ。ある民放のテレビである学者か政治家が言っていたことが脳裏を霞んだ。日本と北欧諸国とは人口比で比べものにならないと一刀両断、こういった無知かつ傲慢な発言が国のカタチをおかしくするのだ。見習うことは貪欲に吸収した方がいい。ノルウェーは社会的実験が成功している国だというが、すべて良いとは言えないと、その後のO&Aでノルウェーのいわば影の現実を語った初老の聴講者。”luxury”の人中村孝則氏、デザインすることで国力をあげることも大事だが、反面影の部分にも目を向けるべきだろう。高福祉高負担の行く先だ。また、オーロラ観光に行きたいが本当に見られるのかとの女性らしい質問もあった。自分の最近の体験を交えた中村氏の答えは明快でかつ朗報もの。2014年まではオーロラは当たり年で、北部の都市トルムソに二三日滞在すれば見られるらしい。10万円もあればオーロラ観光はできると中村氏。
筆者は自称北欧ウオッチャーのつもりでいるが、いろいろと目配りしているつもりでも新鮮な情報がときに漏れることもあるのだ。この「ノルウェーウィーク」もたまたま直前で偶然知った。インターネットの普及で以前と比べて断トツに情報量が増えたことと細分化も進む中、日本の住空間に北欧デザインアイテムが相当入り込んで来ている。北欧デザインは新たな生活スタイルの発信基地にもなって来ているのだ。それだけ魅力のある国なのだ。開かれたノルウェー王室のホームページの話も興味深かったが、その話はいつか。
今年5月に渋谷は富ヶ谷にオープンしたオスロが本店のカフェ「フグレンFuglen」の海外1号店。今やノルウェーコーヒーのうまさは世界一とか。そのコーヒーが会場で提供された。コスタリカ産のコーヒーだが適度な酸味とまろやかやがあって今までのコーヒーとは一味違っていた。コーヒー好きな方は出向いてみたらいかが。
時間の都合で第2部のグリーグが愛した幻の楽器ハルダンゲルヴァイオリンNcm_0489による演奏は聴けなかった。そのハルダンゲルヴァイオリンがこれ。会場で筆者が撮影したもの。奏でる音色を聴きたかったが・・・。

因みに「ノルウェーウィーク」のスケジュールとタイトルは下記の通り。
第1日目 : 11月19日(月)体験「みんなでつながる ノルウェーの音」 講演・討議「ノルウェーと日本の科学技術交流」 第2日目 : 11月20日(火) 講演「オーロラの秘密 地球と宇宙」「北極から地球をさぐる」 シンポジウム「持続可能な社会へむけてーノルウェーと世界の取組み」 第3日目 : 11月21日(水) 講演「ムンクの芸術」「翻訳について語るときにノルウェー人翻訳家が語ること」 第4日目 : 11月22日(木) シンポジウム「戦略コンペ 地域ブランドと大学ブランドの共栄」  第5日目 : 講演「中村孝則氏に聞く、ノルウェーの魅力」 演奏・講演「美しきノルウェーの音楽グリーグの愛した幻の楽器・ハルダンゲルヴァイオリン」試飲「オスロのカフェ“フグレン”のコーヒーサービス」 場所 : 東京工業大学大岡山キャンパス 西地区 西9号館
来年はアイスランドを企画中らしい。今朝の民放の情報番組で冬のアイスランドを紹介していたが。楽しみだ。
最後に一つ。コラムニスト中村孝則氏はノルウェー大使館と共同でフリーペーパー「Style NORWAY MAGAZINE」を出していて現在7号、この中には中村氏自身の紹介記事も掲載されている。彼はノルウェー大使館からHr.Style Norwayに任命されている。Hr.Style Norway とはノルウェーの魅力を伝える人物に与える、ディプロマとして2010年に設立された。

追記。ついに『Fuglen Tokyo』に出かけてコーヒー(この日のコーヒーはブラジル)をテイクアウト。M先生の研究室に伺う前にコーヒー持参と思って来たのだ。じっくり店内でコーヒーを嗜む時間はなかったが多少雰囲気は味わえた。この辺は松濤、高級住宅街とあってオシャレな店が多い。筆者には縁がないが―。
ところで、ここからM先生の研究室のある大学までタクシーで行かないと約束の時間に間に合わない。多少焦りながら交差点近くでタクシーを拾おうと必至だった。そのことに夢中で持っているコーヒーが少し零れていたことに気が付かなかった。原因は持ち運び出来るコーヒーカップの飲み口のところをテープで留めてもらっていなかったことだ。サービスが悪いねと怒っても仕方がない。とうとう先生の研究室までそのまま持ち込んだ。そしてテッシュなどで拭きながらM先生と飲んだのだった。我ながら不覚。
さて、そんな慌ただしいときであっても店の写真は撮った。
Ncm_0494 Ncm_0492_2

『Fuglen』のオスロ本店と東京店のWEB SITEはこちら→http://www.fuglen.no

追記。ノルウェーのカフェでコーヒーが美味いのにはそれなりの理由が。それはすばらしいバリスタの存在があるからだ。何でもノルウェーはバリスタの世界大会で好成績を上げているという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スウェーデンの夏至祭で何か゛?

スウェーデンの夏至祭前夜に起きた粗暴と犯罪。しかし、ダーラナ地方の夏至祭は比較的静かだと23日のRadio Swedenが伝えている。下記はその記事。

"Normal" Midsummer rowdiness and crime
Updated: lördag 23 juni kl 12:28 (publicerades lördag 23 juni kl 11:21) , Radio Sweden 2 gillar

2368415_520_292_2


Midsummer festivities, Photo: Hasse Holmberg/Scanpix.
Midsummer Eve saw the usual traffic snarls, drunkenness, fights, and robberies around Sweden.

A man was taken into custody on suspicion of attempted murder in Kinna, south of Borås, after attacking another man with a knife.

Six people were taken in for questioning after a shooting in Arlöv, in southern Sweden. The victim was able to take himself to the hospital, and reportedly was not seriously injured.

A truck driver was stabbed in Ljungskile early Saturday morning. A suspect has been detained for attempted murder or manslaughter.

One man was detained after a boat chase from the police and Coast Guard north of the island of Smögen, which ended in his ramming a police boat. According to the newspaper Aftonbladet, the chase began after he tested positive for alcohol, was released, and took off again in his boat.

Five people were injured in a boat accident outside Värmdö in the Stockholm archipelago, one woman seriously.

Many areas reported more than the usual drunkenness, but police in Gothenburg said the trouble was not worse than the normal weekend after payday, and in Dalarna Midsummer Eve reportedly was relatively calm.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Trevlig midsommar ! 今日 6月23日はスウェーデンの夏至祭

今日6月23日はスウェーデンの夏至祭。Midsommardagenとなり祝日。

20110624406_2

【写真 :夏至祭に使われる メイポール】

若い頃スウェーデン人やノルウェー人によく聞かされたのが夏至祭とルチア祭・クリスマス。6月と12月に行われる北欧の二大伝統行事。その一つが夏至祭。セント・ジョンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)をイブの夜に枕の下に敷いて寝ると、夢に現れる聖人のご加護があるととも、また、未婚の女性の場合、未来の夫が夢枕に立つともいわれる。

■スウェーデン国の公式サイト

Happy Midsummer!

Welcome to Sweden's official website. Experience Sweden on the web through facts, films, stories and images — and don't miss our blogs. You'll also find us on Facebook, Twitter, YouTube and Flickr.

June 22 is Midsummer Eve in Sweden. Watch our Midsummer film below and read all about how we celebrate this tradition.

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=u8ZLpGOOA1Q

■スウェーデン大使館サイト

6月20日から26日の間の、夏至に最も近い土曜日が夏至祭(当日)Midsommardagen(ミッドソンマルダーゲン)となり祝日となります。

そしてその前夜祭である金曜日Midsommarafton(ミッドソンマルアフトン)は祝日ではないのですが、お休み、あるいは営業時間を短縮するところが多いです。お祝いの仕方ですが、夏の草花で飾られた夏至柱とよばれるポールをたて、その周りで人々は沈まない太陽の下、輪になって楽しく踊りつづけます。夏至祭のテーブルにはニシンのマリネやシンジャガ、イチゴなどが並びます。夏至祭の前夜に若い女性が7種類の花を摘んで花輪をつくり、枕の上において寝ると将来の伴侶が夢に現れるという言い伝えがあります。

■スウェーデンの新聞「8 sidor」の昨日の記事。

Glad midsommar

Publicerad: 2012-06-21

I morgon, fredag, är det midsommarafton.
Då är de flesta som jobbar lediga.
I år verkar det som om det blir
fint väder i större delen av landet.

Vi på 8 SIDOR är också lediga
under midsommarhelgen.
Då kommer inga nyheter på 8sidor.se
Men på måndag är vi tillbaka igen som vanligt.

Glad midsommar

こんな小さな記事でも楽しさが伝わってくるから不思議。月曜日には普通通りに戻ると締めている。


すうぇーでんに行きたくともスウェーデンは遠し
せめてイケアにのせられ
木製のテーブルにスウェーデン刺繍のテーブルクロス
ストックホルムビールで

Ncm_0012_3

trevlig midsommar !

………………………………………………………………………………………………………………………

さて、今年はイプセンと並んで北欧が生んだ偉大な劇作家ストリンドベリィの没後100年。日本でもそろそろイベントがあってもよさそうだとキョロキョロしていたら下記のような講演会を見つけた。生憎出張で聴けないのが残念。
アメリカのwebsite「Strindberg 2012 Festival」に今年のイベント情報が載っているし、もちろんスウェーデン本国でも始まっている。どこかで観たいものだ。日本では俳優座あたりが再演してほしい。「令嬢ジュリー」など。

■スウェーデン大使館文化情報

「ストリンドベリィの女たちーなぜストリンドベリィを演じてきたか」

講演会


第134回 スウェーデン研究講座
日時:6月28日(木)午後6時~8時(5時半開場)
場所:スウェーデン大使館1階アルフレッド・ノーベルオーディトリアム
駐車場はありません。
講師:女優及び脚本家 毛利 まこ氏
言語:日本語
会費:スウェーデン社会研究所会員、スウェーデン語講座受講生は無料、非会員1000円、学生500円(当日受付にて)
申込:sweden@tkm.att.ne.jp 電話:03-5661-6035 ファクス:03-3655-1596
主催:(社)スウェーデン社会研究所

6月は白夜にちなんで毎年スウェーデンの芸術シリーズです。今回は、 元劇団グスタフの看板女優として、また、脚本家として16年間活躍している毛利 まこさんに表題のお話を頂きます。ストリンドベリィはイプセンやチェーホフと並び称せられる世界的なスウェーデンの劇作家ですが、その反社会的な言葉、徹底した人間不信、埋めることのできない男女間の憎悪などの描写で常に衝撃を与えてきました。毛利さんはそのストリンドベリィ劇の女たちを日本で最も多く演じてきた稀有な女優さんです。なぜストリンドベリィなのでしょうか。女優みずから語ってくださいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人の面白テレビ鑑賞 北欧スペシャル

 つい10日ほど前にノルウェーのオスロで銃乱射事件が起きて、あの平和な国が、と世界中が驚いた。痛ましい事件だった。そのまさに事件が起きた日の23日から8日間、BSプレミアムではノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランド、フィンランドの五ヶ国の北欧スペシャルを放送。筆者はたまたま新聞の番組欄で知ったのだが、視たのは再放送分。7月30日午後から視た番組。

①ワイルドライフ
北欧 スカンディナビアの四季 巨大な鹿が森を生きる(7月30日土曜日午後0:00〜1:00)
極寒の中で森に生きる動物たち。巨大なシカを通じて読み取れることは、食うか食われかの弱肉強食の様子だ。

②ぐるっと北欧5000キロ〜スカンディナビア半島・港町巡り〜(7月30日土曜日午後2:30〜4:00)
女優野村佑香がノルウェーの北端アルタから、ロフォーテン諸島、ベルゲン、ウルネス、デンマークのヒアツハルス、スウェーデンのヨーテボリ、オスロ、コペンハーゲン、バルト海のホーンホルム、ゴッドランド島のヴィスビィ、ストックホルム、フィンランドのトッルクまでの港町巡りの船旅5000キロ。
 ロフォーテン諸島の鱈(cod)干しの様子と漁の体験(女性を船に乗り入れると不漁のジンクスを破って大漁)、鱈料理を堪能。ゾルゲフィヨルド近くではバイキング船の木造船建造所を見学、そのデザインや技術に魅了、ウルネスでは最古の木造建築の教会、ここでは磔になっているキリストはうなだれていない、むしろ明るい。木造建築の極意は梁の工夫や釘のないところもバイキングの影響と教会関係者から説明を受ける(この教会の芸術的価値は雑誌「芸術新潮」2008年12月号特集〈ノルウェーの森へ 中世の美とオーロラの旅〉に詳しい)。デンマークに入ってヒアツハルスでは牛の出産シーンに立ち会うなど酪農体験。デンマークの酪農には150ものルールがあって例えば、出産後10日以内に届けなれば罰金をかされるなど細かい規制があるからこそ良質な乳製品を産むと真面目に語る酪農家、バイキングが嗜んだお酒ミュルの入ったチーズ作り―実は南欧からデンマークにもたらした―を学び試食。
 スウェーデンのヨーテボリはその昔は帆船が行き交う交易の中心地だったが鉄の町でもあり、その典型の鍛冶屋を訪問。器用に鉄を扱う職人はこの道40年以上のベテラン、鉄もインテリアとして重宝がられている由。
実際に農場で発見され復元したバイキング船をオスロの博物館で見て納得、その洗練された美意識や機能性、独特な船の先端に北欧人の魂の象徴を感得、海賊は器用で繊細だとそのイメージを見直しながら語る女優野村佑香には、確かな発見があったようだ。とここまで書いて肝心のメモ書きを電車の中に忘れたことに気付いた。仕方がないので後は拙い記憶を辿るしかない。
 ストックホルム、ストックとは柵、ホルムは中洲という意味、大小の島々からなるスウェーデンの首都、人口75万人。旧市街(Gamla stan)にはスウェーデン王室が住む宮殿がある。この辺の地理は大昔のスウェーデン語の教科書によく出てきた地域。でも女優野村佑香は初夏を彩るストックホルムではやはり自分も興味のある北欧家具の世界へ。家具デザイン専門学校を卒業したばかりの典型的なスウェーデン女性二人の作品を鑑賞、そのシンプルなデザインとユニークな素材の組み合わせや優れた機能性に感心。この二人は近くインテリアの会社を設立するという。
 バルト海を11時間かけて最後の停泊地フィンランドのトッルクへ。フィンランド人の家庭を訪問、サウナの洗礼を受け飛び込みの初体験までしてしまう。
旅は人を魅了するけれどもまた、良い意味では人を惑わすことも事実。

③Amazing Voice 驚異の歌声ハイトーン伝説ABBA
スウェーデン生まれのタレントリリコが出演、アバのデビューから解散までの軌跡を追った懐かしきミュージックシーンの数々。

④歴史館アンデルセン・童話に隠された秘話(7月31日午後0:00〜1:00)
博識の仏文学者鹿島茂は北欧文学についても言及。アンデルセンは貧しかったが最後には金持ち階級に世話になり生活に何不自由はなかった。『マッチ売りの少女』や『醜いアヒルの子』や『人魚姫』の解釈が面白い。司会は女優室井滋、心理学者の先生も出演。字幕と人物が合わなかったところもあったようだが。

⑤スウェーデン 神話の森を行く〜魅惑の鉄道 インランズバーナンの旅〜(7月31日午後1:00〜2:30)
夏に運行される鉄道に乗ってスウェーデンの森を訪ねる旅。この世界にあっては妖精伝説もまた魅力的。

⑥ニルスの不思議な旅2011〜美しき夏のスウェーデン大空中紀行〜
セルマ・ラーゲルレーヴの原作をタイムトラベルして現代風にアレンジ。低空飛行でスウェーデンを鳥瞰出来てこれまた楽しかった。

⑦北欧 ファンタジーが生まれる庭〜アグネータ・フロックの宝物〜(7月31日午後4:30〜6:00)
ストックホルム郊外に住むスウェーデンの切り絵絵本作家の優雅な日常生活を追った、愛情溢れる世界。

 以上、この北欧スペシャルの番組を覗いた限りでの映像寸評。見逃している番組もあったが、それはまたの機会か(この放送局は再放送をよくやっているので)このテレビ局が配信しているオンデマンドで視てみたい。これを機に筆者は去年書評を試みたチェコの作家カレル・チャペックの『北欧の旅』を再読。75年前の記録文学の傑作との比較に大いに刺激された。興味のある読者諸兄は筆者のコラム2010年11月20日〜26日の記事を読まれたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人のジャーナリスト・アイ 131 CNNのスウェーデン・マルメ市の連続銃撃事件報道

 一昨日スウェーデンの有力紙「ダーゲンス・ニーへーテル」の電子版を一瞥していたら、スウェーデンの南部の都市マルメ市で殺人事件か、との報道があったが、今朝のCNNの携帯電子版でも伝えていた。移民問題はヨーロッパのイギリス、ドイツ、フランスそしてアメリカといろいろとその国の政治状況と絡んで複雑化している。下記はCNNの電子版から。

移民狙う連続銃撃が15件、同一犯か スウェーデン
2010.10.24 Sun posted at: 16:32 JST


ストックホルム(CNN) 北欧スウェーデン南部にあるマルメ市の警察は23日、同市居住の移民を狙った連続銃撃事件が昨年からこれまでで15件も起き、同一犯の仕業の可能性があるとして捜査していることを明らかにした。容疑者は捕まっていない。死亡者が出ているのかも伝えられていない。
CNN系列の地元テレビTV4は地元警察の情報として、犯行は周到に準備されて暗闇を利用して行われ、犯人には土地勘があると伝えた。首都ストックホルムでは1990年代、レーザー照準付きのライフル銃で移民を標的にする銃撃事件が起きたが、今回の連続発砲はそれ以来の凶悪事件となっている。
一部の犯行は過去数週間内に起き、21日夕にはアパートの窓越しに撃たれた移民の女性2人が負傷。地元紙ダーグブラデットによると、同じアパートの住人は夜になって照明をつけるのが怖いとの不安を示した。
マルメの警察によると、バス停で待っていた少数民族系の男性2人が突然発砲を受ける事件も発生。1人は胴を撃たれたが生命に別条はなかった。警察は、犯人は茂みに隠れて待ち、発砲した可能性があるとしている。22日夜には自転車に乗っていた移民の男性が銃撃を受けたと警察に連絡した。
一連の事件を受け同国の国家犯罪警察当局などが地元警察と協力し犯人を追跡する捜査に着手した。マルメ市内で警戒に当たる警官や警察犬の数も増やした。同市の人口のうち約3分の1が移民。事件は移民社会に動揺を与えており、17歳少女は自転車やバスでの通学を止める車だけにしているとし、事件のことを考え夜も眠れないとTV4に打ち明けた。
同市に住む若者層の携帯電話では事件を受け「殺人者が市内をうろついている。屋内にとどまろう」とのメールが出回っているという。
同国では今年9月の総選挙で中道右派連合が勝利し、反移民政策を打ち出した右翼政党が議席を獲得し初の国政進出を実現させていた。治安悪化に加え、移民への福祉制度を疑問視する見方が国内に強まり始めたことの反映とみられている。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

超人のジャーナリスト・アイ 120 ヨハンナ・シグルザルドッティル アイスランド首相 国家元首で世界初、同性婚

下記は2010年6月28日のアイスランド・レビューの電子版から。
ヨハンナ・シグルザルドッティルアイスランド首相の同性婚報道。

PM Marries with New Marital Law

Prime Minister Jóhanna Sigurdardóttir is among the first Icelanders to marry on the basis on a new marital law which permits two people of the same sex to be lawfully wed, giving homosexual people the same rights as heterosexuals to be married within congregations or by district commissioners, ruv.is reports.

Yesterday Sigurdardóttir and her spouse Jónína Leósdóttir filed an application requesting that their registered partnership be changed to a legitimate marriage. No formal ceremony accompanied the request. The marriage became valid today, the same day as the new law comes into effect.


Fyrst birt: 27.06.2010 17:47 GMT
Síðast uppfært: 27.06.2010 18:23 GMT

Jóhanna og Jónína í hjónaband
Johanna_jonina_2_2

Jóhanna Sigurðardóttir og Jónína Leósdóttir. Jóhanna Sigurðardóttir forsætisráðherra er á meðal þeirra fyrstu sem ganga í hjónaband á grundvelli nýrra hjúskaparlaga, sem leyfa hjónavígslur fólks af sama kyni.
Jóhanna og Jónína Leósdóttir, maki hennar, lögðu í dag inn umsókn um að staðfestri samvist þeirra yrði breytt í löggilt hjónaband. Engin formleg athöfn var þó haldin af þessu tilefni. Hjónabandið tók gildi í dag, um leið og lögin sem veita samkynhneigðum sama rétt og gagnkynhneigðum til að láta gefa sig saman hjá söfnuðum og sýslumönnum.

■最新のニュースのヘッドラインは下記の通り。
July 20 | Björk Wants to Investigate Magma Energy Deal
July 20 | Laugavegur Runners in Iceland’s Highlands Turn Ashy
July 19 | Stolen Campers Found, Thieves Arrested
July 19 | Skate Served St. Thorlákur’s Mass in Summer
July 19 | Fewer Births Expected in Iceland This Year
July 19 | Increased Cod Fishing Quota in Iceland
July 19 | Walkers Complete 650-km Trek Across Iceland Today
July 19 | Horse Show in North Iceland Instead of Canceled Festival
July 18 | Salmon Fishing Successful in Iceland
July 18 | Bilingual Guide to Literary Walk Released
July 18 | Handbook on Icelandic Whales Released in English
July 17 | Accordion Festival at Reykjavík City Museum
July 17 | Pier Festivals in North and South Iceland
July 17 | Black (Arctic) Tern Spotted in North Iceland
July 16 | Two Men Go Berserk in Western Reykjavík

From Iceland Review Onlineより

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧